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2018年より公式試合で使用開始になるM号。
先日参加した野球大会では特別にM号を採用した。
2試合(合計4イニング)使用しての感想を書いていく。
触った感覚
重さは変わらないが少し固くなり、ボールの山が高くなったように感じる。
これは個人差がなく、チームメイトの全員が感じていた。
投げた感覚
これはポジション別に感覚の違いが出た。
野手陣は「違和感なし」「以前と変わらない」と全員が同意見。
捕手は2人に聞き「投げやすくなった」「以前と変わらない」と意見が別れた。
気になる投手2人(内1は私)の意見は
「変化球の曲がり幅が大きくなった」
「ボールの山が固く高いため、指にかかりやすく直球・変化球共に投げやすい」
「制球しやすい」
など多くのメリットを感じている。
もちろんデメリットもある。
「山が固く、試合終盤に指が痛くなる」
「山がなくなりやすく、試合終盤ボールがツルツルに感じる」
直球と変化球では握り方が変わってくる。
私は直球の際、親指の間接は曲げずに添えるだけだが、カーブのときは親指の間接を曲げしっかりと握って抜く。
その結果カーブの握りをするだけで、親指のボールと接する箇所がヒリヒリし始めた。
M号に変わった途端、症状として表れたのだ。
6回からヒリヒリとした症状が表れ始め、7回には我慢しながらカーブを投げている状態だった。
また相手投手も7回にマウンド上で
「指がヒリヒリしてきた」
と言い、人差し指・中指を気にしていた。
この指先の違和感はボールを投げる機会が少ない野手だったり、本格的に投手をしているなど、指の皮が厚い選手には関係の無い話だと思う。
しかし草野球をやる人のなかには数ヵ月に一度、年に一度投手をするかしないかという人も少なくない。
そう考えるとこのデメリットは、見逃してはならない重要なことだ。
打った感覚
「球が重くバットが戻された」
芯でとらえても重く感じ、根本や先で当てたときは今まで以上に手が痺れる。
飛距離に関しては「芯でとらえた打球に関しては伸びた気がする」程度だ。
守った感覚
全員一致で「打球が鋭くなった」「バウンドが弾まなくなった」と感じた。
膝下の打球はバウンドしても弾みが少なく速度を落とさない。
今まで高いバウンドで内野手の頭を越す打球も、内野手のグラブが届く範囲までしか弾まない。
そんな印象を受けたのだ。
おわにり
M号に変わって野球が大きく変わった訳ではない。
使用感としては「言われてみれば」程度の感覚だ。
振り返りをしなければA球・M号どちらを使ったのかさえ忘れている。
M号を使用すれば分かるが、ボールが変わったからといってプレースタイルを変えた選手、変えようとしてる選手はいない。
あえて気にする点と言えば指への負担だ。
私の予想に反し、指に違和感を感じる選手が出ないことを願いたい。
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