またか!という感じの事件が起きてしまいました。
輸入ワインや健康食品の販売を行う「ロイヤルフーズ」の事業に投資するが、約束した高利の配当ができず・・・という、ありがちなパターンです。
事業に投資するということ
それは心中するということ
実際の判断は難しい。
こちらの場合は初めから詐欺をする目的で始めたのかどうかわからないが、数年前から債務超過に陥り、配当できないのがわかっていながら集金していたので、過去がどうであれ詐欺だ。
もし、初めはしっかり配当が出ていたのなら、詐欺かどうかの判断は難しい。
しかし、いずれにせよ、事業に投資するということは、その会社の株を買うことと同じで、その会社と心中することを意味する。
株を買う時には徹底的にその会社を調べたりして、普通慎重になるはずだが、高利回りに目が眩んでしまったのだろうか。
原因は?
勉強不足か
毎年と言っていいくらいこの手の詐欺事件が明るみになるし、大体お年寄りが大金をつぎ込んでいるが、原因は何か?
やはり「投資」というものをちゃんと勉強していないからなのだろう。
普通あり得ないような高利回りの案件を普通に信じてしまっている。それは知識も経験もないからだ。
自分にだけ夢のような案件が来た!と思っているのだろうか。
残念ながら、そこいらの一般人にすごい情報など絶対に来ない。その辺を理解しなければならないのだ。
いつになったらなくなる?
いつになってもなくならない
おそらくだが、子どものころに金融や投資の教育を受けていない日本人は、そのまま大人になっても当然知識がないのだから、こういった事件ななくならないと思う。
とにかく教育だ。これしかない。