東京消防庁 テロなどに備え新しい止血帯導入

東京消防庁 テロなどに備え新しい止血帯導入
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどでテロ事件が起きてけが人が出た場合に備えて、東京消防庁は、新しい止血帯を導入することになり、17日、救急隊員を対象にした講習会が開かれました。
17日、東京・港区の芝消防署で行われた講習会には救急隊員など都内すべての消防署からおよそ300人が集まりました。

救急医療が専門の医師が講師を務め、海外で使われている「ターニケット」という新しい止血帯の使い方などを説明しました。この止血帯はアメリカで起きた過去のテロ事件でも使われた実績があるということで、ほかの止血法では止められないくらいの激しい出血でも対応できるということです。

東京消防庁は、来年1月から、実際の救急の現場でこの止血帯を使う方針です。講師を務めた杏林大学医学部の山口芳裕教授は「緊急時に迅速に対応できるよう、今後も現場での取り組みを強化していってほしい」と話していました。
17日、東京・港区の芝消防署で行われた講習会には救急隊員など都内すべての消防署からおよそ300人が集まりました。

救急医療が専門の医師が講師を務め、海外で使われている「ターニケット」という新しい止血帯の使い方などを説明しました。この止血帯はアメリカで起きた過去のテロ事件でも使われた実績があるということで、ほかの止血法では止められないくらいの激しい出血でも対応できるということです。

東京消防庁は、来年1月から、実際の救急の現場でこの止血帯を使う方針です。講師を務めた杏林大学医学部の山口芳裕教授は「緊急時に迅速に対応できるよう、今後も現場での取り組みを強化していってほしい」と話していました。

東京消防庁 テロなどに備え新しい止血帯導入

2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどでテロ事件が起きてけが人が出た場合に備えて、東京消防庁は、新しい止血帯を導入することになり、17日、救急隊員を対象にした講習会が開かれました。

17日、東京・港区の芝消防署で行われた講習会には救急隊員など都内すべての消防署からおよそ300人が集まりました。

救急医療が専門の医師が講師を務め、海外で使われている「ターニケット」という新しい止血帯の使い方などを説明しました。この止血帯はアメリカで起きた過去のテロ事件でも使われた実績があるということで、ほかの止血法では止められないくらいの激しい出血でも対応できるということです。

東京消防庁は、来年1月から、実際の救急の現場でこの止血帯を使う方針です。講師を務めた杏林大学医学部の山口芳裕教授は「緊急時に迅速に対応できるよう、今後も現場での取り組みを強化していってほしい」と話していました。