サワコの朝【松本隆▽今明かす名曲誕生秘話】[解][字] 2017.11.18

1811月 - による admin - 0 - 未分類

(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
今日のゲストは数々のヒット曲を生み出した作詞家でいらっしゃいます。
その数なんと2000曲以上という方なんですけれどもシャイでおしゃれで結構大きい人です。
ふふふっ。
松本隆さんにおいでいただいております。
こんにちは。
ご無沙汰しております。
シャイです。
あははっ。
シャイですよね?はいはい。
それでなんかしゃべりたくないんだけどなぁっていう…。
いつもそういうポーズをとってますね。
ポーズなんですか?いやほんとにしゃべりたくないです。
ええ〜。
そんなことおっしゃらずによろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
(ナレーション)今日のゲストは大学時代に大滝詠一鈴木茂細野晴臣と組んだロックバンド「はっぴいえんど」でドラムを担当。
・風をあつめて僅か3年で解散したあとは作詞家に専念すると…。
・きみをさらってゆくチューリップ「夏色のおもいで」や…。
・風になりたいな・ひみつちいちゃな胸のアグネス・チャン「ポケットいっぱいの秘密」がいきなりベスト10入り。
その後も…。
(太田)・恋人よ僕は旅立つ太田裕美の「木綿のハンカチーフ」など次々と名曲を生み出しヒットメーカーとしての地位を確立しました!松本さんが手がけた歌はどれも時代を彩る名曲ばかりです!
(太田)・探すつもりだ
(寺尾)・くもり硝子の向うは風の街・問わず語りの心が切ないね
(松田)・渚に白いパラソル
(近藤)・Babyスニーカーぶる〜す・Baby俺たちはまだ
(山下)・君は赤道小町・抱けば火傷するかも
(森)・冬のリヴィエラ男ってやつは
(坂本・高橋・細野)・君に胸キュン
(高橋)・気があるの?って
(高橋)・こわいくらい読まれてる更に今月これまでの功績が認められ紫綬褒章を受章し話題となりました!今日は人の記憶に残る曲を作り続けてきた松本さんが歌詞に込めた想いをサワコに語ります。
もう私から申し上げることでもないですけども松本さんの作詞家歴はもう50年近く?47年です。
47年。
それははっぴいえんどのときから入れて?はっぴいえんどから数えてます。
数えて。
で数々のヒット…もうほんとに代表的なのだけをこう挙げてみたんですけれども。
「木綿のハンカチーフ」「東京ららばい」「女ともだち」「SEPTEMBER」もそうですね。
あの歌も?この歌も?みたいな感じになりますが。
松本さんご自身はこのときは苦労したとかなんか思い出深い…。
苦労したかって言われたら全部苦労しましたよ。
みんな苦労した?さらさらっと出てきたものなんていうのは…。
まあそんなないですね。
ないですか。
はい。
(松本)まあ苦労しながらうん…ヒットするとみんなのものになるんで。
皆さんが歌う…歌って歌い続けてくれるからこうやって残ってるんですけども。
なんか「風の谷のナウシカ」まで松本さんが作ってらしたんだって。
ジャンルも広いですよね。
(松本)まあアニメも結構あるんですね。
ええ。
森進一さんだってありますよ「冬のリヴィエラ」だって。
(松本)まあ僕演歌は書けなかったんですけど。
ええ〜っとこれはあの…演歌を書かなくていいからって言われて。
最初に森進一さんの歌を作ってくださいっていう依頼なんですか?うんうん。
そうなんですけどビールのコマーシャルっていうことであの…別に日本じゃなくていいんですかって聞いたらどこでもいいですって言うから。
ねえ。
函館じゃなくてもいいかなぁと思ってね。
うんじゃあちょっとジェノヴァとニースの間ぐらいでやってみようかなと思って。
そういう発想場所をまず決める。
場所を決めますね。
場所を決めるの。
割と僕そうですね。
あっそうなんですか?うん場所から入るときが多いですね。
だからバルコニーとかねあははっ!あっバルコニーとか場所。
なるほどね。
へえ〜まあおいおい一つずつの曲についても聞いていきたいと思いますけれども。
じゃあそろそろここで今でも記憶に残っている一曲というのは松本さんはなんですか?プロコル・ハルムってご存じですか?オルガンが入ってる…。
