前回、スキャンの記事を書きましたが、今回はカラーの絵のスキャンについて紹介しようと思います。
手書きの絵をスキャンをすると色がぼんやりする時がありますが、スキャンの時に、パソコンやスキャナー本体で設定できたりするので説明書等を読んでください。
まずは、スキャンする時の色の変化については、スキャンの方で自動調整があったり、スキャン時の光源に依存しているからいう理由があります。
(エネルギー密度は、一番強い光線を100%としたときの相対値)
(A)は、太陽光に違いスペクトル分布で、(B)は三光源蛍光灯を適当に書いてみました。スキャンの光源がなにかはちょっと調べてませんが、蛍光灯がわかりやすかったの例にしてみましたよ。光源に違いがあると、反映しにくい部分が出てきます。この辺りはカメラを扱ってる人の方が詳しいかもしれません。カメラの露出と一緒でスキャンでも、調整して、出来るだけ理想の絵に近づける事が可能なのです。
私の場合はここの「明るさ」「コントラスト」を調整しながら何枚かスキャンをしてみました。
スキャンしまくって、並べてみましたがどうでしょうか?色々ポイントがありますが、まずは「黒」暗く、コントラストも強のほうがくっきり出ます。ただし、コントラスト強では中間色(肌の色等)が失われてしまいます。
黒と、中間色のバランスを考えると、左下か、上真ん中の明るさ「-10」、コントラスト「+5から+10」ぐらいが一番良いと思いました。モニターにも依存するので、その辺はお好みで。
モニターと原画をipodで撮影してみましたが、どうでしょう?
一番左が、無調整、真ん中は明るさ-5、コントラスト+10 、右が原画です。
焦点も違うのでわかりにくいとは思いますが、上の絵と比べると少しはわかるかな?
そんな感じでこれで終わりです。多分絵によっても調整は違ってくるとは思いますが、映像表現について光と影は重要だと。これにつきます。
突っ込み所、質問などあったら、おねがいします。