貴ノ岩の頭のけが「 あくまで骨折の疑い」 診断書作成の医師
貴ノ岩は九州場所を休場し、その理由を説明するため、今月9日に福岡市内の医療機関で作成された診断書を日本相撲協会に提出しました。診断書には、頭の骨を折るなどのけがで2週間の治療が必要と書いてあり、日本相撲協会の理事や外部の弁護士などで作る危機管理委員会は17日、診断書を作成した医師に聞き取り調査を行いました。
この調査に対して、医師は「診断書の『頭蓋底骨折、髄液漏れの疑い』という記述は、骨折と髄液漏れの両方を『疑い』と診断したものだ」と話したということです。そのうえで「CTに現れた線は、過去の衝撃などによってできた縫合のあとなどの可能性もあり、今回の傷害との因果関係はわからないが、念のため骨折の疑いとした」などと話していることがわかりました。
また、全治2週間という診断については「先月26日から今月8日までの2週間という意味で、退院した11月9日の時点では状態は安定していて、相撲を取るのに支障がないと判断した。病院としても重傷であると報道されていることに驚いている」と話しているということです。
一方で、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方は診断書を提出したものの、報道陣の問いかけにはこれまで無言を貫いていて、貴ノ岩のけがの状態や、休場させることにした理由などについては明らかにしていません。
日本相撲協会は捜査を続けている警察と連携して、より詳細な調査を進め、日馬富士の処分を検討することにしています。
貴ノ岩の頭のけが「 あくまで骨折の疑い」 診断書作成の医師
大相撲の横綱・日馬富士が平幕の貴ノ岩に暴行しけがをさせた問題で、日本相撲協会の危機管理委員会の調査に対し、相撲協会に提出された診断書を作成した医師が「頭のけがはあくまで『骨折の疑い』で、診断書を作成した今月9日の時点で相撲を取るのに支障がないと判断した」と話していることがわかりました。
この問題は大相撲の横綱・日馬富士が先月25日の夜、鳥取市で複数の力士との酒の入った飲食の席で、貴ノ岩の態度に腹を立てて殴るなどしてけがをさせたもので、鳥取県警察本部は17日午後から、東京・両国の国技館で日馬富士本人に任意で事情を聞いています。
貴ノ岩は九州場所を休場し、その理由を説明するため、今月9日に福岡市内の医療機関で作成された診断書を日本相撲協会に提出しました。診断書には、頭の骨を折るなどのけがで2週間の治療が必要と書いてあり、日本相撲協会の理事や外部の弁護士などで作る危機管理委員会は17日、診断書を作成した医師に聞き取り調査を行いました。
この調査に対して、医師は「診断書の『頭蓋底骨折、髄液漏れの疑い』という記述は、骨折と髄液漏れの両方を『疑い』と診断したものだ」と話したということです。そのうえで「CTに現れた線は、過去の衝撃などによってできた縫合のあとなどの可能性もあり、今回の傷害との因果関係はわからないが、念のため骨折の疑いとした」などと話していることがわかりました。
また、全治2週間という診断については「先月26日から今月8日までの2週間という意味で、退院した11月9日の時点では状態は安定していて、相撲を取るのに支障がないと判断した。病院としても重傷であると報道されていることに驚いている」と話しているということです。
一方で、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方は診断書を提出したものの、報道陣の問いかけにはこれまで無言を貫いていて、貴ノ岩のけがの状態や、休場させることにした理由などについては明らかにしていません。
日本相撲協会は捜査を続けている警察と連携して、より詳細な調査を進め、日馬富士の処分を検討することにしています。