北朝鮮 弾道ミサイル搭載可能な新型潜水艦建造か

北朝鮮 弾道ミサイル搭載可能な新型潜水艦建造か
北朝鮮の動向を分析しているアメリカの研究グループは、北朝鮮で、弾道ミサイルを搭載できる新型の潜水艦の建造が進んでいる可能性があるという分析を明らかにしました。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは16日、北朝鮮東部のシンポ(新浦)にある海軍の造船所を、今月5日に撮影した衛星写真を公開し、潜水艦の船体に使われると見られる直径7メートル余りの円形の物体が2つ確認できるとの分析を示しました。

そのうえで、物体は従来の潜水艦の幅よりも大きいことや、この1年、造船所で部品の搬入などの動きが継続してあったことを踏まえると、これまでよりも大きい新型の潜水艦の建造が進んでいる可能性があるとしています。

さらに、シンポにあるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの実験場では、これまで衛星写真に写っていなかった発射装置か、発射支援装置のような物体が確認できるとして、SLBMの開発に向けてさらなる実験が行われる可能性があると分析しています。

北朝鮮は、ことし9月15日を最後に弾道ミサイルの発射などをしていませんが、ミサイルに関連した開発をとめていないことをうかがわせています。
北朝鮮 弾道ミサイル搭載可能な新型潜水艦建造か

北朝鮮 弾道ミサイル搭載可能な新型潜水艦建造か

北朝鮮の動向を分析しているアメリカの研究グループは、北朝鮮で、弾道ミサイルを搭載できる新型の潜水艦の建造が進んでいる可能性があるという分析を明らかにしました。

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは16日、北朝鮮東部のシンポ(新浦)にある海軍の造船所を、今月5日に撮影した衛星写真を公開し、潜水艦の船体に使われると見られる直径7メートル余りの円形の物体が2つ確認できるとの分析を示しました。

そのうえで、物体は従来の潜水艦の幅よりも大きいことや、この1年、造船所で部品の搬入などの動きが継続してあったことを踏まえると、これまでよりも大きい新型の潜水艦の建造が進んでいる可能性があるとしています。

さらに、シンポにあるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの実験場では、これまで衛星写真に写っていなかった発射装置か、発射支援装置のような物体が確認できるとして、SLBMの開発に向けてさらなる実験が行われる可能性があると分析しています。

北朝鮮は、ことし9月15日を最後に弾道ミサイルの発射などをしていませんが、ミサイルに関連した開発をとめていないことをうかがわせています。