あさイチ「プレミアムトーク 栗原小巻」[字] 2017.11.17
生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
井ノ原≫11月17日金曜日の「あさイチ」です。
きょうは俳優の栗原小巻さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
栗原≫よろしくお願いします。
有働≫「わろてんか」は文鳥師匠ですし「あさイチ」は栗原さんです。
豪華ですね。
トークショーというかこういうところでお話しになることはイメージがないんですけれど。
栗原≫あまりございませんね。
よろしくお願いします。
有働≫お話をなさるということは得意不得意は、どちらですか。
栗原≫あまり…。
井ノ原≫「あさイチ」という番組はご存じですか。
栗原≫ちょうどこの時刻ぐらいに起きます。
井ノ原≫同じだったこともあるんですか。
栗原≫はい。
毎朝、大変ですね。
有働≫皆さんからいろんな質問も来ていて栗原さんに聞いてみたいこともあると思うんですけれどこちらまでお寄せいただきたいと思います。
栗原さんから皆さんに聞いてみたいことはありますか?栗原≫皆様がお母様から影響を受けたこと、伝えられたことをお聞きできればと思います。
有働≫どうしてですか?栗原≫私は母からたくさんのこと学んだり、伝えられましたけれどお洋服作りもその1つです。
ですから母が使っていました足踏みミシンを今も使っております。
大事にしております。
井ノ原≫当時のものですか?有働≫どのくらい前のものですか?半世紀ぐらいですか?栗原≫それぐらいですね。
有働≫皆様もありましたらお寄せください。
井ノ原≫お料理でもいいですしね。
有働≫きょうは世界一のクリスマスツリーが実は、日本でことし作られるということでセタチューが現場に行っています。
瀬田君!瀬田≫おはようございます。
私は今、神戸港にあるメリケンパークに来ています。
その世界一のクリスマスツリーというのがこちらにあります。
どうですか?このスケール。
今まさに、メリケンパークに船に載せられて到着しようとしているところなんです。
有働≫つり下げたまま運ばれてきたんですか?瀬田≫そうなんですよ。
つり下げた状態で木の枝を開いて、今まさにメリケンパークに接岸させようとしているんですけれどとにかく大きさがすごいんです。
有働≫大きいんだか小さいんだか分からない。
瀬田≫全長が30mマンションでいうと10階建てのマンションと同じぐらいの高さになっています。
それを持ってきました。
大きいということは重くて24トンの重さがあります。
井ノ原≫生きているわけですよね。
瀬田≫生きた状態のまま持ってきたものなんです。
これは多くの方の作業でここまで運ばれてきたんですけれど1000人を超える人の応援と協力があってようやくここにこの木が到着しました。
このあとこのビッグプロジェクトあのクレーンを使って陸に上げてこのメリケンパークに設置するということで設置が完了すれば世界一のクリスマスツリーがここに完成するということなんです。
この放送中に、実は設置まで行われるということですので一部始終、実際に木が動き始めたらお伝えしようと思います。
有働≫そちらからも声をかけてください。
井ノ原≫お願いします。
有働≫世界一のクリスマスツリーですよ。
井ノ原≫ダイナミックですね。
まずはこちらのVTRです。
有働≫栗原さん。
かわいい〜。
世の男性は、メロメロ〜。
ファンは、コマキストと呼ばれていました。
そしてサユリストと呼ばれたのは吉永小百合さんのファン。
人気を二分して、日本中の男性が2人の女神にノックアウト!そして今もなお輝き続けています。
そんな栗原さんが、39年ぶりに大河ドラマに帰ってきました。
於大の方≫殿が無事戻られたとお聞きし一目、お顔をと思いましてね。
徳川家康の母・於大の方を気品高く演じています。
大河ドラマ出演は「直虎」でなんと、5作目。
前作は、昭和53年放送「黄金の日日」。
まっすぐに生きるヒロインを熱く演じました。
でも、撮影はハード。
バッシャーン…。
バッシャーン…。
大女優なのに、ずぶぬれ!そんなことがあっても…コマキウインク。
こちらの大河では野性的なヒロイン。
馬に乗って草原を走ったりごつごつした河原で寝そべったり痛そう…。
それでも…コマキスマイル。
そして、今回貴重なフィルムを発見。
初出演となった「三姉妹」にまつわる映像が残っていたんです。
後ほどたっぷり、ご覧いただきます。
栗原さん女優への道はまず、15歳で東京バレエ学校に入学。
18歳のときバレエには演技力が必要と言われ劇団俳優座の試験を受けて見事、合格。
国際派女優として海外から注目されたのは日ソ合作の、この映画。
得意のバレエを生かせるヒロイン役。
悲劇のプリマドンナを演じあのボリショイ劇場の舞台に立ちました。
以来、海外の映画に出たり舞台公演を行うなど芸術を通した文化交流に力を注いでいます。
さらに、みずから舞台衣装をデザイン。
これも、これも全部、栗原さんが手がけました。
きょうは、スタジオで大公開。
そんな栗原さんの特別な体験は17歳のときのこと。
「地球は青かった」で知られる宇宙飛行士・ガガーリンが来日。
そのとき、なんと花束贈呈したというのです。
すごーい!ガガーリンってどんな人だったんですか?井ノ原≫すごい!すごすぎますね。
有働≫ガガーリンは教科書で習って白黒の映像で何回も見ましたよ。
井ノ原≫ナレーションの声もちょっとおかしくなっていましたよ。
有働≫ガガーリンに花束をというのはどういういきさつで?栗原≫私が在籍しておりましたチャイコフスキーの東京のバレエ団がありましてボリショイ劇場から先生をお招きして開校した学校だったんです。
私はそこの本科生の第1期生でしたのでそのご縁で本科生としてお役をさせていただきました。
井ノ原≫どういう気持ちでしたか。
栗原≫そうですね、宇宙未来に夢を抱いていたガガーリン少佐が私たちも一生懸命勉強して夢をいつまでも持っていれば実現するかもしれないというそういう気持ちを抱きましたね。
井ノ原≫夢がありますよね。
宇宙に行ったというと。
有働≫今では日本でも宇宙飛行士の方がいらっしゃいますけれど当時宇宙に行ったという人がね。
栗原≫地球は青かったということばがありましたね。
井ノ原≫演技の勉強をすればよりバレエに役立つというところからお芝居をやったということなんですね。
栗原≫私は先生もバレエに向いていると言ってくださいましたし大好きでしたからバレエの夢というのはいつも持ち続けていたいバレリーナでいたいという夢をですね、持ち続けていたいということでそのようにしておりました。
それが俳優になってその夢が実現しました。
井ノ原≫さっきのVTRにありましたね。
栗原≫俳優というのはバレリーナにもなれる、そんな気がしました。
ちょうど映っていた後ろで支えてくださっていたのは当時指導してくださいました先生でした。
映画にも出演してくださいました。
ボリショイ劇場で「モスクワわが愛」という映画で踊るシーンがあったんですけれどしかも私が大好きな「ジゼル」を。
周りの方は本当のバレリーナの方々だったんです。
ボリショイ劇場のシーンは本物の方が出てくださったんです。
井ノ原≫それはどうでしたか?プレッシャーみたいなものもありませんでしたか?栗原≫出演している方の中に私がバレエ学校時代に存じ上げていた方もいらっしゃいました。
留学してきたのかと思われたこともございました。
有働≫バレエでいうと最高峰のステージですよね。
俳優としてでもプリマドンナ役ですよね。
栗原≫当時のプリマバレリーナの方の場所に私を入れてくださって。
井ノ原≫バレリーナでもあったのでこういう映画でいきましょうっていうことだったんですね。
栗原≫プロデューサーの方がそうおっしゃって10年越しの企画だったようですけれどちょうど実現するときに私がですね。
井ノ原≫あの時代にバレエができて女優でという方はなかなかいらっしゃらないですもんね。
栗原≫そうですね。
青春の夢がかなったすばらしい経験でした。
有働≫その後の俳優の活躍もきょうはいろいろと見てまいりたいと思います。
皆さんからいろいろなファックスメールをいただいています。
