「鬼日」(キビ)は、電気グルーヴが設定した記念日であり、日付は11月17日。

1990年11月17日、
イギリスのマンチェスターにて、
メジャー・ファーストアルバム「FLASH PAPA」制作時、
ピエール瀧が「カフェ・ド・鬼」のレコーディングにおいて
「鬼」のフレーズを何度やってもOKが出ず、
数十回にわたり延々と「鬼」と言わなければいけなかったエピソードに由来する。

それ以降、瀧が「今まで生きてきた人生の中で最も「鬼」という言葉を口にした日」として、
この日を「鬼日」とした。

おにでとうございます。今年も鬼日のお知らせの季節になりました。
「電気グルーヴ20周年のうた」(アルバム『20』 収録)第3コーラス部分の歌詞の中に
「ホースをくわえて気分を高めるの(空き地に落ちてたの)」とありますが、
ここでの歌詞”ホース"は一般的なビニール製水道用ホース(写真右)ではなく、
洗濯機などに使用される(蛇腹型)排水ホース(写真左)をイメージしています。
なぜなら、この(蛇腹型)排水ホースを口にくわえることで、
よりリアルなロボットのヴィジュアルイメージ(アニメでのザク、グフ、ロボパー、ボスボロットなど)
となるのと同時に、自身の中でのロボットとしての自覚、責任、そして「自分はロボットである」との確信が芽生え、
投票会場に完璧なロボット的なアクションで向かうことができます。
そう、カンの良い方ならもうお分かりであろう。

2017.11.17.(鬼日)
電気グルーヴ(石野卓球、ピエール瀧)
アイザック・アシモフに捧ぐ。