ジャ〜ンっていうやつね。
ロックバンドなんですけどそれの「青い影」っていう曲です。
懐かしいあれは60年代?僕がだから高校生ぐらいのときにはやって。
でダンスパーティーやるんですよ。
はい。
慶應ですもんね。
うん慶應。
中学から慶應。
まあ大学1年ですねほぼ。
ダンパね。
あははっ!パー券っつって…。
パー券を売るの。
パー券を売り歩いて。
でう〜んと結構僕はバイトでバンドをやってたからもうドラムたたくんですよ。
へえ〜。
でそのダンスパーティーのときによくかかってた?僕ドラムたたいててええ〜っとまあ「青い影」も演奏したことあるし。
ねえ。
急にスローなバラードで「青い影」がかかるとみんなチークを踊りはじめて。
ああ〜はいはい。
で僕はドラムたたいてるから踊れないっていう。
あははっ!ふ〜ん。
それ松本さんもその学生時代から大学…えっいつからバンドは組みはじめていらしたんですか?バンドは高1ぐらいからインストルメンタルのバンドをやってて。
だから僕の…ええ〜っと慶應の部が「風林火山」っていうコンサートの企画団体だったんですね。
で細野さんはあの…立教のなんとかっていうやっぱ似たようなバンドが集まって…。
でそれだから慶應と立教のええ〜っと…。
コラボ?コラボですよね。
で大滝さんは早稲田だったから結構六大学で…。
六大学…三大学のコラボだったんですね。
コラボです。
へえ〜。
(真矢)若者はつつましくてもいい。
でも大人はちょっぴりぜいたくなものを選んでもいい。
こだわって本当に美味しいものを選ぶ。
あたりまえの日用品に美しくすてきなものを選ぶ。
自分の時間のために家事をラクにする道具を選ぶ。
ちょっぴり自分を甘やかそう。
それは人生のちょっとしたご褒美だから。
(ナレーター)おかえりなさい。
ニッポンの家電へ。
パナソニック「Jコンセプト」ただいま!でもそのはっぴいえんどっていうまあ今になるともう幻のバンドというふうに言われちゃうかもしれないけど。
1970年に結成してたった3年間でなくなっちゃったんですよね。
そうです。
まあよく3年もったと思います。
えっそうなんですか?ものすごい個性じゃないですかみんな。
もうだってほんとに頑固な人たちだから。
こだわりすごいし。
松本さんはどちらかっていうとこうなんか調整役っぽく…。
(松本)僕はもう通訳ですよ。
通訳…。
(松本)その間行ったり来たりして。
「松本」なんだっけ…「大滝のアンプのボリュームをちょっと下げてきてくれ」とかね。
あははっ。
ああ〜!もうじゃあパシリのように。
あははっ。
「なんで下げんだよ」って言われたら「いや上げた方がいいですよね」みたいな感じ?いや俺はそのときはねそんなこと言えないから「細野さん自分で言いなよ」って。
言ったんですか?うん。
へえ〜。
ああこれはばらけるなと思ってね。
あっ予感はじゃあどんどん強くなっていって3年目にして。
そうですね。
でそのとき松本さんはじゃあこれからどうしようって思われたんですか?あんまり考えてなくてあの…どうしようと思ってる間にええ〜っと…もう作詞家になろうかなと思ってね友達3人にええ〜っと「作詞家になろうと思うんだけど」。
それはメンバーじゃなくて?メンバーじゃない。
ほかの友達に。
で言ったらそのうちの2人が仕事を持ってきてくれて。
でアグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」とチューリップの「夏色のおもいで」っていうのとだから2枚をほぼ同時に作って。
でそれ両方ベスト10に入っちゃったんですよ。
あははっ!ほう〜!そのときにだってそれまではロック系というかサブカル系っていうか…。
まあはっぴいえんどはサブカルですね。
ですよね。
突然いわば歌謡曲?そういうふうな変更については抵抗はなかったんですか?いやなんかう〜んと…友人なくすだろうなと思いながらやってたから。
友人…音楽関係の友人を。
みんな…細野さんとか大滝さんだから。
うん。
最初は細野さんや大滝さんは「何やってんだ松本」。
うん否定的だったよね。
そういうところ野に下るじゃないけど。
うん。
まあなんかなんとかに魂を売るとかそういう感じでね。