千葉県50代の方です。
大河ドラマ「黄金の日日」あのオーラ、存在感は今のどの女優さんもかなわないでしょう。
これからのすべての大河ドラマに出てほしいですといただきました。
栗原≫ありがとうございました。
有働≫40年来のファンです。
大河ドラマでの栗原さんは印象的で「黄金の日日」の最終話別れのシーンが深く心に残っていますということです。
皆さん、シーンを覚えていらっしゃいますね。
まず「黄金の日日」からご覧いただこうと思います。
1978年に放送されました大河ドラマです。
戦国の世を武将ではなく1人の商人を通して描いた斬新な作品です。
「黄金の日日」は商人呂宋助左衛門の物語。
演じたのは堺の豪商の養女・美緒。
そして、松本幸四郎さん演じる助左衛門ら個性あふれる奉公人たち。
助左衛門≫美緒様。
なぜ、こんなところに。
いつしか美緒と助左衛門はひかれ合うようになります。
助左…よく無事で帰ってきましたね。
この「黄金の日日」大河初の海外ロケを行った作品でもあります。
舞台は、フィリピン。
助左。
当時、話題になった名場面がこちら。
助左衛門≫好きです。
美緒≫助左!有働≫夕日のシーンが皆さんの間でね。
栗原≫どのシーンも懐かしいです。
印象深く覚えています。
井ノ原≫2歳だったのでぼんやりしか覚えていません。
有働≫ぼんやりも覚えていないでしょ。
井ノ原≫今、拝見しただけでもすごく豪華ですね。
栗原≫呂宋助左衛門を演じられた松本幸四郎さん。
歌舞伎はもちろんですけれどミュージカルでも大変実績がおありの方です。
井ノ原≫現場の雰囲気はどうでしたか。
栗原≫彼はとても生き生きしていて品格あふれる演技で私は「マイ・フェア・レディ」のイライザの役をやりましたけれど「黄金の日日」をご覧になって幸四郎さん、当時は市川染五郎さんでしたけれど染五郎さんは板の上だけでなく映像でもすばらしいと本当に称賛していらっしゃったのを覚えています。
きょうは出てこなかったかしら私は、養成所の同期の林隆三さんもごいっしょでした。
切さたく磨の仲間です。
井ノ原≫同期の方も何人か出ていらっしゃったんですね。
栗原≫先輩方も大女優さんたちもいらっしゃいました。
井ノ原≫撮影現場の雰囲気というのは?栗原≫活気にあふれておりましたね。
井ノ原≫見てみたかったですね。
有働≫和気あいあいという感じですか。
栗原≫フィリピンのロケは時代劇のドラマでは恐らく初めてではないかしらと思いますけれど私の美緒の役ですけれど着物を着てフィリピンの海岸ですとか教会とかに、立ちますとそこに行けることができたというのはとても新鮮でフィリピンの俳優さん方もいてくださってあちらのスターの方々も出てくださいました。
井ノ原≫フィリピンの撮影の感じはどんな感じでしたか?栗原≫今でもその風ですとか空気を覚えているような感じがいたします。
本当に楽しく、やはり広がりというんでしょうか。
大河ドラマの大きさ、規模のようなものも感じましたし。
有働≫先ほど船でびしゃびしゃとかかっていましたね。
あれはスタジオの中だったんですね。
栗原≫嵐を再現したスタジオでした。
井ノ原≫すごいですね。
有働≫スタジオの中に霧のようなもの雨も降らしていたんですね。
栗原≫波のようにどんどん水をかぶってこんなにたくさん水をかぶって。
有働≫水はどのようにかけられたんですか?栗原≫スタッフの方が。
井ノ原≫バケツか何かですか?栗原≫それはあまり言ってしまうと…。
有働≫あれはでも相当な量ですよね。
井ノ原≫スタッフもごめんねと思いながらね。
。
栗原≫今井正監督の「ひめゆりの塔」の雨ですとか水もずいぶんありましたけれどあのときとこのときぐらいですね。
井ノ原≫お芝居もしなくてはいけないし水にもぬれるし。
栗原≫でも最後のころに撮影しました。
そうですね、最後のほうでした。
井ノ原≫関係性も出来上がっている中だったので思い切ってやったんですね。
有働≫大河で言いますと初めてご出演なさったのは「三姉妹」です。
これに関する貴重なフィルムをわれわれ見つけました。
井ノ原≫これが実物です。
有働≫21歳でご出演されましたこちらをご覧いただきましょう。
有働≫フィルムに納められていたのは殺陣をつけるところ。
当時の、こんな制作風景が残っていたのは貴重ですね。
そして、メイクルームの様子。
山崎努さん。
女優さんたちがいらっしゃっていちばん奥が栗原さん。
おしゃべりされて和やかな雰囲気ですね。
そして、スタジオ撮影の様子もありました。
これから本番という時間でしょうか。
1967年に放送された「三姉妹」女性を主人公に描いた初の大河。
幕末、旗本の美しい三姉妹。
その三女・雪を演じたのが栗原さんです。
井ノ原≫今でいうメーキングの映像ですよね。
音声が入っていなかったですものね。
逆に想像しました。
何を話しているのかなって。
栗原≫こうして俳優人生を今、歩むことができますのもこの作品、あの瞬間があったからこそと思っています。
心動かされます。
有働≫大河ドラマは、やっぱり、大きな節目ということになりますか?そうです。
大佛
(おさらぎ)次郎先生の原作で当時を代表する作家でいらっしゃいますしこのときは演出も清水満さんがお一人で最後までなさって。
岡田茉莉子さん、藤村志保さん長兄役の芦田伸介さんや志村喬さん、滝沢修先生山崎努さん、本当にその当時の映画、演劇の名優であって諸先輩の皆さんが1つになっていましたね。
このドラマのときにカラーになるということを一生懸命、研究なさっているようだったんですがそれが実現できずにこのときまでモノクロだったんです。
写真とかはカラーで残っていますが映像はまだだったんですね。
栗原≫この「三姉妹」が姉妹が主なので華やかでお衣装もとてもすてきでした。
このとき、大河ドラマのすごさというか反響というのはどうでしたか?環境も変わってきましたか?栗原≫私は後にその前年に出演した他局のドラマを見てくださってプロデューサーが決めてくださったとおっしゃっていましたけれどとてもうれしかったんですが初めての時代劇で緊張感と、こんな大役をねさせていただくという…何て言うんでしょう。
プレッシャーもありましたか?そうですね責任感というんでしょうかございました。
そのときから大河ドラマに出ると周りからすごいねって。
栗原≫日常と次元の違うドラマという感じがしておりました。
有働≫今も大河ドラマに出ていらっしゃいますがどんなところが当時の撮影風景とかと何が違いますか?栗原≫今、「直虎」の初日の撮影にうかがっていないので分からないんですが初日の撮影の日にスタジオのセットの前にマスコミの方々がカメラマンの方たちが皆さんいらしてディレクターの方やカメラの方がどこにいるのか見えないぐらいでした。
スタジオにですか?本番です。
それで撮影が始まりました。
やりづらくなかったですか。
ええ。
ディレクターの方がどこで合図をしているのか見えなくてたくさんの方の前で。
井ノ原≫カシャカシャ撮りながらですかね。
有働≫初日だと集中してほしいからちょっとと思いますけれどね。
栗原≫それぐらいの中ででした。
話題のドラマだったからですね。
今はそこまでないですよね。
有働≫ニュースになるぐらいだったんでしょうね。
しかも、お正月の場面だったんですね、最初の日。
ですから、よけい華やかで。
有働≫今ご出演いただいているのが放送中の「直虎」です。
前回の放送が本当に大変でございました。
徳川家が一大事で家康は信長から嫡男の信康を殺せと命ぜられます。
そこで重要な役割を果たすのが栗原小巻演じる於大の方です。
於大の方≫私からお願いがござります。
殿。
信康をお斬りなされ。
家康≫人の子の母とは思えぬお言葉。
人の子の母であるがゆえ言うております。
獣は、お家のため、我が子を殺めたりは致しませぬ。
なれど、武家とはそういうものです。
お家を守るためには己自身、親兄弟も子の命さえ人柱として断たねばならぬ時がある。
その中で生かされてきたのですからそなただけが逃れたいと言うはそれは通りませぬ。
それは、通らぬのです。
竹千代。
≫分かりました。
母上。
信康を斬ります。
有働≫これもファックスをいただいています。
家康の手を取って竹千代と呼んだシーンは号泣しましたという20代の方です。
