常々、歴史の闇と社会の裏側にぬるいメスを入れ続けているHTB(当ブログ)ですが、まさか坂本龍馬にもメスを入れるとは思ってもいませんでした松茸汁です
歴史の教科書から坂本龍馬が消える!!
坂本龍馬といえば、私も小学校の歴史の授業で
その、奇抜な行動力と日本の歴史を変えた一人として英雄として
大好きな人物でした
幕末に薩長同盟を成功させ、下級武士の出ながら海運会社を創立し
北辰一刀流の免許皆伝の腕前を持つ剣士で
常に文明の先を見据えて刀より銃、銃より書物と
言った考えの異端児でもあり
龍馬の事が書かれている書籍は、幼少ながらも
ドキドキして読んだ覚えたがあります
男の子なら、誰しも一度は坂本龍馬のような人物にあこがれた事が
あるのではないでしょうか?
そんな坂本龍馬が、
歴史の教科書から名前が消えるかも!!!
と話題になっています
坂本龍馬の人物像
坂本龍馬とはどんな人物だったのか?
高知県土佐産まれ、下級武士ながら常に日本発展を考え黒船来航に伴い
その視野は日本から世界へと移り、薩長同盟を結ばせ、大政奉還を行い
五箇条の御誓文を制作し、江戸時代から明治へと文明開化を成し遂げる事を
尽力した英雄
と言った人物を想いえがくことだろう
だが、この人物像
本当に坂本龍馬なのだろうか?
たしかに、多少誇張されたところもあるかもしれないが
下級武士だった坂本龍馬が本当にそんな大それた事ができたのだろうか?
坂本龍馬ファンには反感をかう恐れがあるので、ファンの方はこれ以上読んで
欲しくはないが
ぬるいメスを入れるTHBでは、というか幼少より坂本龍馬ファンだった
私、松茸汁は
ぬるいながらも坂本龍馬にメスを入れなくてはブロガーとしての名が廃るので
反感をすごく恐れながらもメスを入れていこう
私は坂本龍馬ファンであって坂本龍馬ファンでは無かった
何を言っているのか解らないと思うがありのままを言うぜ
先ほど書いた坂本龍馬の人物像
北辰一刀流の剣豪、薩長同盟を成功させた人物、大政奉還、五箇条の御誓文
などなどの歴史的偉業を成し遂げた人物
さらに下級武士ながら最後には日本を動かした英雄
こんな人物のファンにならない人はいないだろう
そう、私も軽くではあるが坂本龍馬ファンだったりする
だが、ファンならではの、さらに龍馬に関する歴史をさぐり
龍馬に関する事実を探っていくと
ある時に必ず気づく事がある
「あれ?俺は坂本龍馬ファンだと思ってたら坂本龍馬ファンじゃなかったのでは・・」
と言う事実だ
どういう事かと言うと
坂本龍馬の人物像でも書いた
北辰一刀流の剣豪、薩長同盟を成功させた人物、大政奉還、五箇条の御誓文
などなどの偉業
実は、この偉業を成し遂げたのは坂本龍馬ではなく
という人物だった事に気づくのだ
司馬遼太郎トラップ
私たちが知る英雄坂本龍馬像は
1962年から産経新聞に連載された「竜馬がゆく」を元にされた
人物である
坂本龍馬を取り巻く人物はそのままに
坂本竜馬という架空の英雄の物語を綴る名作である
この「竜馬がゆく」を読んだことのある方なら解るだろう
冒頭より坂本龍馬と坂本竜馬というフィクションとノンフィクションが
すばらしく融合し、あたかも史実のように最後まで読み進める事ができてしまう
歴史小説だ
しかも、最後まで読み終わっても
と錯覚させ続けられる書き方
この錯覚は
龍馬と竜馬を指摘されるまで続いてしまう
お恥ずかしい話、私もかなり最近まで
龍馬=竜馬
と思っていた一人だ
30年以上、竜馬龍馬と騙されていた訳だ
騙されていたとは悪い表現かもしれないが
よい騙され方をした作品という意味だ
悪い騙し方をした作品は「朝日新聞の慰安婦」が
悪い騙し方の見本だ
虐げられている下級武士が、最後には日本を動かす大人物にまで成長する
子供心には
「いつかは俺も坂本龍馬みたいな凄い人間になるんだ!」
と夢や希望を持つ事ができる
夢や希望を持たせれる良い騙し方の本だ
だが、事実は・・
司馬遼太郎の坂本竜馬ではない
本来の坂本龍馬は歴史の教科書に載るような人物ではないのか?
