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イラク軍、国内最後のIS拠点を奪還
2017年11月17日 21:58 発信地:バグダッド/イラク
【11月17日 AFP】(更新、図解追加)イラク軍は17日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が同国内で支配下に置いていた最後の町ラワ(Rawa)への攻撃を開始し、町を奪還したと発表した。ISが自称する「カリフ制国家」は、イラクとシリアの両方で崩壊に直面している。
ユーフラテス(Euphrates)渓谷に位置するラワへの攻撃は、同日未明に開始され、町は電撃的に奪還された。
イラク統合作戦軍(JOC)の幹部は声明で、「ラワ全体が解放され、全庁舎にイラクの旗が掲げられた」と発表した。
前線でAFPが接触した別の幹部は先に、「ラワに居たIS戦闘員らの大半が、シリアとの国境に向けて逃亡」しており、戦闘は短時間で終わるはずだという見通しを示していた。(c)AFP/Sarah Benhaida