このシーンはどんなお気持ちで演じられたんですか?栗原≫私ね、この於大の役を岡本プロデューサーからお話をいただいたときに実は以前に若き日の於大を演じたことがありましたので懐かしい気持ちでいっぱいだったんです。
今回の於大を演ずるにあたっては演出の渡辺さんや皆さんがそれから出演者の皆さんが築き上げてきた情熱みたいなものをね大切にしながら私自身が歴史の中に生きた戦国の女性の思いというんでしょうか、心をお伝えできればと思って演じさせていただきました。
そういう気持ちですよね。
井ノ原≫当たり前なんですがドラマってそこまでずっと築き上げてきたものがあって途中で現場に入って家康が、分かりましたって言うほどの説得力を持たせるって。
栗原≫先ほど皆様にお願いしたみたいに母親が影響を与えるというか…確かに、於大も若いときに幼い家康・竹千代と別れていましたのでね。
なんか一緒に暮らすようになってからも、お互いの愛情みたいなのが深かったのかもしれませんね。
有働≫家康役の阿部サダヲさんからいただいています。
「栗原さんは僕が小さいときから知っている女優さん。
まさか、お会いできるなんて本当にうれしかったです。
撮影で印象的だったのは於大の方が、家康の側室の子長丸を抱く場面で本番直前まで人形を使ってお一人で、何度も手の角度指先の動きを研究されていました。
さらに、撮影前には本物の赤ちゃんで。
大女優さんなのに役と向き合う姿勢が、すごいな。
僕自身、背筋が伸びる思いで栗原さんのお姿を拝見しました。
撮影の取り組み方に、一切妥協しないお姿は、本当に尊敬。
そして、何よりもリハでもぴしっとお着物で参加される姿はかっこいいんですよ。
阿部サダヲ」というふうにメッセージをいただきました。
阿部サダヲさんが息子ということになりますが印象はどうですか?栗原≫阿部さんは気負いなくその場面にすっと入られて私もそれまで皆さんが作り上げられたものを大事にと思いながらさせていただきました。
何て言うんでしょう家康なんだけれど竹千代、という気持ちで接していました。
有働≫「三姉妹」のときはどきどきしながら新人で大河の現場に入られたとおっしゃいましたけれど今回の大河は全然違う立場ですよね。
栗原≫そうなんです。
私は最初は出演者の中でいちばんの若手でいましたでしょ。
「黄金の日日」のときはちょうど社会の中心になるような位置にいました。
それまでと立場が大きく変わりまして支える立場といいますかそういうふうにさせていただくように演じられればと思って。
井ノ原≫取り組み方は今までと全然違う感じでしたか。
栗原≫そうですね…。
役の入り方は。
それはいつも同じです。
有働≫「直虎」の撮影で大変だったことは何ですか?と20代の方からの質問です。
特に…ほかの作品と違うというようなこともございませんし皆さん、とても温かく迎えてくださいまして以前の大河ドラマでごいっしょだったスタッフの方が訪ねてきてくださったりしてそういうのもございましてねとてもリラックスして入れるように演出の岡本さんはじめそういうふうにしてくださいました。
楽しく。
有働≫今度の日曜日がまた大変な展開になるのではないかと思います。
どういうふうに描かれるのかご覧ください。
映像をいくつかご覧いただきましたが劇団俳優座、入団以来一貫して舞台にもこだわっていらっしゃいます。
舞台で共演されたある方に栗原さんの舞台へのこだわりを伺ってきました。
樫山≫おはようございます。
小巻ちゃん、樫山文枝です。
有働≫樫山さんが驚いたのは登場人物すべての衣装デザインを栗原さんが手がけていることでした。
2人が共演した「メアリー・スチュアート」。
16世紀のイギリスを舞台に2人の女王の生涯を描きます。
樫山さんはデザインが美しいだけでなく演じやすいよう工夫されていることに感心したといいます。
樫山≫下からスカートをはくっていう形で、ツーピースだけどワンピースに見えるドレスに見えるっていう非常に仕掛けもちゃんとしていましたし。
なんて、おっしゃってあてたりして…有働≫きょうは、そのお衣装をスタジオにお借りしてじっくり見させていただきます。
ドレスを見るだけで女子は気分が上がりますが緑のお衣装からご紹介したいと思います。
舞台「アンナ・カレーニナ」でデザインされた衣装が緑のもの。
真ん中が舞台「メアリー・スチュアート」のスコットランド女王・メアリーを演じたときのドレス。
青いものが昨年中国で行った舞台「松井須磨子」で演じられたときのものです。
まずは緑のものからいきましょうかね。
栗原≫「アンナ・カレーニナ」のときに、初めて全員の衣装を作ることになりました。
その際には私は「欲望という名の電車」のブランチをやりましたけれども自分で手縫いでガウンを作ったりしましたけれどもそのときに皆さんのもしたいという気持ちを何百ステージも演ずる中で衣装のことにももともと興味を持ちましたので「アンナ・カレーニナ」のときから全員の衣装をしました。
このときのお帽子もあるんですけれども。
貴族社会ではお帽子が必ず必要ですよね。
ですから私は、お帽子とコサージュと絵を勉強しまして。
井ノ原≫そこからなんですね。
栗原≫全部切って染めるところから。
これは私の手作り。
有働≫どれを染めているんですか。
栗原≫花びらを一枚一枚切って染めて。
井ノ原≫この色のものを買ってくるのではなくて?栗原≫全部染めるんです。
井ノ原≫この色を出したいというのがあるんですね。
有働≫絵を描いたら誰かが作ってくれるわけではないんですね。
栗原≫これは自分で作りました。
有働≫帽子は自分で作れるんですね。
栗原≫すばらしい先生方にご指導いただいて。
有働≫樫山さんは生地選びもすばらしいとおっしゃっていました。
栗原≫これは私の衣装ですけれどもふわっとなるように。
有働≫後ろもすてきなんですよ。
後ろがちょっと出っ張っているスタイルで。
井ノ原≫これもツーピースになっているんですか?栗原≫ここが分かれているんです。
有働≫ちゃんとホックをつけて。
スカートをつるようにして。
白い衣装もワンピースですけれどもちゃんとつるようにしています。
有働≫それはどうしてですか?栗原≫役とか作品のことを学んでいろいろなことを考えてデザインいたしますけれども先ほど樫山さんがおっしゃってくださいましたように演じやすいし、着やすいそして好きになっていただけるようなお衣装を心がけておりますので。
井ノ原≫見た目としてもすばらしくなければいけないけれども、演じやすく動きやすくなければいけない。
栗原≫豪華さも必要ですけれどもそういう部分も必要ですし。
有働≫白の衣装ですけれども生地感がレースだったり。
栗原≫これは16世紀なんですけれども16世紀のファッションといいますか確立された時代でこういうレースもそうですし生地もいろいろな生地が出てきた時代で。
有働≫ファーみたいな。
栗原≫もちろんファーもありました。
有働≫全部見たくなっちゃう。
ビーズもこういう刺しゅうにしましょうとか。
栗原≫お互いの役と役同じ場面にいる方の色彩とか装置との兼ね合いとかそれから質感ですね。
素材選びというのは一生懸命いたしました。
有働≫そして中国で公演されました「松井須磨子」のときの衣装です。
栗原≫「松井須磨子」は2014年から76回ぐらい演じているんですけれどもその2回が北京公演でした。
今までいろいろなところで演劇鑑賞会や新劇鑑賞会で公演もしてまいりました。
来年も実は静岡で公演があります。
井ノ原≫まだお使いになるんですね。
栗原≫中国ブロックや東北にもうかがいます。
舞台の上で1人で着替えなければいけませんので1回で着られるように全部したんです。
井ノ原≫仕掛けを見てもいいですか?有働≫ジャニーズさんもステージで早替えがありますから。
栗原≫1人で早替わりができるようにさっと全部1回で。
ブラウスもチョッキも1回でリボンのところだけ結ぶファスナーがあるんですけれども全部それだけで一度で着られるように。
井ノ原≫日常生活でも楽ですよね。
これがあったら楽だなと思って。
有働≫細かい…ビーズですか?こういうことも?栗原≫そういう素材ですね。
ブレードとかレースを探すのも楽しいです。
井ノ原≫ご自分でお召しになって。