犬猿の仲の薩摩と長洲の仲を取りまとめたのではないのか?
船中八策をつくったんだよね!
大政奉還したよね!
北辰一刀流の免許皆伝なんだよね!
五箇条の御誓文書いたんだよね!!
もちろん、それらすべて坂本竜馬がやりました
どうやら、新たに解ってきた史実をまとめて行くと
北辰一刀流も薩長同盟もその他色々も雲行き怪しくなってきます
例えば
北辰一刀流の免許皆伝
こちらの皆伝書には
キチンと
坂本龍馬殿
と書かれた物証が残されています
が
もう一度、画像を見てください
「北辰一刀流長刀兵法」
と書かれている事にお気づきでしょうか?
太刀ではなく長刀
龍馬さんが習得したのは
太刀ではなく
刀でなくて薙刀かぁ・・・とちょっとガックリしてしまう
とは言え、薙刀とかは達人だったのだろうから強かったことには間違いなさそうだ
と思っていたら
ちゃんと太刀の免許皆伝も持ってるやで!
って資料が見つかり
「やったー!やっぱ龍馬さんは剣豪やったぜよー!」
と喜んだのですが・・・
実は、この免許皆伝ってのは
「北辰一刀流の技はきちんと覚えましたね!おめでとうございます」
という話だというのだ
技を覚えたら強いかと言うと
普通の人より強いけど、剣士どうしならどうなの?
さらに真剣勝負ならどうなん?
と言う事になってしまう
剣豪と言うからには、刀を抜いたら相手をバッタバッタと切り倒さなければならない
私の体験談で言うと
空手なのだが、練習の組手は非常に強い奴がいたのだが
本番というか試合になると途端に弱くなる奴がいた
本番に弱いのだ
突きも蹴りも受けも、それこそマスターしている。
だが、それだけじゃ試合には勝てない
相手を倒す。
龍馬が生きた時代なら
刀を抜いたら相手を切り倒す
というメンタルが無いと剣豪とはなれない
ある、歴史の専門家が言うには
「免許皆伝の、その上にある目録で初めて剣士となれる」
と言うのだ
技は体得していても、斬る斬られるの所までは龍馬はマスターしていなかった
剣豪と言うには少し遠かった
その証拠に坂本龍馬と言えば
懐に持った
S&W(スミス アンド ウェッソン)
極力、斬った斬られたを避けたい龍馬は拳銃を所持していたのではないのだろうか?
武士の魂である、刀より銃をえらぶだろうか?
どうも、剣豪と言うには違う気がする
薩長同盟は尽力したよね?
薩長同盟も雲行きが怪しくなってしまう。
なにより薩長同盟の会議は坂本龍馬が始めた訳でもない。
むしろ、薩摩が長洲と協力を結びたく四苦八苦している
「桂さんがかわいそうぜよ~」
などと龍馬が言わなくても大丈夫なような雰囲気だったに違いない
ムスっとした桂小五郎に対して
「ね~いいじゃない~同盟くらい~ねぇ~同盟してくださいよ~なしのつぶてですかぁ~」
とか言いながらなんとか会話を盛り上げようとする西郷隆盛を想像してしまう
薩長同盟を結ぶために四苦八苦する薩摩藩士が、土佐藩士にも協力を申し出た折に
坂本龍馬にもあってるようなのだが
龍馬がなんかしたという記述は残っていなかったりする。
まぁ、亀山社中の船で、人員を運んだとか、会議室提供したりくらいはしたかもしんないけど
船中八策くらいは作ったよな!
