ジオスの人気クロスバイクに、ミストラルというバイクがあります。5万円程度で買えるお得感と、シマノのロード用完組ホイールが付いてくるコスパの良さ、ジオスブルーで固められた見栄えの良さなどが受け、売れ筋クロスバイクの代表格。
ミストラルはアルミフレーム&クロモリフォークの仕様でしたが、2018年に限定モデルとしてクロモリフレーム&クロモリフォークのミストラルが登場するようです。
<クロモリのミストラル>
アルミフレームとクロモリフレームの大きな違いですが、まずは見た目です。アルミフレームに比べてクロモリフレームは、パイプ径が細くなります。細身のシルエットがカッコいいです。一般論として、アルミフレームに比べるとクロモリフレームのほうが重くなることと、クロモリフレームのほうがフレーム自体のシナリがあると言われますので、振動吸収性はクロモリフレームに軍配が上がります。今のところラインアップに上がっているのは、ジオスブルー一色のみのようです。
<クロモリミストラルのスペック>
メーカーサイトでもまだ出ていませんので、パーツスペックについては不明です。ですが販売サイトを見る限りでは【完組ホイールを含むコンポ全てがシマノで統一】と書いてありますので、アルミミストラルとパーツスペック自体は同じであると思われます。そうするとホイールはシマノのロード用完組、R501だろうと思われます。コンポもアルミミストラルに則り、アルタスグレードかと推測されます。ジオメトリについても不明です。
<アルミミストラルが向く人、クロモリミストラルが向く人>
これについては、用途で選ぶというよりも、単純に見た目の印象で選んでいいと思います。アルミやカーボンのゴツイフレームが苦手という人もいますし、クロモリフレームの持つオールドスタイル感が好きな人もいるでしょう。
ジオスは昔からクロモリフレームの製造には自信を持っていますし、ロードバイクではクロモリも出ています。クロモリということで街乗り的に使うのもアリですし、頑丈なクロモリフレームなので駐輪時も安心です。ロングライドでもクロモリのシナリを使って心地よい乗り心地と加速感を出してくれるでしょう。
クロモリフレームというと、重いというネガティブな面があります。ここで明確にしておきたいのですが、重量的に重いということと、走りが重いということはイコールにはなりません。アンカーのクロモリフレームなんかはすごくよくできていて、持つと重いのに走ると軽かったりします。単純に重量の比較をしてしまうとアルミフレームにはかないませんが、走りの軽さは全くの別物ですのでそこは安心していいと思います。ただし、マンションやアパートなどで階段を使って部屋まで上げるという人は、重量的に重いということはネガティブな要素となってしまいますが。
2018年モデルのアルミミストラルは定価がまだわかりませんが、2017年モデルのアルミミストラルに比べたらクロモリミストラルはわずかに高いです。とは言え、手ごろな価格で買えるクロモリクロスバイクとして、人気が出そうですね。
【2018年モデル 先行販売】GIOS ジオス MISTRAL Cr-Mo ミストラルクロモリ 2018 クロスバイク フラットバーロード スポーツ自転車
http://item.rakuten.co.jp/s-stage/bk11gios_mistral-cr/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_1_10000645
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