栗原≫これは踊りのときのお衣装なんです。
踊ったときに中がきれいに見られるように。
有働≫オーガンジーも2種類使われているんですね。
栗原≫すそを振って。
井ノ原≫ご自分で着た姿をご自分で生で見たくないですか?それはできないですけれども。
有働≫主役を舞台でされるだけでも大変なのにほかの方の衣装も含めて全部面倒を見ようというのはお好きだからなんですか?栗原≫そうですね。
子どものころから母も作ってくれましたけれども私自身も作るのが好きでした。
井ノ原≫お芝居も作り上げなければいけないですし皆さんの衣装も間に合わせなければいけないというのがあるじゃないですか。
栗原≫そうですね。
夜中になるとこそこそっとネックレスとか。
井ノ原≫ネックレスも見たいですね。
栗原≫いろいろな方のそういうものも作って。
井ノ原≫稽古中にあててと。
栗原≫これは別のものですけれどももう1つメアリーのときのお帽子もドレスと同じ生地で作ったんです。
井ノ原≫合うわけですね。
きょうおっしゃったお母様からいちばん最初に教えてもらったことが今、つながっているということでもありますよね。
有働≫そのファックスもたくさんいただいています。
先ほどの樫山文枝さんからもう1つメッセージを預かっています。
栗原≫大好きな尊敬する女優さんです。
井ノ原≫そうなんですね。
有働≫お肉を夜…。
栗原≫私はね、芝居の前にあまりいただけないので朝を抜いてしまうことがあって芝居のときには本当に前にはあまりいただかないんです。
井ノ原≫力が出なくないですか?栗原≫いや、そんなことは…。
終わりましたらそれこそたくさんいただきたい。
有働≫栗原小巻様の日頃のお食事ってどういうものをどういうところでお召し上がりになるんですか?イメージは毎晩フレンチレストランが用意されているようなイメージです。
栗原≫ふだんは私は自分で作ります。
井ノ原≫和食が中心ですか?栗原≫何でも。
和食も中華も。
井ノ原≫お作りになるんですね。
有働≫お酒は?栗原≫いただかないんです。
有働≫食事の中では何がいちばんお好きですか?栗原≫私は何でもいただきます。
井ノ原≫好き嫌いなく?栗原≫でも、お野菜とかフルーツはたくさんいただきます。
それだとちょっとお料理にならないですけれども。
井ノ原≫やっぱりお肉は食べるとパワーが出ますからね。
栗原≫お肉もお魚も好きです。
有働≫皆さんからもたくさんのファックスやメールをいただいています。
6歳からのコマキストという茨城県の方です。
子どものころから栗原小巻さんの大ファンです。
私の中学校の校歌は小巻さんのお父さんの作詞です。
中1のとき創立15周年の記念式典においでくださったお父様が栗原小巻の父ではなくて私の娘が小巻ですとおっしゃっていたのを覚えています。
いつまでも品のある演技楽しみにしています。
お父様が作詞されたんですね。
栗原≫たくさんの校歌を作らせていただいたようです。
それから栗原小巻さんを「マイ・フェア・レディ」で生で見ました。
きらきらされていました。
今でもパンフレットを大事に持っていますという愛知県の方9時になりました。
ニュースをお伝えします。
大相撲の横綱・日馬富士が、鳥取市内の飲食店で平幕の貴ノ岩に暴行した問題で鳥取県警察本部は、きょうにも日馬富士から任意で事情を聴く方針です。
貴ノ岩からはすでに話を聴いたということで、警察は横綱本人から事情を聴いて暴行に至ったいきさつなどを調べることにしています。
大規模な不正融資が発覚した政府系金融機関、商工中金の在り方について国が設けた有識者検討会の議論がきょうから始まり不正の再発防止に向けた具体策を打ち出せるかが焦点となります。
商工中金は国が中小企業を支援する危機対応融資を巡って全国のほぼすべての店舗で4600件余りの不正融資を行っていたことが明らかになっています。
再発防止に向けて商工中金を所管する経済産業省は有識者による検討会を設け、きょうから商工中金の今後の在り方について議論を始めます。
この中では経営管理態勢をどう強化するかや不正が行われた国の危機対応融資に商工中金をどう関与させるべきかなどが議論されます。
さらに、経済産業省の元事務次官など官庁のOBが要職を務める人事構造や商工中金の株式の一部を政府が保有している仕組みなど政府と商工中金の関係に議論が広がる可能性もあります。
検討会は年内に報告をまとめる方針で不正の再発を防ぐ有効な具体策を打ち出すことができるかが焦点となります。
国連人権理事会が日本の人権状況に関して行った審査で各国からは報道機関の独立性の確保や東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響を受けた住民への支援の継続など合わせて218の勧告が出され政府はそれぞれの勧告を受け入れるかどうか検討することにしています。
国連人権理事会は、すべての加盟国の人権状況を定期的に審査していて今月14日、スイスの国連ヨーロッパ本部で5年ぶりに日本への審査を行い106の国と地域が質問しました。
人権理事会の作業部会は16日、審査で出された日本への勧告を取りまとめて発表し勧告の数が5年前より25%多い218に上ったことを明らかにしました。
勧告の内容は人種や性別による差別の解消や死刑制度の廃止に関するものに加えてアメリカなどが放送法の一部を見直し、報道機関の独立性を確保するよう求めたほか、ドイツなどが東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響を受けた住民や自主避難者への支援を継続するよう求めた勧告もあります。
このほか韓国や中国などは慰安婦問題について日本政府の謝罪や公正な歴史教育の実施などを求めています。
今回の勧告に法的な拘束力はありませんが、日本政府はそれぞれの勧告について受け入れるかどうかを検討し来年3月までに人権理事会に通知することにしています。
では全国の天気、雲の動きです。
冬型の気圧配置は西日本から緩んできています。
日本海の寒気の吹き出しに伴う雲は次第に少なくなっています。
九州や沖縄には雲がかかり雨の所があります。
井ノ原≫本日のゲストは栗原小巻さんです。
有働≫たくさんファックスメールいただいています。
8時台でお伝えした衣装ですけれど、神奈川県の方からいただきました。
「メアリー・スチュアート」観賞いたしました。
あの衣装を小巻さんが担当していたとは感動ですということです。
井ノ原≫観賞された方も知らなかったんですね。
有働≫母に伝えてもらったことということでいただきました。
60代の方です。
私の母は3年前に亡くなったんですが母のぬか床を受け継ぎ毎朝おいしい漬物を食べています。
ぬか床を混ぜるたびに母のことを思い出しますということです。
50代の方からです。
いちばんは、やはり料理です。
ちらしずしや太巻きずし中でも春巻きが得意でことあるごとに作っては友人に差し入れしていました。
今、難病で要介護になりことばも少なくなってしまいましたが命をつなぐためと母の味を思い出して毎日のごはんを作っていますということです。
それから、憧れの大女優栗原小巻さんの出演ということでとても楽しみにしておりました。
母から学んだことは人のうわさ話をしないということです。
人がうわさ話をしてきたとしても返すことばもそうなんですか?だけです。
私もそれを見習っていますということです。
埼玉県の方は私が嫁ぐことになったときあなたも主婦になるのだから主婦の財布を持ちなさいと大きめの長財布をもらいました。
そのとき言われたのは一家を支える主婦が賢くなくてはいけません。
賢い主婦になりなさいと言われました。
悩んだときには母のそのことばを思い出していますということです。
教えというほど大げさなものではありませんがということですけれどご近所におすそ分けなどをするときにはいちばんいいところを差し上げるのよと言われていました。
そのように心がけているということです。
栗原≫皆様お母様から教えられたことばすてきですね。
有働≫栗原さんは裁縫をお母様からとおっしゃっていましたね。
言われたことばとかそのほか大事にされていることはありますか。