ロック魂をお前は売ったのかと。
そうそう。
でもうん…ちょっとやったらねあの〜みんな分かってくれたみたいで。
詩の素養は松本さんはもっと若い頃から培ってらしたんですか?あっ全然書いてないですよ。
あの〜読み手ではあったけども。
小学校の5年ぐらいのときにう〜んと自分が寝てるベッドの所に父親の本が置いてあるわけ。
はいはい。
ボードレールの「悪の華」ってあったんですね。
でそれ読んでパラパラって見てたら漢字難しいしね中に書いてあることもよく分かんないような。
意味が分からない。
うん。
なんかう〜んと醜い老婆が美しいとかね。
観念的なことが書いてあったりして。
ええ。
なんとなくは好きなんですよ自分は。
詩を読むのが?うん。
でおもしろいなと思って。
でまあそういう趣味もそういう文学少年みたいな趣味も素養としてあってでまあそのあとビートルズから始まったそういうロック好きの自分もいて平行線だったんだけどはっぴいえんどのところで交差したら意外とうまくいったんですね。
ふ〜ん。

(でんきやさん)こんにちは〜。
《オーブンレンジってあっためるだけじゃもったいないんで》ご主人せっかくなんで。
《なので私は食材や調味料を持って行って一緒にお料理を作りながら使い方の説明をしてるんです》
(夫)2のほうね。
はいそうですね。
早いですね覚えるの。
(妻)あっジュージュー鳴ってる。
《電化製品買ってそれでなんか幸せな暮らしができればいいなって。
そういうお手伝いをしたいです》レンジが全部やってくれたんで簡単だったです。
簡単でした?あっよかった〜。
それで最初はチューリップとアグネス・チャンだったわけですけれども。
この歌が大ヒットしますね。
太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」。
でこれは歌謡曲の中でもすごく衝撃的な「恋人よ」と声をかけているのが男の子。
そしてそれに対する女の子。
男の子女の子っていう…。
(松本)往復書簡ですね。
往復書簡ですね。
これはどうやって出てきたんですか?う〜んと…東へと向かう列車っていうのはね当時のディレクターの白川さんっていう人がいて彼はええ〜っと九州なんですよ。
炭鉱町で生まれて育ったっていう人でね「松本君の歌はずっと東京で生まれて育ってるからおしゃれすぎて地方の人にはうけない」って言うのね。
(スタッフ)あははっ!ああなるほどなと思ってね。
じゃあちょっと白川さんをテーマに書いてみようかなと思って。
白川さんの東京に出てくるまでの物語みたいなものを。
そう炭鉱町で…ふふふっ。
育って。
育った人が東京に出てきてスーツ着たらちょっと調子に乗っちゃって…。
(一同)あははっ!でまあそういうモデルは僕の周りにたくさんいたから。
う〜んと…でみんな泣いてるからね。
う〜んと東京へ出てきてね。
東京へ出てきたあとに?うん。
それでまあみんな成功もしてるんだけど内心なんか失ったものも大きいみたいでこういう歌を書けばいいのかなみたいな感じですね。
これはなぜヒットしたとご自身では思われますか?
(松本)「木綿」のハンカチーフだからだと思う。
あははっ。
でまあ木綿っていうのはなんか当時でも70年代でももう死語だったのね。
普通に「コットン」ってみんな言ってたから。
あっ木綿って言葉がもう…。
死語だったんですね。
コットンになってたんですか。
コットンパンツとか。
うん。
それをあえて死語になりつつある木綿っていうのを使ったっていうのは…。
(松本)もうこれ以上安いもんないだろうみたいな。
あははっ!そういうのが好きなんですねなんか。
「雨色」というなんかオトナモードっていう人に書いたやつで「ビニールの傘」って出てくるのね。
でこれもだからこれ以上ありふれたものがないという。
目に入っても目に入らないようなありふれたものになんか命を与えたりするのが。
好きなんですか?好きですねうん。
なるほど。
じゃあ次も売れた…売れに売れた歌でございます。
これは松田聖子さんですけれども。
じゃあこれを松本色にするにはどうするかっていうことはどうやって考えたんですか?それはにじみ出てくるものがある。
にじみ出てくるんですね。
だから「春色の汽車」でも出てますから大丈夫です。
「春色の汽車」がもうすでに松本色?
