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1552話
「あそこにある階段、どう思う?」
倉庫の中にあった干し肉やドライフルーツのような、日持ちのする食べ物を手当たり次第にミスティリングに収納したレイ達は、そのまま地下施設の通路を進んでいった。
そうして地下施設の通路を進んでいたレイ達だったが、やがて視線の先に下りの階段が姿を現したのだ。
勿論この状況でいきなり姿を現したのだから、それが本物である……という確証はない。
だが、それでも……やはり、罠でも何でもなく下に続いているのではないかと思うのは、当然だろう。
「他に下に向かう階段とかそういうのがない以上、多分間違いないとは思うけど。ああ。勿論他に階段の類があるかどうかと言われれば、隠し通路ならぬ隠し階段みたいな形であるとは思うけど」
そう言いながら、レイは男から聞き出した情報を思い出していた。
地下二階には、巨人を妊娠している娼婦が。そして地下三階には巨人を産む為の施設があるのだという話を。
もしそれが事実である場合、出来れば早い内にその施設には行っておきたい。
(感傷……だな)
自分の持つ力では、巨人を妊娠した娼婦を助けることは出来ない。
そうと分かってはいても、レイの中には強い不満があった。
自分の住んでいた村や街から強引に連れて来られ、奴隷の首輪で意思すら変えられて娼婦をやらされ、それで巨人を妊娠して、産めば死ぬ。
レイは自分が決して正義のヒーローなどというものではないことは理解している。
それは、レイの今までの行動が証明しているだろう。
敵対した貴族の手足を斬り飛ばし、盗賊に襲われるのではなく、逆に盗賊を襲って溜め込んでいたお宝を奪い……と、とてもではないが正義の味方と呼ぶことは出来ないのは、誰の目から見ても明らかだった。
それでも……レイの中に強烈な怒りが湧き上がるのは、止めようがない。
「隠し階段があるとすれば、それこそ他の部屋とかも全部調べる必要があるけど……間違いなく時間が掛かるわよ?」
マリーナの言葉は、決して間違っていない。
分かりやすい場所に隠し階段がある筈がなく、そうである以上、それがどこにあるのかを調べるのに時間が掛かるのは当然だった。
ましてや、その手の専門家のビューネは戦闘に特化した盗賊だ。
隠し階段を見つけることが出来るかどうかは……はっきりとは分からない。
自分達はこの地下施設に奇襲を仕掛けているのだと理解しているだけに、ここであまり多くの時間を取りたくないと考えたのも、当然だろう。
「ん」
ビューネも自分の実力はきちんと理解している為か、マリーナの言葉に異論を唱えたりはしない。
まだ小さいビューネだが、その辺りの判断を的確に出来るのは高い判断力を持っている証だろう。
伊達に、もっと小さい……いや、幼い時から一人でダンジョンに挑んでいた訳ではないということか。
そんなビューネの顔に一瞬だけ悔しそうな色が浮かんだのは、それこそ付き合いの長いヴィヘラだけが気が付いたことだった。
「なら、やっぱりこれを進むしかないな。……行くぞ」
レイの言葉に全員が頷き、そのまま階段を降りていく。
地下に作った施設の床が抜けないようにか、階段はかなり長い。
真っ直ぐ下に向かって続いているその階段を、特に何の問題もなく半ば程まで進み……やがて不意に、階段の段差が消えてただの坂道に変わる。
これが、まだ降りたばかりの時であれば、すぐに地下一階に戻ることが出来ただろう。
だが、既にレイ達は階段を半ば程まで降りている。
幾ら何か罠があるかもしれないと警戒はしていても、いきなり段差が消えて階段が坂道になるなどというのは、完全に予想外だった筈だ。
地下二階までは、まだ十m近い距離がある。
地下施設を陥没させない為にも、地下の一階ずつは相当に厚く作る必要があり、そうなれば当然のように下の階に移動する階段も長くなる。