栗原≫私が子どものころに音楽とかそういうバレエとかさせてくれましたのもやっぱり母の力といいますかそういうふうにしてくれたということも1つのものだと思います。
井ノ原≫何を習わせようかなとか何を教えたほうがいいかなということをしっかり考えてくださったんですね。
栗原≫たくさんございます。
有働≫私が母から影響受けたことはケセラセラです。
なるようになるさということです。
50歳で亡くなった母ですけれどその年齢を超えてしまいました。
ときに壁にぶつかることもありますけれどそのときは母の言っていたケセラセラを思い出しています。
お好きなことばはありますか?といただきました。
きょうは宝物を持ってきてくださいました。
もしかしたら、そのことばがあるかもしれませんね。
これは何でしょうか?栗原≫千田先生がくださいました。
俳優座を設立された方ですね。
千田先生がお若いころは表現とか言論の自由とか大変厳しい時代だったと思います。
どんな時代でも、どんな状況でも悲観的にならずに前向きに一生懸命芝居の道に進みなさいということばではないかしらと思っております。
有働≫「軽く愉しく」と書かれていますね。
小巻さんはどのように捉えてらっしゃいますか。
栗原≫ですから前向きに軽くしてしまうのではなくてそういう意味ででも一生懸命に努力することはしなくてはだめという。
有働≫千田是也さんは1944年に俳優座を設立されました。
日本代表する演劇界を代表する演出家の方です。
栗原さんが出演された舞台は千田さんの演出作品だったんですね。
栗原≫養成所の卒業公演で田中先生の作品で「自由少年」という作品を千田先生が演出されました。
それで抜てきしてくださいました。
ヒロインでした。
田中先生と千田先生のご指導を直接受けることができて俳優になるという決心がつきました。
その後も劇団に入りましてからも今どのような作品どのような役を演じたらいいかということを考えて作品選びをして演出してくださいました。
有働≫しかも舞台で文化交流という形で。
栗原≫先生は舞台で演技だけではなくて平和ですとか文化交流についてもご指導してくださいました。
それが私の文化交流につながっています。
井ノ原≫プロデューサーじゃないですけれどこれをやったらいいんじゃないかということですね。
栗原≫人生の師です。
恩師ですね。
有働≫舞台についてもたくさんファックス、メールで質問をいただいています。
後ほどお答えしていただきたいと思います。
井ノ原≫世界一のクリスマスツリーなんですけれどいよいよ木が動きだしたそうです。
上空にヘリコプターが飛んでいるそうです。
カメラマンの小林さん。
小林≫イノッチさん、有働さんおはようございます。
有働≫気が早いですね。
サンタクロース?井ノ原≫浮かれているわけじゃないよね?小林≫浮かれているわけではありません。
クリスマスの話題ですのでサンタさんにふんしてお伝えしたいと思います。
井ノ原≫カメラマンさんだよね?小林≫サンタさんみたいなカメラマンです。
上空からお伝えします。
カメラの映像を切り替えます。
有働≫きょうはいいお天気だからよく見えますね。
井ノ原≫上空からこんなに見えるんだね。
小林≫現在ご覧いただいているのは、きょうの神戸の様子です。
画面中央をご覧ください。
井ノ原≫とんがっているのが…。
有働≫今、降りようとしているのかな。
小林≫見えていますね。
先ほど船の上にあった木がクレーンで陸に上げられました。
井ノ原≫さっきは船の上だったんだ。
小林≫すぐそばには茶色い箱のようなものが見えますでしょうか。
井ノ原≫あそこに入れるのかな?小林≫実は植木鉢なんです。
これからその植木鉢に木を植えて世界一大きなクリスマスツリーにしようということなんです。
井ノ原≫ジオラマを見ているような感じだね。
小林≫まもなく木を植える作業が始まります。
それではツリーのそばにいる瀬田アナウンサーに伝えてもらいます。
瀬田さん!瀬田≫私は特別な許可を受けましてこの木のすぐ近くまで来ています。
改めて見ると全長30m圧倒的な高さ、迫力が感じられるんです。
さらにもっと近づいていいという許可を特別にいただいています。
近づきながらお話をしていきます。
こちらの木なんですけれどもともとは富山県氷見市の里山に自生していたもので樹齢150年にもなる立派な木なんです。
これを掘り出しましておよそ1か月かけてこの神戸港に到着したということなんです。
井ノ原≫木も神戸まで来ると思わないよね。
有働≫150歳になってまでね。
瀬田≫見てください生き生きとしているんですよね。
それもそのはず私が身長180cmですのでそれぐらいの、根っこごと持ってきたということが大きなポイントなんです。
有働≫大事に大事に持ってきたんでしょうね。
井ノ原≫技術も大変だよね。
瀬田≫このプロジェクトいったいどんな人が企画したかといいますとこちらの方なんです。
企画されたのが西畠さんです。
西畠≫お久しぶりです。
井ノ原≫さすがだね。
瀬田≫「あさイチ」にもご出演していただきました西畠清順さんです。
ふだんは世界各地を回ってプラントハンターとして珍しいものを持ってくるわけですが、なぜこのタイミングでこの大きな木を神戸に持ってきたんですか。
西畠≫最初は何て言うんでしょうか世界でいちばん巨大な木を運んだ男になりたいなという思いつきが5年前だったんですけれどだんだんどこに立てるかと考え始めたら地元・神戸で僕は特に阪神・淡路大震災の被災者なんですけれどそれを乗り越えて…22年前にねことしめでたく開港150周年を迎えた神戸にみんなのために復興と再生の象徴として立てようと決めてきょうを迎えているわけなんです。
瀬田≫復興と再生の象徴ということで根っこごと持ってきた命の木として持ってきたんですね。
西畠≫最初はニューヨークのロックフェラー・センターから切って持ってきてもよかったんですけれども僕は生き物を運んでいる仕事をしていますのでやっぱり今回この姿を皆さんに見てもらうことで命を運ぶこと、木を運ぶことはどういうことかということをプレゼンテーションしたいというか感じていただきたいと思いました。
瀬田≫今まさに、これから鉢に動かそうということで多くの方が集まっています。
このあと清順さんが実際に指揮を執りながら動かす様子を見ていただきます。
安全のために私たち撮影クルー離れさせていただきます。
多くの方がいらっしゃってお待ちになっています。
よろしくお願いします。
井ノ原≫楽しみにしていますよ。
瀬田≫いよいよ木が動きます。
安全上の問題がありますので大きく離れます。
こうやって見ると大きいですね。
井ノ原≫「あさイチ」の中継に合わせてもらったんですね。
瀬田≫ご協力いただいています。
井ノ原≫珍しいんでしょう。
瀬田≫きょうの日を祝うようにすてきな天気が待ち受けていました。
この会場で清順さんがこれから動かすよ、というアナウンスを始めました。
こういう景色は見ないですよね。
井ノ原≫これは見ておいたほうがいいね。
瀬田≫今、清順さんが会場にスタートという声をかけました。
今、少しずつ木が浮き上がりました。
本当に僅かずつなんですけれど少しずつクレーンで運び始めました。
井ノ原≫ほかにも中継しているのかな?瀬田≫中継はわれわれだけだと思います。
撮影のクルーはたくさん来ています。
クレーンでだいぶ上がってきましたね。
人の背丈ほどの高さまで上がりました。
有働≫大きさがよく分かりますね。
瀬田≫ゆっくりと今、公園の中央のほうに動いてきていますね。
有働≫操作する方も、小さな穴の中に入れるんだから大変だよね。
井ノ原≫あそこだから大変だよね。
もうちょっと手前でもいいかと思ったけれどあそこに置きたいんだよね。
今あそこに植木鉢があれば置けるじゃない。
でもあそこじゃないとね。
角のところね。
あそこがいちばん気持ちいい。
瀬田≫神戸の街と木が一緒に見られる。
そして神戸の街側から見ると海の真ん中に木が立っているという感じでロケーションもすてきな場所にこれからまさに動かそうとしています。
井ノ原≫西畠さんの思いというか阪神・淡路大震災の復興というか思いがやっぱり籠もっていますよね。
有働≫思いだけで、ここまで木も人もね、動かして西畠さんはすごいね。
井ノ原≫世界中の木をハントしてきた人ですけれど地元愛というのが強いんですね。