(松本)松本色ですね。
どこがどう?春色の汽車なんてないじゃないですか。
ないですね。
あははっ!まあないわな。
存在してないけどなんとなく言われてみるとみんな知ってるような気になるでしょ。
そういえばそうそうこの「春色」っていうところであっピンクかなパステルかなっていう感じがここで裏切られるんですよね。
「赤いスイートピー」っていう。
(松本)まあなんか中間色じゃないですかここまですごく。
で中間色で持ってきて淡い色でここでポンと赤が出てくる。
なんか画家の話を聞いているような。
あははっ!なるほど締めるわけですね。
さてここで寺尾聰さんの「ルビーの指環」。
(松本)彼はTheSavageってバンドにいてで「勝ち抜きエレキ合戦」っていうのを僕が中学生のときに勝ち抜いてた人で。
寺尾さんが勝ち抜いてたの。
うん。
彼は最後までいったんですよたぶん。
優勝してると思う。
でテレビで見てたんです。
ああ〜見てたの。
でこの人格好いいなと思ってて。
そしたらねなんか大人になったらその人から詞の注文が来たから子供のときに憧れてた人から注文が来たらいい気分じゃないですか。
うん悪くない感じ。
でなんかそういう感じなの。
なんかそれでこう…。
なんか愛があるんですよねこの「風の街」とかね。
「風の街」ですね。
(松本)まあ僕の中でベスト3に入るぐらいの好きな言葉を使ってる。
取って置きの歌を引き出しから出してきたみたいな。
そういう愛があるんですね。
(松本)そう。
で僕7月だから誕生石がルビーなんですね。
自分も入っちゃった。
あははっ!
(スタッフ)あははっ!ほう〜。
でこれまでね宝石の歌ってないんですよ日本に。
でありそうでないものを作ると売れるんですこれが。
へえ〜!でもこのもう一つすばらしいなっていうか「くもり硝子の向うは風の街」。
なんとなくこうイメージとしてくもり硝子があるな。
で「問わず語りの心が切ないね」。
すると突然「枯葉ひとつの重さもない命貴女を失ってから」。
この1センテンスごとのこの世界の転換っていうんですか。
それがだから歌謡曲の詞を書き出して簡単な言葉で優しい表現しかしないっていう。
1行ずつ簡単な言葉を並べてるんだけど上手にずらしていくわけですよ。
分かるかな。
行の比喩って僕言ってたんだけどね。
だからある行があって次の行を置くんだけどそこにだからひねりを与えていくのかな。
じゃあ例えば「あなたがいなくなって私は寂しい。
涙をこらえて今日も街に出る」っていうこうなんかそれだけでストーリーになってるのだけじゃ駄目なんだ。
そうですね。
間に突然「枯葉ひとつの重さもない命」とかこれって何?っていう行を間に…。
しかも分かりやすい言葉で。
そうそうそう。
でも最初自分でバンドをやろうと思っていらして詞を作りはじめてこれだけ47年間作り続けて今これから僕も松本さんみたいに作詞家になりたいっていう若者が現れたときに何をしなさいとか…。
ずっとねシンガーソングライターの時代がね続いちゃったからね今まではねやめた方がいいって言ってたのね。
みんな自分で書いてるから商売になんないよと。
でもまあそれもね…。
ああそうかシンガーソングライターばかりがいるから作詞家っていう商売が成り立たないと。
でもね冷静に考えるとシンガーソングライターでいい詞書いてる人って10人ぐらいしかいないの歴史上に。
まあみんな思いつきますよ10人ぐらいは。
でそれ以外の人はなんか埋めてるだけだからそれだとねもたないと思うのね。
また少し分業を考えた方がいいと思うよね。
作詞家作曲家歌う人っていうのを。
そのぐらいしかもう音楽に残された救済手段がないような気がするのね。
なるほどね。
で今回また新たなクミコさんのアルバムをお作りになって。
いやあの〜クミコさんを知ったのは私松本さんのおかげだったんですけれども。
もともとシャンソン歌手でいらっしゃって。
(松本・スタジオ)軽く歌ってもすごい声量あるしあの〜リズムいいし。
クミコは60過ぎてますけどまあ僕も68だしなんだろう還暦同士でなんか発表するって今までないじゃないですかそういうこと自体が。
やっぱり歌の世界も芸能界もどっちかというとティーンエージャーの世界ですからね。
ティーンエージャー向けでしょ。
でも昔はだからこういうピラミッドがあってさあの〜年寄りが少なくて若者が多かったわけですよ。
年金を払えるかたちができてた。
ねっ。
今逆になったの。
こういう逆三角形。
でこんなちっちゃなところに相変わらずターゲットをやっていくから売れなくなっちゃってるの。
