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1554話
「静かにしろ! うるせえぞ! ……誰だ?」
エレーナの怒声が部屋の中に響き渡ったかと思えば、数秒してそんな叫び声が聞こえてくる。
濃厚な血臭と、何よりも予想外としかいえない光景に、この部屋の中には妊婦と巨人の子供、それと巨人に食い殺された妊婦の死体以外に誰かがいると気が付かなかったのだ。
それだけ目の前に広がっていた光景が衝撃的なものだったのだが、ともあれ、そんな声が聞こえてきた方にレイは視線を向ける。
その視線の先にいたのは、三十代程に見える男。
ただし、筋骨隆々と呼ぶに相応しい巨体で、とてもではないが医者や研究者といった者のようには見えない。
男を見た瞬間、ようやくレイは目の前の異常な光景から男に方に意識を集中することに成功し、動揺していた心も落ち着く。
「お前こそ誰だ?」
「ああ? ジャーヤに所属してて俺を知らねえってのか? ……いや、待て。お前ジャーヤの人間じゃねえな? 何だったか……何人もの女を侍らせた、異名持ちの高ランク冒険者がやって来てるって話だったが……」
「レゼル様、レイです。深紅のレイ」
男の側にいた、取り巻きと思われる人物がレゼルと呼ばれた男に囁く。
その言葉で、目の前の人物がレイという名前だと思い出したのだろう。
「で、そのレイが何でこんな場所にいるんだ?」
「俺がここにいる理由か? それは決まってるだろ? どこかの馬鹿がギルムにちょっかいを出してきたから、その報復だよ」
「……ほう。まさか、素直に目的を口にするとは思わなかったな。いいのか、そんな真似をして?」
レイの言葉に、レゼルは面白そうな笑みを浮かべる。
ただ、本人は面白そうに笑っているだけなのだが、短く切り揃えられた髪や強面の顔であることもあり、その笑みは獰猛な肉食獣の如き笑みにしか見えない。
普通の……それこそ冒険者でも何でもない一般人であれば、それこそレゼルの笑みを見ただけで動けなくなってもおかしくはない、そんな笑み。
しかし、現在レゼルの前に立っているのは、レイなのだ。
そしてレイの後ろにいるのは、ビューネ以外はそれぞれが一騎当千、万夫不当と呼ぶに相応しい力を持っている者達。
そうである以上、男の笑みを見てもレイは動じた様子はなく……それどころか、寧ろ笑みすら浮かべて口を開く。
「いいも何も、この行動は正式に依頼されたものだしな。寧ろギルムに手を出した奴がどんな目に遭うのか、それを周囲に知らせる為にも、大きく噂を広める必要がある。それに……」
現在レイ達がいるのはかなりの広さを持つ……それこそセトがいれば部屋の中を飛び回って暴れられるだろう空間的な余裕を持つ部屋である以上、セトに並ぶレイの相棒、デスサイズであっても容易に振り回すことが出来る。
「……そう言えば深紅のレイはアイテムボックス持ちという話だったが……なるほど、本当だったらしい。で、ここでそのような物をだして、どうするつもりだ?」
「そうだな、例えばお前達を胴体の辺りで上下に真っ二つにするとか、身体を左右二つに分けるとか、そんなところでどうだ?」
レイの放つ殺気を感じ取ったのか、レゼルの顔が引き攣る。
だが、寧ろそれで済んレゼルが凄いのだろう。
事実、レゼルの側にいた他の男達は全員が意識を失って床に倒れているのだから。
「随分と強烈な殺気を放つじゃねえか。そっちも噂通りって訳か。……やるな」
「この程度の殺気でそう怯えられてもな。さて、そろそろ覚悟は決まったな?」
「残念だが、そうはいかねえな」
そう言った瞬間、レゼルは口笛を吹くかのように唇を尖らせる。
だが、その口からは何も音が聞こえず……
「いや、何だ? 音?」
「音だな」
「音がするわね」
「口笛?」
「……ん?」
いや、唯一音が聞こえなかったのはビューネだけで、それ以外の面々は全員がレゼルの口から放たれた音を耳にしていた。
そんなやり取りに、今までは余裕の表情を崩さなかったレゼルは、一瞬動きを止める。
まさか、特殊な方法で出した口笛が聞こえるとは、思いもしなかったのだろう。
……レゼルにとって最大の誤算だったのは、やはりレイ達が色々な意味で人外の存在が多かったということか。