有働≫ちょっとずつ近づいていますか?瀬田≫だいぶ近づいてきました。
だいぶ上がったからなんでしょうか動きが速くなってきました。
鉢まで、どうでしょうか。
木のてっぺんのほうで頭の上で木全体、幹に全体に鉄のパイプを通しまして固定した状態でクレーンでつり上げています。
ですから木自体は傷めないように命がある状態で持ってきました。
大切な状態のまま木を傷めずにつり上げているということなんです。
有働≫NHKワールドで世界に配信してほしいな。
井ノ原≫これ自体がすごいことをやっているというよりも生きたまま持ってきているという思い込みで世界に伝えたいですね。
瀬田≫これから3mの高さのある鉢の高さそれもそれよりも高いところに空まで上げますのでさらに木が上がっていきます。
井ノ原≫大きさは大丈夫なんだよね?瀬田≫清順さんが鉢の上に立ちました。
井ノ原≫すごいな。
西畠≫オーライ、オーライ。
瀬田≫清順さんのオーライオーライという声とともに青空に吸い込まれるように木が高く高く上がっています。
今2mぐらいでしょうか。
つり上げられました空に上がっていきます。
井ノ原≫ライトアップされるんでしょう?見たいね。
瀬田≫クリスマスに合わせて12月2日以降に見られます。
一般公開されます。
これは12月2日から12月26日までの期間限定でこの場所でずっとその姿を見せてくれる予定になっています。
井ノ原≫来年もあってもいいような気がするけどね。
有働≫神戸港がいちばんきれいに見えるところですからこの木がまた色を添えるんでしょうね。
瀬田≫3mの鉢の高さまで上がってきました。
もっと高くという清順さんの声が会場に響いています。
有働≫この中継中に入りそうですか?瀬田≫入れられると思います。
清順さんがうなずいています。
入れますということです。
やはり生きた木ですので慎重に作業が行われています。
井ノ原≫みんながこの木を今、見ているんだね。
現場の人たちも。
瀬田≫会場はプロジェクトに関わった人だけではなくて幼稚園生から、そして一般の方が本当にたくさん詰めかけているんです。
多くの方がこの作業を見守っています。
地元の方がですね。
有働≫ヘリコプターの小林さん上空から見た感じはどうですか。
あと何mぐらいでしょうか。
井ノ原≫小林さん?小林≫今まさに木が植木鉢の中に入っていきます。
井ノ原≫周りもヘリとか飛んでいるんですか?小林≫今は根っこの部分に詰めていきます。
井ノ原≫ヘリコプターで飛んでいるのは小林さんだけですか。
小林≫今まさに世界一大きなツリーが植木鉢に入れようとしています。
瀬田≫地上から報告しますとヘリコプターは4機から5機飛んでいます。
まもなくですね。
あと少し、あと数mです。
鉢が根と同じぐらいの大きさですからここから慎重です。
井ノ原≫傷つけてはいけないもんね。
瀬田≫そうなんですよ。
この木の様子をきのうから取材していますけれどこれだけ多くの方が木の周りに立って慎重に作業していますので緊張感が伝わりますね。
有働≫まさに入ろうという瞬間にもう1回呼びかけてくださいね。
井ノ原≫そうですね。
いいですか。
有働≫すぐに声をかけてくださいね。
井ノ原≫まだ時間がかかるのかな。
瀬田≫あと数分ちょっとかかりそうです。
またお伝えします。
井ノ原≫続いて「特選!エンタ」のコーナーです。
雨宮≫おはようございます。
よろしくお願いします。
書籍情報です。
クリスマスにちなんだ本をご紹介します。
ナビゲーターは漫画家でエッセイストのヤマザキマリさんです。
ヤマザキ≫よろしくお願いします。
きょうはほっこりしたクリスマスにちなんだお話をご紹介します。
まず最初「トムテ」という絵本です。
ヤマザキ≫北欧ではおじいさんの小人の妖精というのが信じられていて私も最初デンマークに住んでいたんですがそこにもおじいさんの小人が住んでいてトムテというんですけれどささげ物をしないと火をつけられたり泥棒が入ったりするので家じゅうでトムテを至れり尽くせりなんです。
家族を何世代にもわたって守ってくれるといわれている妖精です。
雨宮≫物語を一部ご紹介しますね。
ある雪の夜です。
「目を覚ましているのは小人のトムテ、ただ1人でした。
トムテは月を見上げてふとつぶやいた。
わしにはまだどうもよく分からん。
いや、なんとも難しい問題じゃ。
わしの手に負えそうもない。
けれどトムテは気を取り直していつもの夜の仕事に取りかかった。
トムテは牛小屋の鍵を確かめたり馬や羊、鳥が眠りにつくのを見守っていました。
そしてトムテは母屋に入り主人夫婦を見回ったそれからトムテはつま先立って最後は子ども部屋に入っていった。
トムテはつぶやいた。
難しすぎるわしにはやっぱりよく分からん」。
ずっとこのようにトムテの独り言なんです。
ヤマザキ≫トムテの哲学なんです。
何が分からないのか分からないですけど、たぶん、何世代も人の命の営みを見ているんですね。
そのことを問いかけていると思うんです。
氷と雪に閉ざされた国は内省的になりますよね。
暖かい国では考えなくてもいいことを考えたりする。
私も北海道育ちで漫画家の方で北国育ちの人は多いんですね。
いっぱい考えちゃうんです。
この絵本は絵がすごくきれいなんですね。
月明かりにあたった雪の描写がすばらしい。
ざわざわしてるときにめくると、わしも分からんという気持ちになれます。
大人におすすめですね。
有働≫神戸のほうがもういけそうですか。
瀬田さん!瀬田≫ツリーが、ようやく鉢の真ん中で最終調整中です。
あとはゆっくり下ろすだけという作業です。
ここはやっぱり難しいみたいで風はほとんどないんですけれど木が左右にゆらりゆらりと揺れています。
限られた場所に丁寧に入れようと。
清順さんも今、鉢の上に駆け上がりました。
井ノ原≫ちゃんとまっすぐ立つのかどうかとか、そういうこともね。
それから小さいお子さんたちが頑張れ!と声をかけています。
頑張れって言っているのかな?頑張れって言っているんです。
その声援を受けながら多くの皆さんが人力でも支えています。
下の数十cmから1mぐらい入ってこのあとすっぽりと入る予定です。
半分ぐらい入りました。
井ノ原≫長い間、進めてきたから失敗するわけにはいかないですよね。
でも西畠さんだったら大丈夫でしょう。
後ほどまた中継をつなぎましょう。
雨宮≫「トムテ」の絵本の次はウクライナの民話を基に描かれた「てぶくろ」です。
ヤマザキ≫大人の方におすすめです。
小さいお子さんに読ませたら大人になっても忘れないであろう物語です。
雨宮≫ある日おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。
そこにねずみがやって来て寒いからここに住みたいなということで入っていくんです。
ねずみが着ている洋服がウクライナの民族衣装なんです。
さりげないところに地域性がきちんと演出されています。
そのあと、うさぎやカエルが私も入れて、僕も入れてとどんどん入っていきます。
手袋がだんだんカスタマイズされていきます。
宇宙船のようにドアがある入り口までできちゃって子どものときにこれどうなっているんだろう?手袋の中大きさはどうなんだろう?って。
このあともっとすごいことになります。
オオカミが来るんです。
捕食の関係とか全くなし。
ありえない共生ですよね。
でもみんな同じ向きを向いて行儀よく収まっているんです。
不思議でしょうがなかったです。
雨宮≫しまいには、熊までやって来るんですよね。
ヤマザキ≫どうも熊も入るらしいんですよ手袋の中の獣臭がただならぬ状況になっていると思います。
窓も開いているんです。
子どものときこれを読んだときに手袋に入りたいと思いました。
熊も入れるんだったら自分も入れますよね。
でもとんでもない、てんまつを迎えるんです。
最後は話しませんけれどね。
ええ!とびっくりする感じで終わるんですよ。
不思議なSF手袋絵本です。
本当にいい絵本なので大人になってもまた読みたいという気持ちになります。
井ノ原≫ばらばらだけどいろんな人も1つにまとまるよという気持ちがありますよね。
ヤマザキ≫意見を入れて共生して受け入れてどんな生き物も寒かったら助け合いましょうね。
有働≫人間界のメッセージも込められていますね。
