当時、彼女は鬱を患っていて、今も寛解はしていないのだけれど。当時に比べたら、人生に希望を持てるようになって笑顔が増えたことが私には嬉しい変化です。
出会ったあの頃の彼女は、二言目には「死にたい」「生きていても良いことなんて何もない」などの否定的な言葉ばかり。
当時はガラケー愛用者だった私は、毎晩のように仕事から帰宅すればメールで彼女を励まし続けていた。ほんの少しだけれど希望を持たせて、楽しい話をしてはおやすみの挨拶をして寝るのが習慣になった。
これも一進一退で、前夜は生きる希望を与えたと安心したはずが、翌晩には元通りのマイナス思考。「もう、どうして？」良く判らないまま長い間、そんな状態が続いていた。
後々、彼女が鬱を患ったのも、彼女の母親が原因と理解できたのだけど、そうなるまでには時間を要した。
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