函館空港なう。
これから東京に戻ります。
今日もナンジャカンジャで夜中まで仕事が入っていて、とにもかくにも最近は真面目に働いております。

ありがたいことに、面白がっていただいているようで、毎日、様々な企画がスタートしております。
ただ、「面白がっていただいている」も何も、僕が言っていることや、やっていることは、本質的には12年前から変わっていません。

作り手とお客さんの垣根が曖昧になった『全員クリエイター、全員オーディエンス』のことや、
『クラウドファンディング』のことや、
『ひな壇に出ない理由』や、
『絵本』のことや、
『町づくり』のこと…
これら全ては12年前から発信し続けていて、その都度その都度、
切り取られて、
編集されて、
歪められた2次情報や3次情報や4次情報を鵜呑みにされて、炎上を繰り返してきました。

その都度その都度、
「なんで、ひな壇で頑張っている芸人を批判するんだよ!」
と言われ、
「いや、僕は一度も批判していなくて…」
という面倒な弁明を繰り返してきました。

こういったメディアによる“切り取りハラスメント”に端を発した炎上と弁明のイタチごっこに、いいかげん辟易して、メディアが編集できない媒体で、自分の考えを1から10まで説明することにしました。

それが、『紙の本』です。

『紙の本』の魅力は「編集できない(編集しにくい)」というところにあると思います。

テレビやラジオや、雑誌やネット媒体のインタビューで喋った内容は、文字起こしされる段階で編集がかかりますし、
TwitterやブログやFacebookやInstagramに書いた文章は、途中途中のワードだけを切り取られて、まるで違う文章に書き換えられてしまいます。

そんな中、紙に印刷した文字は、書き換えるのが難しく、「切り取りハラスメント」の被害を防ぐことが可能です。

とくに、まだ誰も経験したことがない挑戦や概念を理解していただくには“十分な説明”が必要で、途中を切り取られて編集されて歪められて報道されることのない『紙の本』とは、とても相性が良いです。

言っていることや、やっていることは昔から、それほど変わっていないのですが、ここ最近、多くの方に理解していただけるようになったのは『紙の本』で説明したことが大きいように思います。
編集しようがない媒体である『紙の本』には、いつも真実が書かれており、
メディアによる切り取りハラスメントが横行するこの時代に、『紙の本』は俄然、価値を上げています。

今、ビール瓶で殴った日馬富士と、ビンタをした西内まりやチャンが話題です。
ビール瓶で殴られた相手の方が『全治2週間』なのに対して、西内まりやチャンにビンタされた相手の方が『全治1ヶ月』という報道を見て、僕は「西内まりやチャンって、怪力なのかなぁ」と思ってしまっているので、『紙の本』で真実を伝えて欲しいです。


※12月3日に、広島で制作物発表会があります。
映画『えんとつ町のプペル』の制作の裏側を中心に、今、僕が作っているアレやコレやの話をしまーす。
チケットはコチラから↓
【広島】12/3(日)12:00~14:00(予定) 西野亮廣 制作物発表会 第1部 | bruno on the BASE
映画「えんとつ町のプペル」の制作過程を”西野亮廣”解説のもとご紹介。作品が出来上がっていく過程をお楽しみ頂けます。※10日以内に入金が確認できないと無効となります。※サイトのシステム上「配送しました」というメールが届きますが、物品は何も届きません。保護者同伴であれば子供(小学生以下)は参加無料。保護者様は参加権が必要となります)お子様は膝の上でご鑑賞いただきます。当日は、参加権の購入の確認がとれる画面を受付で見せていただいて、中へお入りください。会場へは10分前にお越しください。【会場】イオンモール広島祇園 3Fイオンホール〒731-0138  広島県広島市安佐南区祇園3丁目2−1最寄駅:JR下祇園駅すぐ
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