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よくあるご質問

ホイールとフレームのマッチングはあるのか?

(質問):フレームとホイールに相性があると聞きましたが、私のフレームはジャイアントのDEFYコンポジットというものです。 柔らかいフレームだと聞いています。ホイールを買い替えようと考えていますが、柔らかいフレームには柔らかいホイールと硬いホイール、どっちのほうが相性がいいのでしょうか?

(回答)◆正直、正解はありません!
雑誌などのホイールインプレ記事で、最近はインプレライダーの乗っているバイクも明記されることが多くなった気がします。これはバイクとの相性も含めての評価という意味だと思います。で、バイク(フレーム)とホイールの相性というのは、確かに存在します。ところがです。この相性というのは【絶対評価】ではありません。 万人が認める相性というものは存在せず、あくまでも乗り手がどう感じるか次第です。

もっというと、世間では柔らかいと評価されているフレームがあったとして、あなた自身がどう感じているかということが大切です。柔らかいと評されるフレームを、あなたが硬いと感じているなら【硬い】のです。こういう評価は、結局のところ違うバイク同士を比較することで初めてわかります。 一台しか乗ったことがない人には、硬いも柔らかいもないわけです。Aというバイクに乗った後に、Bというバイクに乗ってみたら硬く感じた。こういう相対評価でフレームやホイールの硬さがわかるわけです。

◆フレームとホイールの相性
すごく簡略化して、柔らかいフレーム、硬いフレーム、柔らかいホイール、硬いホイールの4つがあるとします。これらの組み合わせは4パターンになります。間違っても柔らかいフレームと硬いフレームという組み合わせはできません。

・柔らかいフレーム × 柔らかいホイール
・柔らかいフレーム × 硬いホイール
・硬いフレーム   × 柔らかいホイール
・硬いフレーム   × 硬いホイール

この4パターンになります。

ここからはもう当たり前の話ですが、柔らかいフレーム × 柔らかいホイールという組み合わせは、【快適性】という観点からしたら極上です。振動吸収性はピカイチでしょう。逆に加速性という観点からしたら、かなり鈍いでしょう。踏み込んだ時の反応が、よく言えば【タメがある】、悪く言えば【鈍い】。

硬いフレームに硬いホイールの場合は、加速性はピカイチでしょう。の代わり振動吸収性は悪いでしょうけど。加速性はピカイチでも、実際に速いかどうかは別問題のこともあります。 硬いもの同士だとペダリングのリズムが合わないと感じる人もいて、シナリがあったほうがペダリングしやすいという人もいます。このように、結局は乗り手がどう感じるかという感性の問題が大きく、DEFYコンポジットにベストマッチで万人が認める相性のホイールがあるわけではありません。

一般的に、かなり脚力のある人はリムが硬くてしっかりとした剛性があるホイールを好まれるようです。快適性に振りすぎて柔らかいフレーム&ホイールだと、踏み込んだパワーが逃げていく感じがして遅くなり、トータルでは疲れるとか。これはあくまでも個人の感覚で、人によっては極上の快適性ということでロングライドで体力温存になる人もいるかもしれません。(初心者ナビ)

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