ゼパイル一門が技術を結集して作ったレイの身体、エンシェントドラゴンの魔石を継承したエレーナ、世界樹の巫女と呼ばれるダークエルフのマリーナ、アンブリスを吸収したヴィヘラ。
ビューネのみは、普通の人間である以上レゼルの口笛が聞こえなかったようだが、それでレゼルが救われたという訳でもない。
最大の問題なのは、やはり今の口笛を聞かれていたということだろう。
「さて、今の口笛は一体何だったのか。その辺りの事情を聞かせて貰おうか。まぁ、大体予想は出来るけどな」
デスサイズを肩に担ぎながら、レイはレゼルに向かって尋ねる。
その言葉通り、実際に今の口笛が何だったのかというのを予想するのは難しくはない。
そもそもこの地下施設が何の為に存在しているのかというのを考えれば、その辺はすぐに明らかになる。
そして先程の、自分達に聞こえているのを見て驚いていたのを考えれば、恐らく……いや、間違いなく……
「巨人を呼んだ、か」
質問をしならが、レゼルの言葉を待たずにその答えを口にしたレイに、レゼルの眉が小さく動く。
眉が動いたのはほんの少しだったが、それでもレイにとっては確証を得るに十分だった。
そして、巨人が来ると聞き……やる気を見せたのは、当然のように巨人との戦いを楽しみにしていたヴィヘラ。
元々巨人と戦うのを楽しみだったのだから、それも当然だろう。
その上、母親の身体を食い破ってくる光景を目にしたのだから、巨人に対する怒りを抱いてもいた。
もっとも、その怒りはどちらかといえば、巨人よりもジャーヤに向けられたものなのだが。
「ああ、呼んだとも。お前達が知ってるかどうかは分からないが、巨人は強いぞ? それこそ、異名持ちの冒険者であっても、そう簡単に倒せるとは思えない程にはな」
自信に満ちた表情で告げるレゼルに、レイは少し悩む。
……悩んだのは、巨人を倒せるかどうかではない。
その辺は、既にレイの中では勝利が確定している。
ヴィヘラの戦闘力には、それだけの信頼を置いているのだ。
レイが悩んだのは、この場で即座にレゼルを殺すなり、後で情報を得る為に意識を奪うなりした方がいいか、ということだ。
勿論この場でそれらをやるのは、非常に容易だ。
レゼルの体格を見ればそれなりに鍛えているのは分かるが、それでも結局のところ、それなり程度でしかない。
戦闘に特化している――実際には違うのだが――レイ達にとっては、それこそ敵にもならない相手だ。
だが……それでもこうしてレイ達の前で平気でいられるのは、こちらに近づいてくる巨人に対して強い自信があるからだろう。
もし自信の源たる巨人が、ヴィヘラによって一掃されれば……それは、レゼロの心を折るには十分な衝撃となる筈だった。
そして心が折られた相手程、情報を得るのが楽な相手はいない。
(正直、この男がやってたのは気にくわない。気にくわないが……情報は必要、か)
こうしている今も、部屋の中では体内から腹を食い破られて巨人が生み出されるというのは何人かで行われている。
その度に一つの……それも、本来なら娼婦をやるつもりもなかっただろう、ジャーヤによってメジョウゴに強引に連れて来られた女の命が失われているのだ。
そのことに何も思わない訳がなく……それこそ、もし必要がなかったらレゼルは即座に殺されていただろう。
さて、どのような情報を入手出来るか、と。
そんなことを考えているレイの視線の先で、いよいよ巨人が姿を現す。
扉から入ってきた巨人は、身長三m程。
巨人の名に相応しく、身体を見るからに頑強そうな筋肉で包んでいる。
ただ、その手には何の武器も持っている様子はない。
元々武器を持たないで戦うといった戦闘スタイルなのか、ここで余計な破壊をまき散らさない為に敢えて素手で来たのか。
その辺りの事情はレイにも分からなかったが、巨人はその大きな身体で自分の前にいるヴィヘラを見下ろす。
ヴィヘラもまた、そんな巨人を戦闘欲に満ちた目で見て……ヴィヘラと睨み合っている巨人の後ろから、また次の巨人が姿を現す。
(そう言えば、巨人って数え方は匹でいいのか? ……まぁ、モンスターに近いらしいし、いいか)
部屋の中に入ってきた巨人は、全部で三匹。
それぞれ顔立ちは違うが、それでも巨人と呼ぶに相応しい巨体を持っている。