長崎から京都へ移動中の船の上で、幕府が倒れた後の政府要人やら政策やらの青写真を
作ったと言われる
船中八策だが
そんな記述はない!
のだ・・・・
ガビーン・・・
もうね・・・
坂本龍馬好きで調べて調べていたらね・・・
なんだか、龍馬さん・・・
普通の人だったのよ・・・
そりゃ、歴史の教科書に特に載せるほどでもなかったりするのよ・・・
ふぅ・・・
フィクションとノンフィクションが解らなくなり
今に至り、
色々な研究と、新しい発見などから
「おや・・龍馬じつは教科書に載るほどでもないじゃん・・」
と今の流れになってきたのではないだろうか
なんて思ってしまった
なんだが残念な気持ちでならない・・
と言うのは表の話
HTBがそんな話で終わる訳がないのは
賢明なる読者の方々なら、もうお気づきの事だろう
そう、歴史の教科書では土佐藩の下級武士と書かれる事の多い
だが、実際は
商人の家に産まれたのが本当らしい
ド田舎の土佐から花の都江戸を夢見て脱藩
「江戸でビッグになってやるきに!」
と息巻いて出かけた訳です
で、箔をつける為に剣術道場なんかにも出入りしたりしたわけですが
黒船来航で討幕やら薩長やらで
キナ臭い匂いを商人の嗅覚でかぎつけた龍馬さん
南蛮渡来のピストルを見て
「これからの戦はこれぜよ!」
とキュピーン!ときたに違いありません
だがしかし、嗅覚にキュピーンときたとは言え
ド田舎からでてきた無職の兄ちゃんです
どうしよう~どないしよう~
と、あちらこちらに顔をだしているうちに
武器商人のグラバーさんに目を付けられます
多分グラバーさん
「この無職の兄ちゃんを使って日本で銃売るやで!ウエーハッハッハッハ!」
と思ったのでしょう
大金を龍馬に渡して、輸送用の船や武器を購入させ
「今から戦争おっぱじめそうな薩摩や長洲に売ったら高利益なるやで」
とでも言ったのでしょうか
日本での武器の商売は成功
もはや、そこには幕末の英雄坂本龍馬
というより
幕末の転売王 坂本龍馬
の姿しか見えなくなる
なんてたって
「今の時代は刀よりピストルぜよ」
と、懐にインスタグラムよろしく商品のピストルをいつも携帯して
みんなに見せびらかして広告しているのですから
さらに
有名な道場である北辰道場の免許皆伝を持っている龍馬が
「刀よりピストルね」
とか言っちゃうと、刀よりピストルの時代っていう真実味が増す
今でいう、とりあえず取っててよかった古物商みたいなものである
武器の輸入転売で成功をおさめるも
グラバー的には武器を輸出する事ができなくなり
龍馬の手腕が逆に疎ましくなってきたのだろう
膨大な利益を多企画な営業企画で龍馬に対し
ブルーオーシャンで独り勝ちを狙ったグラバーは制裁を発動する
反討幕派に坂本龍馬は暗殺された事にしておいて
龍馬の会社である海援隊の資金や販売路線を引き継ぐ商社を作り
日本での販売拡大を自分のものにする計画だ
そこで、グラバーはいつも龍馬の後ろにいて、海援隊の経理などを手掛けていた
野心の男に、仲間にならないかと声をかける
龍馬のような嗅覚で商売を行うのに対し
彌太郎は数字を得意とする現実的な商売を得意とする人間だが
この時ばかりは、直感でグラバーの案に賛成したのだろう
龍馬亡き後、海援隊の資金はそのまま「九十九商会」という
彌太郎が起こした会社に流用される
九十九商会は、その後
日本のみならず世界にまで名の通った財閥へと成長を遂げる事になる
の始まりの会社である
転売王だった龍馬
企業闘争で殺された龍馬・・・
これは確かに
教科書には載せられない!
知らんけど