前回アクセスが稼げなかったので、やる気が消失しているのだが……
というより方向性を見失ったというか、出来るだけ優しく書いたつもりでも、初心者には難しく「こんなに面倒なら作らなくてもいい、出来の良いガンプラだけで構わない」と受け取られそうであるし、またベテランであれば不要な解説でもある。
ブログとして、実のある内容にしたいと思っているのだが、誰にも響かない内容ではないか?
といった具合で、分からないのである。
どう書いて良い物か、さっぱりだが、ともかく進めてみよう。
今回は前回接着した船体上下の継ぎ目消しである。
瓶入りの溶きパテ「Mr.サーフェイサー500」を皿に出し、細筆で接着した継ぎ目に塗っていく。
濃かったり、皿に出したパテが乾いてしまった場合はMr.カラーうすめ液で溶かして塗る。
乾いて溶剤が抜けてしまうと、収縮して体積が減ってしまうので、一回塗って継ぎ目の段差が埋まったように感じても、また段差が出てくる。
継ぎ目の段差が埋まるには5回以上塗り重ねる必要がある。
つまり溶きパテは、大きな段差を埋めるには適していない。ここは極力段差が出ない様に接着した部分で、なおかつ周囲のスジ彫りを埋めたくない為溶きパテを使用している。
別の機会に説明するが、段差が大きい場合は、別の種類のパテを使用する。
完全にパテが乾いたら(自然乾燥の場合は数日放置が望ましい)、紙やすりで研磨する。
田宮のフィニッシングペーパー400番を使用した。
写真の大きさぐらいにカットして、ペーパーの端を指で掴んで、紙のしなりだけで研磨面に当てて研いでいく。
指の腹で押し当てて削ってはいけない。圧力を掛けずに、紙の往復回数だけで削る塩梅だ。
フィニッシングペーパーには1000番だとか、もっと細かい目の種類もあるが、今は粗削りだけなので使用しない。
圧力を掛けずに丁寧に磨いても、継ぎ目付近のスジ彫りは削れて見えなくなってくるので、深く彫り直す。
特にダクト下の継ぎ目は、パテで埋めながらも彫り直すという、一見矛盾した場所である。
自分でも何をいっているのか良く分からず、説明が苦しい。
スジ彫りではあるが、ひび割れの隙間があってはいけないという、そういう感じの微妙な感じである。
正直いって初心者には難過ぎるし、自分自身も難儀である。
スジ彫りの彫り直しには精密タイプのダイヤモンドヤスリの断面が三角の物を使用した。
前回使用したダイソー購入の半丸のダイヤモンドヤスリより細く尖って、ダイヤ粒子の目も細かいタイプである。
ダイソーヤスリで殆どの場面に対応すると書いたが、残念ながらスジ彫りには別のダイヤモンドヤスリが必要だ。
あまり進んでいないが、今回はここまでである。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.54 フィニッシングペーパー 400番 87054
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