それを利用し、このままレイ達を地下二階に転がるようにして落とし、少しでも被害を与えたい。出来ればこの罠で殺したいというのがジャーヤの狙いなのだろう。
ただ……その考えは、甘いとしかいえなかった。
(俺達が階段の半ばくらいまで来たのを、見計らったかのように罠を発動した。となると、もしかしてこの罠を動かした奴は俺達のことが見えてるのか? 監視カメラ……いや、それに近いマジックアイテムとかなら、あってもおかしくはないか)
坂道になった瞬間、レイは半ば反射的に階段から飛び降りていた。
……普通であれば、十mの高さから飛び降りれば怪我の一つもするだろう。着地に失敗すれば、命を失うといったことにすらなる可能性がある。
だが、それはあくまでも普通であればの話であって、レイを普通に分類するのは色々な意味で間違っていた。
そもそも、罠があると疑いながら階段を降りていたのだから、いざという時の行動に躊躇いが出る筈もない。
空中でスレイプニルの靴を発動すると、そのまま空気を幾つか踏んで足場にしながら地下二階に降りていく。
罠があると予想していただけに、レイは一切混乱の類もなく、それどころか周囲の様子を確認するだけの余裕すらあった。
エレーナはレイと同じくスレイプニルの靴を発動し、空中を足場に変えながら地下二階に向けて落下している。
マリーナは風の精霊により、滑空と呼ぶべき速度で地下二階に落下していた。
ヴィヘラは片手でビューネを掴み、空中で体勢を整えながら落下していた。
(そのまま落下してるのはヴィヘラだが、あの様子だと問題ないな)
元々非常に高い身体能力を持っていたヴィヘラだったが、今はそこに更にアンブリスを吸収した影響で、より高い身体能力を持っている。
ましてやヴィヘラは格闘を武器としているだけあって、身体を動かすということそのものが得意だ。
この程度の高さから落ちても、全く何の問題もないのだろう。
尚、羽根のあるイエロにとっては、この程度は全く何の問題もない。
結果として、全員が特に怪我らしい怪我もなく地下二階の床に着地することに成功する。
「まさか、階段をこんな風に罠にするとは、ちょっと驚いたわね」
自由落下しながらだった為、最初に地下二階に到着したヴィヘラが、ビューネを下ろしながら呟く。
その言葉に、レイも改めて階段に視線を向けると、そこでは既に消えていた段差が元に戻り、再び階段と呼ぶに相応しい代物になっていた。
「そうだな。……まぁ、結局誰も怪我をしなかった訳だが。この階段の様子を見る限りだと、かなり大掛かりな罠だったと思うんだが……悔しいだろうな」
悔しいだろうなと言っているレイだったが、その口元には笑みが浮かぶ。
自分達をこの程度で殺せると思ったジャーヤの者達の浅知恵を笑っているのか、それともこれだけの罠だけに結構な手間が掛かっているだろうに、レイ達を殺すどころか傷一つ付けることが出来ずに悔しがっているだろう相手を想像しているのか。
ともあれ、レイの口には笑みが浮かんでいた。
「……レイ、ちょっとその笑みは……」
そんなレイの様子を見ていたマリーナが、どこか言いづらそうに声を掛ける。
「うん? どうかしたか?」
「いえ、レイがそれでいいんなら、私は別に構わないけどね。レイはレイだし」
結局それ以上は何も口に出せず、マリーナは改めて周囲を見回す。
地下二階には妊娠している娼婦達がいるという話を上で聞いていたのだが、マリーナの目から見ても地下一階とそう差があるようには見えなかった。
いや、通路と扉があるのは地下一階と同じなのだが、扉の数が極端に少なく、それでいて扉がかなり大きな両開きの物となっている点では、大きく違う。
そんな扉を見ながら、最初に口を開いたのはヴィヘラだった。
「どぅする? まずはあの扉を開けてみる? 罠とかありそうだけど」
「……あれだけ大きな扉だしな」
エレーナがヴィヘラの言葉に返すが、二人の意見にはレイ達も賛成だった
(横幅二m……いや、三mくらいか? 高さも同じくらいあるし。……何であんなに巨大な扉なのか……巨人?)