雨宮≫最後は漫画をご紹介します。
「それではさっそくBuonappetito!」これはイタリアで生活していたヤマザキさんがご自身の思い出とともにイタリア料理のレシピを描いている作品です。
ヤマザキ≫私の唯一のレシピ本です。
私ができる料理しか描かれていません。
3分ぐらいでできるがさつなものしかありません。
でもこんなに手軽にできるんだと。
雨宮≫一部パネルにしました。
イタリアの年末年始ですね。
ヤマザキ≫イタリアのクリスマス皆さん憧れると思うんですが実態をご紹介します。
数日間にわたって食べ続けるのでイタリアのスーパー中からものがなくなります。
そして、うちの実家の場合はなぜか手作りでソーセージを作りたがっていた家なんです。
豚をつぶすところからやりたがるんです。
灰色の肉片がクリスマスの時期に家に並んでいて包丁を持ったしゅうとめがいらっしゃい!と出てきてうちのしゅうとめとしゅうとは仲が悪いので私たちびっくりしてしまうんですがそういう錯覚を何度も起こしつつソーセージ作りに私も携わらなければいけないんです。
腸詰めみたいな。
これを年末年始の間、特にクリスマスの時期にみんなで一生懸命食べるんです。
ソーセージを作るのに参加させられるんです。
動物の腸の中に肉を寒いところで詰めていっておいしくできればいいんですけれど、おいしくないんですよ。
なんだよ!それ。
まずいしたまにカビとか生えてるしでもそれをクリスマスプレゼントであげるんです。
みんな迷惑そうにありがとうともらっていくんです。
残ったものは春ぐらいまで私たち食べなければいけないんです。
嫌なんですよ。
それ以外にもソーセージはもとよりいろいろなものを食べていくんですがとにかく食べ続けるんです昼も夜も。
カロリーを記載しました。
例えばスポンジケーキもワンホール食べちゃうんですけど1切れで700キロカロリーです。
ワンホールは3000kcalありますね。
イタリア中の胃袋がパニック状態になります。
悲鳴を上げるんです。
食べるしかないんですこの時期はね。
ふと気が付くと、うちの家族が解体前の豚のようになっているんです。
井ノ原≫食物連鎖みたいですね。
ヤマザキ≫それを見てみんなが焦って急にダイエットモードになるんです。
年始ぐらい。
そして粗食極まりない食事になります。
なんでそんなに食べちゃったんだろう。
雨宮≫日本で言う七草がゆみたいなものですね。
ヤマザキ≫もう食べたいってみんなどこかに隠れて食べに行ったりするんですけれどみんなやつれてげっそりになった方たちが年始のイタリアには増えるんです。
おもしろいね。
これが、イタリアのクリスマスの実態です。
すてきなホワイトクリスマスではなく、肉をつぶすところから。
有働≫しかもおいしくないんですよね。
おいしくない肉をいつまで食べ続けなければいけないのか。
クリスマスのすてきな思い出を春まで引っ張るんです。
現実感がすごいな。
有働≫美しいばかりではないんでしょうね。
外から見ると美しい感じがしますけど。
ヤマザキ≫漫画で実態を暴いていくのが私の特性です。
ことしももちろん肉を詰めなければいけないと思いますがあまり考えたくありません。
おいしくなるようなアドバイスをするのも難しいですか。
日本から調味料を持っていって知らない間に入れてしまおうかなって。
自分用にね。
ギョーザテーストとかね。
雨宮≫クリスマスの話題でした。
有働≫実家に帰って大丈夫ですか?ヤマザキ≫大丈夫です。
井ノ原≫きょうは移動の花屋さんが来ているらしいので行ってきますね。
駒村≫おはようございます。
これからガーデニングを始めてみようという方必見のお花屋さんを開こうと思っていたんですが店長がまだなんです。
いいじゃないですか、きょうは忙しいみたいですし。
金子≫おはようございます。
店長が来ちゃったよ。
遅いですよ。
きょうは、イチおしのお花を持ってきました。
のれんを見て。
きょうはプチ自慢できるようなお花を紹介したいと思います。
井ノ原≫いい香りとともに。
駒村≫プチ自慢はどういうこと?金子≫皆さんにちょっと自慢できるようなというお花をご紹介していきます。
駒村≫テーマは初心者マークです。
こっそりとプチ自慢できる植物をご紹介します。
1つ目のプチ自慢です。
金子≫ちょうど今、園芸店に行くとかわいい冬の定番を売っていますね。
長くお花が咲くんです。
だけどきょうはプチ自慢ですからビオラもいいんですけれどかわいらしいキュートなお花たちをご紹介します。
これじゃないんですね、自慢は。
駒村≫まずは一般的なビオラですね。
プチ自慢できるビオラをこれからご紹介します。
こちらを見てください。
よく花を見るとあの動物の顔に見えませんか?駒村≫ヒントを出してもらえますか?ぴょんと。
井ノ原≫うさぎですか?ピンポン!かわいいでしょうさぎ型のビオラです。
耳がぴょっと立っていて。
碧いうさぎという名前が付いています。
この色からだんだん青っぽく花が変わっていくんです。
もう1つのは空飛ぶうさぎということで。
空を飛んじゃっていますね。
ずらっと耳が立ち上がっているものがラビットタイプのうさぎというふうに言っています。
いろいろなうさぎがありますね。
駒村≫かわいいでしょラビットタイプっていうのって近所で盛り上がる。
逆にこちらがラビットタイプですよねっていうのもありですよね。
みんなに自慢したくなりますね。
続いてです。
金子≫すごいでしょう。
フリフリしているタイプです。
井ノ原≫これはラビットじゃないですね。
金子≫ラビットではないです。
ころんと丸いのがなんとも豪華な感じがするでしょう。
一度聞いたら忘れられないドラキュラっていう名前が付いているんですよ。
かわいいでしょう。
とにかくインパクトがある名前にしたかったということです。
それとフリフリ感がドラキュラのマントみたいだというところから今非常に人気があるビオラです。
井ノ原≫こっちもドラキュラなんですか。
金子≫ドラキュラです。
いろいろな色幅があります。
井ノ原≫ドラキュラタイプって言えばいいですね。
金子≫真ん中に入れましょう。
かわいいねと言われるんですがミニミニタイプのビオラですね。
プチサイズの花がとにかくかわいくて多摩の星空という名前が付いています。
駒村≫多摩川の多摩です。
井ノ原≫なぜ?金子≫その辺りで作られたといわれています。
私の指がちょっと太いんですがそれよりも花が小さい。
かわいいでしょう。
小さいがゆえに、奥様たちにうわあ、かわいいとよく言われるということですね。
井ノ原≫多摩タイプですね。
金子≫多摩タイプかな?駒村≫どれだけ通なんですか。
金子≫プチ自慢しちゃだめ。
駒村≫全部違うビオラだからそれぞれ個性的なビオラを持っているとプチ自慢ができます。
さらにプチ自慢がございます。
金子≫今は花を紹介しましたけれども花だけではなくほかにもプチ自慢できる植物をご紹介します。
井ノ原≫花だけではない。
駒村≫見た目だけではなくて。
金子≫先ほどイノッチが、香りがと言っていましたよね。
これは香りが楽しめる植物です。
どうですか、いい香りがするでしょう。
井ノ原≫すごい、なんか食べ物にもなりそうな。
金子≫これはバニラアイス。
井ノ原≫そうそう、バニラバニラ。
金子≫こちらはまた香りが違うんですよ。
井ノ原≫犬?犬だな。
金子≫これは一応、綿菓子のような…。
井ノ原≫犬でしょう。
ああ蜂蜜だ。
なんか蜂蜜の…高い蜂蜜のにおいがする。
金子≫OKOK!井ノ原≫雨の日の犬みたいな香りもしますね。
金子≫スイートアリッサムという小さい花が咲きます。
いい蜂蜜と先ほどおっしゃったのがネメシアという花です。
どちらが好み?井ノ原≫ネメシアですかね。
蜂蜜と聞いて蜂蜜か!とたどりついたけれども。
金子≫長く花が咲くんですよ。
お日様が当たってくるとどんどん香るので特に午前中にいい香りちょうど今の時間にいい香りがするんですよ。
駒村≫玄関先に置いておくと通りがかりの人があのお宅いい香りがするわって。
井ノ原≫ワンちゃんをお飼いになっているんですか?って。
駒村≫蜂蜜の。
もう1つありますね。
金子≫今は花でしょう香りでしょう。
もう1つ出てきましたね。
葉っぱ。
葉っぱも自慢できるよということなんです。
