※ブレーキは命に関わる重要な部品です。
少しでも不安のある方は整備士のいるバイクショップへ作業を依頼してください。
記事内で紹介している情報にて被ったいかなる損害に関しても、当ブログでは一切の責任を負いかねます。
ジョージマンです。
イベントに向けて各所の補修&キレイに仕上げをしていたNSR。
直前にちょうどウェビックがセール期間でTYGA製バックステップが特価だったのでポチりました。
ステッププレートが肉抜きされた非常にカッコイイバックステップです (^ ^)v
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【目次】
マスターシリンダーに異常発見
ブレーキ側も取り付けが終わり、ニヤニヤしながらペダルの角度を調整します。
マスターシリンダーのプッシュロッドについた調整ネジを回して角度を調整するのですが、これを調整する時に少しダストブーツを持ち上げます。
そのダストブーツを少しめくったその時、「ブチュッ」という音と共に液体が出てきました。
どう考えてもブレーキフルードです
( ;´Д`)
マスターシリンダーをオーバーホールしよう
当然、ダストブーツは漏れてくるブレーキフルードを受け止めるものではありません。
砂や細かいゴミの侵入を防ぐ為のものです。
というわけで、マスターシリンダー内部のゴム部品が劣化してブレーキフルードが滲みでて来ていると判断し、部品交換をすることにしました。
早速パーツリストを見て部品発注です。
マスターシリンダーピストンセット
プッシュロッド
Oリング
ビス3本
全部で¥4,800ほどでした。
ついでなので新品にできるところは新品にしようと思いましたがマスターカップのジョイントは欠品していました。
マスターシリンダーピストンセットはこのパーツをあらかじめ組み込んでおきます。
ブレーキフルードを塗って組み込みましょう。
硬い時はドライヤーなどで少し温めると良いです。
組み付けたら、マスターシリンダーを車体から外します。
マスターカップからブレーキフルードを注射器などで吸い出しておき、バンジョーボルトを緩める時は濡れたタオルなどで飛び散りを防いでおきましょう。
まずはダストブーツをとります。
交換するのでラジオペンチとかで引っぱれば外れます。
けっこうブレーキフルードが溜まっていました・・・こっわー
次にスナップリングというCリングを抜くのですが、スナップリングプライヤーという工具が必要です。
めったに使う道具ではないのでアストロツールで一番安くて汎用性のたかそうなやつを買って来ましたが・・・
ぐにゃぐにゃして力が入りにくくて使いにくかったですw
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今回はワッシャーをかましてグラつきを抑え、なんとか使えました
別に高いものではないので普通のを買いましょうw
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スナップリングをとると中身が取り出せます。
水とワイヤーブラシを使ってゴシゴシ洗いました。
あとでしっかり乾燥させましょう。
きらーん!
スナップリングの溝は爪楊枝でほじりました
きらーん!
水分をしっかり飛ばしたらピストンを組み付けていきます。
パーツリストと外した時の写真を参考にして同じようにします。
ブレーキフルードを塗っておきましょう。
スナップリングを入れて、ダストブーツをつけます
カップジョイント部分のOリング交換も忘れずにやっておきましょう
たまたまキレイなバンジョーボルトがあったので、交換します。
クラッシュワッシャーも新品を使いましょう。
おー!見た目もかなりキレイになりました!
ブレーキラインのエア抜きをしよう
なんか最近ブレーキのエア抜きばっかりやってる気がしますw
なので、今までやったことのない方法でやろうと思いました。
注射器でキャリパー側からブレーキフルードを押し上げていく方法です。
ゆっくり注射器のピストンを押していくと・・・
ホースが外れてブレーキフルードが飛び散り
大惨事になりました(汗)
という訳で一番オーソドックスな方法をとりましたw
ある程度あたりが出たらバンジョーからもエア抜きしておきます。
完成です。
リアがダメってことはフロントもダメなんだろうな・・・
フロントはマスターごとラジアルポンプに交換したいと考えています。
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