だからいちばん大きいところをターゲットにしないと意味ないじゃん。
こっち?こっち。
あははっ。
僕らの娯楽になるようなものを作らないと。
それもちゃんと…。
僕らの世代はお金を持ってるわけですよ。
だからCD1枚買うのもすごく…ねえ。
CD買わなくなってますからね。
でしょ?それはおもしろくないから買わないだけで。
おもしろいものを作れば買いますよみんな。
ふ〜ん。
じゃあもう一曲選んでいただいている今でも心に響く曲。
カエターノ・ベローゾっていうねええ〜っとブラジルの歌い手さんがいてその人の「SoInLove」っていう英語の歌ですけど。
何年か前にフッとしたことで聴いてはまっちゃったんですね。
どこで?うちで?うちで。
なんかね途中でね「tauntme」とか…。
はい。
「tauntme」っていうのは…。
「tauntme」っていうのは挑発してるんですよね。
で「hurtme」だからええ〜っと「傷つけて」。
「傷つけてくれ」。
甘いだけじゃないじゃないですか男と女って。
ケンカもするわけじゃない。
なのでそのケンカも含めて好きだっていうのをやっぱりもうかなり普遍までいってるなと思うのね。
やっぱり作詞家として見てるんですね。
まあ曲もすばらしいしコードもすばらしいしこういう音楽好きですね僕はね。
どうですか?いやこんなにゆっくり「SoInLove」を聴いたのは初めてなような気がします。
だいたいこういう内容だったのかっていう。
だからケンカしても要するに君を愛してるって言ってるんだけど突然来るからね。
それがだからこういうのがスタンダードになるのかなと思うので。
ふ〜ん。
詞を作るのに何かやっておくべきことってありますか?語彙を多くしないと。
だから本を読むしかないよねそれは。
語彙。
語彙を多くする。
語彙はだってね絶対数だから。
その中でしか…それが世界になっちゃうから。
だから10しか語彙がなかったらその10で作んないといけない。
それは大変だよね。
今の歌はほんとに限られた語彙で…。
そうですよ。
「夢」だとか「希望」だとかねそんなのを連呼しても全然夢も希望も…。
「夢」と「希望」と「涙」と「明日」。
あははっ。
出来るわけないよね。
「手をつなごう」。
あははっ。
でそれはねだから本を読むしかないの。
それで今後も…。
多彩なゲストが続々登場!お楽しみに!2017/11/18(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝【松本隆▽今明かす名曲誕生秘話】[解][字]

作詞家/松本隆▽「シンガーソングライターで、いい詞書いているのは10人ぐらい…」作詞2000曲以上!時代を超える数々の名曲に込めた想いとは!?サワコが迫ります!

詳細情報
番組内容
ゲストは、作詞家の松本隆さん。元々は、ロックバンドでドラムスと作詞を担当。日本レコード大賞作詞賞を受賞した寺尾聡さんが歌う『ルビーの指環』や太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』、松田聖子さんの『赤いスイートピー』など、誰もが知る名曲の数々を世に送り出してきました。作詞家活動47年の制作曲数は2千曲以上にも及ぶ松本さんに作詞した当時の思い出を交えながら名曲誕生の裏に隠れた貴重なお話をうかがいます!
番組内容2
作詞家の原点は、ロックバンド“はっぴいえんど”での活動だとか。メンバー細野晴臣、大滝詠一との出会い、個性が強すぎた4人のメンバーとのエピソードとは?ロックから歌謡曲への斬新な転身…手掛けた曲の誕生秘話…かねてからの憧れ存在・寺尾聰さんの依頼に特別な想いで臨んだ『ルビーの指環』…その歌詞の秘密が今明かされます!色あせることなく人々の心に響き続ける松本さんの歌詞。“松本隆の世界”にサワコが迫ります!!
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
松本隆(作詞家)
 
音楽
【番組テーマ曲】
「Tea for Two(二人でお茶を)」歌:ドリス・デイ
公式ページ
【番組HP】
http://www.mbs.jp/sawako/
 
お知らせ
【解説放送あり】
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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