ここが巨人を産む為に妊娠した娼婦達を集めておく場所なのだとすれば、もしかしたら何かのトラブルにより、あの部屋の中で巨人が産まれる可能性もある。
それが理由なのでは? と、そう思ったのだ。
勿論、実際に産まれたばかりの巨人が最初から巨人と呼ぶに相応しい身体を持っているのかどうかは、レイにも分からない。
だが、それでも巨人を産ませるというような無理をしているのであれば、そのようなイレギュラーが起きてもおあしくはない筈だった。
「どうする? 中を覗いてみるか? 何か情報を入手出来るとは限らないけど」
「そうね。……あまり気は進まないけど」
レイの提案に、マリーナがそう返す。
気が進まないというのは、他の者達も同様なのだろう。
それでも、あの扉の中は見ておいた方がいいだろうと判断し、巨大な扉の前まで移動する。
「ビューネ、どう?」
「ん」
鍵が掛かっているのかとヴィヘラが尋ねるが、ビューネはいつも通りに小さく呟く。
「鍵は掛かってないらしいわ」
「……鍵が掛かってない? 何でだ? 地下一階ではあんなに鍵の掛かっている扉ばかりだったのに。ジャーヤだって、俺達がもうこの地下施設にいるってのは知ってる筈だ」
「でなければ、階段の罠を発動するような真似はしなかっただろうしな」
レイの言葉に同意するようにエレーナが呟くが、それが分かっているからこそ、何故ここには鍵が掛かっていない? と疑問に思うのは当然だろう、。
「私達に見られてもいいと考えてるとか? とにかく、鍵が掛かってないのなら扉を開けてみるしかないんじゃない?」
「……そうだな。ビューネ、どいてくれ」
「ん」
マリーナの言葉に、レイは扉の前にいたビューネを退かせると、そのまま扉に手を伸ばす。
縦横三mの扉だけに、その重量は相当のものだ。
本来であれば、何人かで協力して開けるのだが……レイにとっては問題ない程度の重量でしかない。
(もしかして鍵を掛けてなかったり、見張りがいなかったりしたのは、この扉なら大丈夫だと思っていたからか?)
そんな風に思う程度には、扉は重かった。
中ににるのが妊婦である以上、この扉が開けられることはない。そんな風に思っても不思議ではなかった。
金属が擦れる音が周囲に響きながら、やがて扉が少しずつ開いていく。
開いた扉の隙間から漂ってきたのは、レイにとっても初めて嗅ぐ匂いだった。
特に嫌な臭いという訳ではなく、どこかリラックスするような、そんな匂いだ。
そんな匂いを嗅ぎながら、やがて扉を完全に開く。
そうして部屋の中に入ったレイの目の中に入ってきたのは、何人……いや、何十人、もしくは百人を超えるような妊婦の群れだ。
それでいながら、部屋の中からは殆ど静寂と呼ぶに相応しい光景だ。
勿論本当の意味で静寂という訳ではない。
ベッドの上にいる妊婦はそれぞれ意識がないらしこう、微かな呻き声や、中には何か寝言を口にしている者もいる。
「これは……どうなっている?」
レイの後ろから部屋の中に入ってきたヴィヘラが、部屋の中を見回しながら呟く。
眠っている……もしくは意識がないだけかもしれないが、とにかくベッドの上にいる妊婦は、誰の目から見ても異常に感じられた。
「眠くて眠っている……ということはないでしょうね。まさか、この人数全員が同じように寝るとは思えないし」
「そう? ヴィヘラの言いたいことも分かるけど、ここにいるのは全員が娼婦。つまりメジョウゴで生活してた人でしょう? であれば、この時間帯なら普通に眠っている可能性もあるんじゃないかしら」
マリーナの言う通り、現在は昼すぎだ。
であれば、普通なら娼婦が眠っている時間帯だというのも明らかで、そう考えれば全員が眠っていてもおかしくはない。
「けど、全員よ? しかも私達が入ってきたにも関わらず、起きる様子がない。あの扉が開く時、結構うるさかったのに」
その言葉に、皆が黙り込む。
実際、レイが扉を開けた時に響いた音は、かなり甲高いものがあった。
それこそ、普通であれば間違いなく起きるだろう音。
にも関わらず、レイ達が見ている部屋の中では誰も起きる様子がない。
一体どうなっている? と疑問を抱いても、おかしくはなかった。
「となると、普通に考えれば眠らされているとか?」
「何の為によ?」
何となくレイの口から出た言葉だったが、ヴィヘラが部屋の中にいる大勢の妊婦を見ながら尋ねる。
だが、そう言われたレイも、特に何か確信があって口にした訳ではない。
それこそ、恐らくそうではないかという単純な疑問からの言葉だ。
結局ヴィヘラの疑問に答えることは出来ず、ただ呆然と目の前の光景を眺めるだけだった。
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