2017年6月9日加筆・修正
バスウッドの枕木を染める方法
引き抜きレールを使ってレイアウトを作る時は、レールとは別に枕木を自分で並べていかなくてはなりません。レールを敷いてから枕木とレールをまとめて塗装する方法もありますが、わたしはあらかじめ枕木だけを着色しておきます。
用意するもの
・木枕木 (ファストトラックス HOn30用)
・ワイヤーブラシ (100ショップ)
・墨液 (100ショップ)
木目を強調する
墨液で着色する前にワイヤーブラシで枕木を擦っておきます。右が擦ったあとのものですが、枕木の木目がかなり強調されたと思います。
この方法は”着色”というより”染色”に近いので、ワイヤーブラシで全体に傷をつけておいた方が染まりやすいとい利点もあります。
墨液に漬け込む
墨液を希釈した中に漬け込みます。希釈の割合はお好みにもよりますが、墨液1:水10くらいでしょうか。あまり濃すぎると真っ黒な枕木になってしまうので何本か試しながら調整してください。漬け込む時間も濃くしたい場合は長めに、薄目が良い人は短めにしてみてください。
乾かして完成
木目を強調してから染めるだけでかなり雰囲気が変わります。軽くウェザリングをすることで更に実感的になると思います。
まとめ
ワイヤーブラシで擦るのは正直面倒ですが、一手間加えるだけでかなり雰囲気が変わることがわかったと思います。枕木以外は100円ショップで揃えられるので材料費も安く済みます。軽便鉄道や森林鉄道などのレイアウトを作る際はぜひ試してみてください。