2期区間の連続立体交差は中止決定 京急大師線、川崎大師-京急川崎間
- 鉄道|神奈川新聞|
- 公開:2017/11/17 02:00 更新:2017/11/17 02:00
同日の市議会まちづくり委員会で報告した。同事業は14カ所ある踏切をなくし、交通渋滞を解消するのが目的。1993年に都市計画決定、94年に事業認可され、踏切箇所が多い1期区間の一部(小島新田-東門前間、1・2キロ)から優先的に着工している。
2期区間は、地下化とともに路線を多摩川沿いから市街地を通るルートに変更し、京急川崎-港町間に新駅を設ける予定だった。
しかし、一体的な整備を予定していた川崎縦貫道路(高速部)の当該区間が事業休止となっており、着手できる状況になっていないため、昨年3月の都市計画審議会で事業休止を決定していた。
市が事業再評価を行った結果、事業実現の見通しが低く、費用対効果も低いことから中止を決定。除去する計画だった本町踏切など4カ所の対策については、鉄道を国道409号の上空か地下を通す単独立体交差化など代替案を検討していく。
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