「貴方達が噂の巨人ね? 色々と思うところはあるけど、今日は戦えるのを楽しみにしてたのよ」
「が……がぁ?」
巨人に話し掛けるヴィヘラだったが、話し掛けられた巨人の方は、不思議そうな声と共に首を傾げるだけだ。
そして首を傾げたまま、何気なく拳を握りしめた右手を振り上げ……次の瞬間、無言でその拳を振り下ろす。
下に受けて打ち込む、普通に想像するパンチの類……ではなく、いわゆるハンマーパンチと呼ばれる攻撃方法。
普通の人間が使っても、そこまで強力な一撃という訳ではない。
少なくても、通常のパンチや……何より武器を使った一撃の方が強力だろう。
だが、それを行ったのが巨人ともなれば、話は違う。
普通の人間とは比べものにならないだけの膂力により、大振りではあっても決して攻撃の速度が遅いという訳ではない。
まして、ここにいる巨人は他にも二匹おり、今は黙ってヴィヘラの様子を見ている。
もしヴィヘラが攻撃を回避したら、そこに追撃を放つ為に。
右に回避したら、右にいる巨人が。
左に回避したら、左にいる巨人が。
後ろに回避されれば一瞬タイミングが遅れるが、左右の巨人が同時に。
そのようなことを考えていた巨人達だったが、目にしたのは完全に予想外の光景。
何と、ヴィヘラは巨人の一撃を左右や後ろに回避するのではなく、前に出たのだ。
もっとも、それで驚いているのはレゼルだけだ。
巨人の方はそこまで深く考える頭を持たず……だからこそ、驚愕によって動きを止めるといったことはない。
そのまま巨人の懐に飛び込んだヴィヘラは、いつものように一撃必殺の浸魔掌を使うのではなく、そのまま巨人の右足……正確には右膝に向け、蹴りを放つ。
普通敵の右膝に蹴りを使うのであれば、ローキックと呼ばれる蹴りだろう。
だが、巨人の身長もあってか、放たれた蹴りはハイキックと呼ばれるような蹴りだった。
マジックアイテムの足甲により守られヴィヘラの蹴りは、巨人の右膝に真横から襲い掛かる。
足甲を通して伝わってきたのは、ピキリという何かが避けるような感触と、グシャリという何かが砕ける感触。
「ぐが? が? が……ぐがぁあぁああぁあっ!」
一瞬何が起きたのか分からなかった様子の巨人だったが、右膝を砕かれて床に倒れ込んだことで、ようやくその痛みを理解したのだろう。
痛みの悲鳴と、何が起きたのか理解出来ないといった戸惑い、そして自分が目の前の小さな女を一撃で倒せずに反撃を食らってしまったという様々な理由から、悲鳴とも雄叫びともつかない声を張り上げる。
そうして床に倒れ込んだ巨人だったが、痛みからか、それとも狙ってなのか、手を大きく振るう。
その先にいるのは、ヴィヘラ。
先程のハンマーパンチとは違い、拳を握っていない……本当にただ手を振り回しただけちといったような攻撃だったが、それを行っているのが身長三m近い巨人である以上、それでも十分な威力を持つ。
それこそ、普通の人が食らえばその威力で吹き飛ぶだろうくらいには。
だが、当然ヴィヘラが普通という言葉で括れる筈もなく……
「な……」
目の前で広がった光景に、レゼルの口から驚愕が漏れる。
もっとも、驚愕の声は数秒前にヴィヘラが一発の蹴りで巨人の右膝を砕いた時にも上げていたので、レイ達にとっては珍しくもなかった。
そもそも、ヴィヘラの攻撃を見て驚く者は大勢いるのだから。
ただ、今レイ達の目の前で起きた光景……力任せに振るわれた巨人の腕を受け止め、その力を利用して膝を突いていた状況の巨人を投げるといった真似は、仲間のレイ達から見ても驚くべき光景ではあったが。
投げられた巨人は、そのまま右側にいた巨人にぶつかって床に転がる。
そして残った左の巨人に向かい、ヴィヘラは距離を詰めていく。
巨人も、まさかヴィヘラのような小さな相手に自分の仲間が投げ飛ばされるとは思っていなかったのだろう。
近づいてくるヴィヘラに気が付くのが、数秒遅かった。
「はっ!」
鋭い呼気と共に放たれたのは、拳の一撃。
浸魔掌のような掌打の類ではなく、拳を握りしめた一撃。
その一撃は、容易に巨人の膝の関節を砕くのだった。
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