ヒューケラという植物なんですけれども実はいろいろな葉っぱの形や色があるよということなんです。
私はリーフマニア。
カラーリーフマニア葉っぱのいろいろな種類が1つのものでいろいろあるものが大好きなんです。
だからリーフマニアというんですけれどもこれだけいっぱいあります。
いろいろな種類のカラーリーフ。
普通は緑色の葉っぱのものに黄色かったり赤っぽいものがあったりそれだけでわくわくします。
変なところでマニアを紹介しちゃいましたけれども。
駒村≫きょうは15種類ですけれども、もっとあります。
15色以上あります。
金子≫井ノ原さんだったらどれが好き?唐突ですけれども。
井ノ原≫これが好きです。
金子≫出してみますね。
駒村≫きょうは寄せ植えを作ります。
この中から3つを選びます。
まず1つ選びました。
これだけ色のバリエーションがあるのでそれを生かして、色遊びもしていこうと思います。
金子≫まずは赤紫っぽい葉っぱのものを選んでもらいましたね。
今度はこれに寄せ植えということですから引き合わせる色の反対色のものがいいかなということでご紹介したいものがあります。
駒村≫これからご紹介する色の選び方をするとワンランクアッププチ自慢できる寄せ植えになります。
カラーチャートと呼ばれるものなんですが似た色が並んでいるので反対色もすぐ分かります。
イノッチさんが選んでいただいたものがどこに当てはまるかというと。
金子≫下の辺りですか。
駒村≫丸をつけましょう。
反対色はというと対角線に進んでいったこの辺りですかね。
金子≫緑色ということでこの中だとどれを合わせますか?井ノ原≫この中でいったら、これ。
金子≫ずいぶん渋い色を選びましたね。
隣に置きますね。
駒村≫3つ目ですけれども。
金子≫2つの中間の色を選んでもらうということですね。
青系の辺りかオレンジ系の辺りか。
井ノ原≫裏も赤いですよね。
金子≫それ、いいですよね。
こういう組み合わせでいいと思います。
鉢に入れてみましょう。
きょうは時間もないので載せるだけという形になりますけれども。
井ノ原≫もう少し明るい色のほうがよかったですかね。
こっちにしようかな。
駒村≫カラーチャートの隣の緑色ですね。
厳密にジャストじゃなくてもいいんですよね。
金子≫それでいいと思います。
駒村≫これでどうですか?金子≫すごいかっこいい。
ヒューケラはいろいろな色があるので色にこだわるとプロ並みの寄せ植えができる。
これだったら完璧、プロ級ですよ。
だってすごいきれいじゃないですか。
こういう寄せ植えとかが自分のおうちに置いてあるとあっ、井ノ原さんちのご主人すてきこんなきれいな寄せ植えができてって。
井ノ原≫犬も飼ってるし。
駒村≫蜂蜜のにおいですから。
プロ並みになるということで皆さんもぜひプチ自慢できる寄せ植えをしてみてください。
有働≫クリスマスツリーどうなったかな。
瀬田君!瀬田≫全長30mのクリスマスツリーの設置が完了しました。
無事に。
有働≫おめでとうございます。
西畠≫ありがとうございます。
井ノ原≫長年の夢が。
瀬田≫設置されましたがどうですか。
西畠≫僕のプロジェクトだけでなくこんなに皆さんに見守っていただいて僕のプロジェクトではなくみんなのプロジェクトになったなという感じがします。
瀬田≫みんなで一緒にこの木を神戸に植えようということをおっしゃっていましたものね。
西畠≫いちばん背の高いクリスマスツリー僕の挑戦に見せかけて本当はこれからみんなで挑戦するメッセージカードで参加してもらえるシステムなんですけれどもこのオーナメントの数で世界一ギネス新記録を目指すというのが本当の趣旨なんです。
世界一のクリスマスツリーを日本で実現しようぜと。
瀬田≫メッセージカードにメッセージや願いや祈り希望を書いて清順さんが一個一個をこれを木にかけます。
その姿が12月2日から26日まで期間限定でここに立つ。
世界一のみんなの気持ちがこもった命の木の本当の完成を迎えます。
西畠≫イノッチさんや有働さんもぜひ参加してください。
いただいたらみんなのオーナメントがロープにつながって。
瀬田≫会場に来てくださったら書くこともできます。
インターネットでオーナメントを購入することもできます。
井ノ原≫西畠さんのかけるでもあるんです。
全部かけるとおっしゃっていたから。
西畠≫全部登ってかけます。
これに登ります。
井ノ原≫すごいわ、それは見たい。
西畠≫日曜日に上って。
瀬田≫どんどんオーナメントが増えて変わる姿もみんなに見ていただくプロジェクトなんですよね。
多くの方に来てほしいですね。
西畠≫とにかく迷っている間はなくこんなことはないのでたくさんの人に見てもらえたらなと思います。
有働≫改めて木を見てどうですか。
西畠≫富山の山にいたときは1人だったんですけれどもこんなにみんなに見守られて地元の人に送られてまたこちらの地元の人に受け入れられてこんなに幸せの木はないと思います。
人知れずいつも木は切られて家具になったり家になったりしているんですけれどもこんなに幸せな木はないと思います。
有働≫皆さんも現地に足を運んでいただきたいと思います。
西畠さんありがとうございました。
きょうもファックス、メールをたくさんいただいています。
似顔絵を短い時間に描いていただきました。
井ノ原≫思いが強いのか長文ですよね。
有働≫手書きのファックスでもいただきました。
目黒区の80歳の方です。
懐かしい栗原小巻さん。
いつまでもすてきで見とれております。
今、お召しのスーツもすばらしいこと。
こんな仕立てのいいものを今は、見たことがございません。
先ほどからお洋服にくぎづけですよ。
それから、50代の方からです。
日本語の美しさにうっとりします。
きょうから見習って美しい日本語を話せる努力をします。
正しい日本語は大切にされているんですか?栗原≫そうですね。
有働≫美緒という名前とても気に入っているということです。
栗原≫とてもうれしい。
有働≫質問です。
なんてスタイルがいいんでしょう。
何かしていらっしゃるんですか?栗原≫芝居のときにはストレッチをしたり踊りがありますときは踊りの稽古を友達に習いに行って。
井ノ原≫さっきの衣装の細さ。
有働≫ウエスト入るんだろうかと。
栗原≫皆さんこんなにたくさん寄せていただいて、感謝の気持ちでいっぱいでございます。
ありがとうございます。
有働≫母から受け継いだものにもたくさんきています。
71歳の方からです。
母は毎朝、排せつ物にも手を合わせて感謝していました。
年を重ねるうちに母の感謝する気持ちに十分ありがたいと思う気持ちです。
それから洗濯物を干すときにも芸術的にという母でしたともきています。
井ノ原≫トーク番組はいかがでしたか。
栗原≫すばらしかったです。
ありがとうございます。
2017/11/17(金) 08:15〜09:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「プレミアムトーク 栗原小巻」[字]
プレミアムトーク 栗原小巻 ▽特選!エンタ書籍「ひとあしお先にクリスマスにぴったりな本」 ▽グリーンスタイル「ガーデニング初心者マーク」【ゲスト】ヤマザキマリ
詳細情報
番組内容
プレミアムトーク 栗原小巻 ▽特選!エンタ 書籍「ひとあしお先に“クリスマス”にぴったりな本」 ▽あさイチグリーンスタイル「ガーデニング 初心者マーク」【ゲスト】ヤマザキマリ、【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子 ※「グリーンスタイル」はデータ放送 <中断>9:00−9:05 [字]ニュース・気象情報
出演者
【ゲスト】栗原小巻,ヤマザキマリ,プラントハンター…西畠清順,樫山文枝,【講師】園芸研究家…金子明人,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,駒村多恵,【リポーター】雨宮萌果,瀬田宙大,小林亨輔
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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