撮影&文:三毛ランジェロ
前の日に捕獲したのは3匹。あと2匹が残っています。
降り始めた雨。それは既に弱っている子猫の体力を奪うはずです。そしてその雨は、2匹の保護(捕獲)を困難にするのは明らかです。しかし、それでもやるしかありません。時間との闘いなのです。
もちろん捕獲した3匹も、放置することはできません。
きちんとした初期ケアを行わないと、取り返しの付かない事になる恐れがあります。保護猫の譲渡は、健康な猫が対象です。猫の健康を取り戻し、きちんと新しい飼い主に命を引き渡すまでが保護活動です。
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――2017年10月19日――
■この日、最初のツイート
【コクシジュウム症】
原虫であるコクシジウムが、消化器などに寄生することで発症する寄生虫病。下痢、血便、脱水症状などを引き起こし、重篤化すると死の危険がある。
■この日、2度目のツイート
【読者のコメント】(抜粋)
三毛ランジェロ様の御苦労様を思うと心が痛み何の御力添えにもなれない自分に、とても情けなく悔しい思いで溜まりませんが三毛ランジェロ様も御体には呉々も御気を付けて保護ネコ活動をヨロシク御願い致します…🙇🙇😭😭😭😭😭💖💖💖
miinyanmama
■この日、3度目のツイート
【読者のコメント】(抜粋)
生きて欲しい!
絶対に生きて、捨てた人間の思い通りになんかならないで幸せになって欲しい!!
ごめんね、何にも悪い事してないのに…酷いめに辛いめに合わせた人間の事…本当にごめんね😢
さーちゃん
■この日、4度目のツイート
【読者のコメント】(抜粋)
生きて欲しい!
絶対に生きて、捨てた人間の思い通りになんかならないで幸せになって欲しい!!
ごめんね、何にも悪い事してないのに…酷いめに辛いめに合わせた人間の事…本当にごめんね😢
さーちゃん
■この日、5度目のツイート
【読者のコメント】(抜粋)
目も開いて、ごはんも食べることが出来て良かったね😺💕
残っている子たちがどうか無事でありますように…
雨止め!
さーちゃん
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「私には何もできないけれど」という、読者の方の応援のコメントや、リツイートが、実は保護活動の原動力となっています。小さな声は力はないけもしれないけれど、その声が集まって、現場を動かし、人を動かしていきます。
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必死の対応で、捕獲した3匹の状況は改善してきました。3匹はまだ逞しく生きようとしています。
しかし、残る2匹は――
雨は降り続き、この日その2匹の捕獲はできませんでした。私は、どうか無事でいて欲しいと祈らざるを得ませんでした。
――つづく――
文:三毛ランジェロ
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