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創立123年記念式 金光学園
2017/11/17 金曜日
創立123年記念式は、金光学園のほつま体育館で行われ、来賓や生徒らおよそ1,300人が出席しました。
式ではまず、永年勤続表彰が行われ、25年に渡って生徒の教育に尽力した有馬佳澄教諭と中村耕太教諭、守分俊浩教諭に、佐藤乃武雄理事長から表彰状が贈られました。
続いて、金光学園中学・高等学校の金光道晴校長が、「怒ったり憎んだり悲しんだり心配したりする心の中には決して良きものは生まれてきません。和らぎ喜ぶ我が心を大切にして、日々の学園生活をおくってほしい」と挨拶しました。
金光学園は、明治27年に創立して以降、「学・徳・体」を合わせ持ち、世の役に立つ人に育ってもらいたいと願い、生徒一人ひとりのすぐれた資質を磨くことを大切にしているほか、「人をたいせつに 自分をたいせつに 物をたいせつに」を合言葉に教育を行っています。
式の最後に、高校3年の藤澤友菓さんが、「日々の積み重ねが、やがて大きな力となって、人として大きく成長できるきっかけになると思います。金光学園の合言葉の『人をたいせつに、自分をたいせつに、物をたいせつに』の精神を持ち続けて、社会に貢献し、希望の光となれるよう努力します」と決意を述べました。
式のあと、金光学園の卒業生で、現在、萩原工業株式会社の会長を務める萩原邦章さんによる「目標を持とう」と題した記念講演が行われました。
萩原さんは、童話の「ウサギとカメ」を例に挙げ、「ウサギはその時その時でカメに勝つことが目標で、カメはゴールすることが目標だった。目標の持ち方で人生は大きく変わる」と説明しました。
また、「学業とは自分探し。特技、得手、強みを見つけてほしい」と話し、生徒らは先輩からのアドバイスを真剣な表情で聴いていました。
田中祐次