「メルカリ」の運営会社では、現金の出品が相次いだことを受けてことし4月、「規約で禁止するマネーロンダリングを目的とした行為にあたるおそれがある」として、現在、市場に流通する現金の出品を原則、禁止しました。
禁止される前には、現金の写真がそのまま掲載され、4万円が4万7300円で落札されたケースもありました。
そのうえで、200人を超えるスタッフが24時間、出品された商品を監視し、「現金」や「紙幣」などのほか、「福沢諭吉」といった現金を示す言葉をチェックして、規約に反する場合は出品の画面を削除する対応をとっています。
しかし、今回のケースは、出品や売買の際に現金を表す「銀貨」などの隠語が使われ、監視の中で発見することができなかったということです。
「メルカリ」の運営会社は、「『メルカリ』を悪用した事件が発生し、誠に遺憾に思っています。来月から出品時に本人確認を義務づけるなど安全性の向上に取り組んでいますが、今回の事件を受けて現金を示す隠語の検索対象を増やすなどさらに監視態勢を強めたい」と話しています。
アプリ「メルカリ」で現金販売 各地の男女4人初摘発
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スマートフォンで様々な品物を売買できるアプリ「メルカリ」に現金を出品し、額面より高い価格で販売したのは違法な金利を得る出資法違反にあたるとして、広島県や秋田県などの男女4人が各地の警察に一斉に逮捕されました。メルカリでの現金の売買をめぐって出品者が逮捕されるのは初めてです。
逮捕されたのは、広島県呉市の自営業、田中英樹容疑者(57)をはじめ、奈良県や秋田県、千葉県の男女合わせて4人です。
このうち、京都府警察本部の調べによりますと、田中容疑者ら2人は去年9月以降、スマートフォンアプリの「メルカリ」に現金を出品し、京都府の男性などに額面より高い価格で販売していた疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は現金を「銀貨」などと称して出品して取り引きを繰り返し、それぞれ90万円近くを得ていたということです。
また、秋田県警察本部や千葉県警察本部なども共同で捜査を進め、同じように「メルカリ」で現金を額面より高い価格で販売していたとして、16日、別の男女2人をそれぞれ逮捕しました。
インターネット上での売買は、クレジットカードなどで決済ができ、すぐに現金がほしい人が高額で購入するケースが相次いだことから、アプリの運営会社は、ことし4月から現金の出品を禁止し、警察が情報提供を受けて捜査していました。
メルカリでの現金の売買をめぐって出品者が逮捕されるのは初めてで、警察は、「メルカリ」を悪用した違法な融資が繰り返されていたと見て、捜査しています。
このうち、京都府警察本部の調べによりますと、田中容疑者ら2人は去年9月以降、スマートフォンアプリの「メルカリ」に現金を出品し、京都府の男性などに額面より高い価格で販売していた疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は現金を「銀貨」などと称して出品して取り引きを繰り返し、それぞれ90万円近くを得ていたということです。
また、秋田県警察本部や千葉県警察本部なども共同で捜査を進め、同じように「メルカリ」で現金を額面より高い価格で販売していたとして、16日、別の男女2人をそれぞれ逮捕しました。
インターネット上での売買は、クレジットカードなどで決済ができ、すぐに現金がほしい人が高額で購入するケースが相次いだことから、アプリの運営会社は、ことし4月から現金の出品を禁止し、警察が情報提供を受けて捜査していました。
メルカリでの現金の売買をめぐって出品者が逮捕されるのは初めてで、警察は、「メルカリ」を悪用した違法な融資が繰り返されていたと見て、捜査しています。
運営会社 現金の出品監視も隠語で発見できず
「メルカリ」の運営会社では、現金の出品が相次いだことを受けてことし4月、「規約で禁止するマネーロンダリングを目的とした行為にあたるおそれがある」として、現在、市場に流通する現金の出品を原則、禁止しました。
禁止される前には、現金の写真がそのまま掲載され、4万円が4万7300円で落札されたケースもありました。
そのうえで、200人を超えるスタッフが24時間、出品された商品を監視し、「現金」や「紙幣」などのほか、「福沢諭吉」といった現金を示す言葉をチェックして、規約に反する場合は出品の画面を削除する対応をとっています。
しかし、今回のケースは、出品や売買の際に現金を表す「銀貨」などの隠語が使われ、監視の中で発見することができなかったということです。
「メルカリ」の運営会社は、「『メルカリ』を悪用した事件が発生し、誠に遺憾に思っています。来月から出品時に本人確認を義務づけるなど安全性の向上に取り組んでいますが、今回の事件を受けて現金を示す隠語の検索対象を増やすなどさらに監視態勢を強めたい」と話しています。
禁止される前には、現金の写真がそのまま掲載され、4万円が4万7300円で落札されたケースもありました。
そのうえで、200人を超えるスタッフが24時間、出品された商品を監視し、「現金」や「紙幣」などのほか、「福沢諭吉」といった現金を示す言葉をチェックして、規約に反する場合は出品の画面を削除する対応をとっています。
しかし、今回のケースは、出品や売買の際に現金を表す「銀貨」などの隠語が使われ、監視の中で発見することができなかったということです。
「メルカリ」の運営会社は、「『メルカリ』を悪用した事件が発生し、誠に遺憾に思っています。来月から出品時に本人確認を義務づけるなど安全性の向上に取り組んでいますが、今回の事件を受けて現金を示す隠語の検索対象を増やすなどさらに監視態勢を強めたい」と話しています。
アプリ「メルカリ」で現金販売 各地の男女4人初摘発
スマートフォンで様々な品物を売買できるアプリ「メルカリ」に現金を出品し、額面より高い価格で販売したのは違法な金利を得る出資法違反にあたるとして、広島県や秋田県などの男女4人が各地の警察に一斉に逮捕されました。メルカリでの現金の売買をめぐって出品者が逮捕されるのは初めてです。
逮捕されたのは、広島県呉市の自営業、田中英樹容疑者(57)をはじめ、奈良県や秋田県、千葉県の男女合わせて4人です。
このうち、京都府警察本部の調べによりますと、田中容疑者ら2人は去年9月以降、スマートフォンアプリの「メルカリ」に現金を出品し、京都府の男性などに額面より高い価格で販売していた疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は現金を「銀貨」などと称して出品して取り引きを繰り返し、それぞれ90万円近くを得ていたということです。
また、秋田県警察本部や千葉県警察本部なども共同で捜査を進め、同じように「メルカリ」で現金を額面より高い価格で販売していたとして、16日、別の男女2人をそれぞれ逮捕しました。
インターネット上での売買は、クレジットカードなどで決済ができ、すぐに現金がほしい人が高額で購入するケースが相次いだことから、アプリの運営会社は、ことし4月から現金の出品を禁止し、警察が情報提供を受けて捜査していました。
メルカリでの現金の売買をめぐって出品者が逮捕されるのは初めてで、警察は、「メルカリ」を悪用した違法な融資が繰り返されていたと見て、捜査しています。