どうも。志乃です。
本日はタイトルの通り、ここのところ悩んでいたこと、考えていたことを、残しておこうと思います。途中、感傷的になっているところがあり、人によっては不快に感じたり、読みにくい部分もあるかと思いますが、もし良ければお付き合いください。
- 娘が「優しい子」に育ってくれていることが嬉しかった
- 年長の娘が「幼稚園に行きたくない」と言った
- ヒアリングが苦手なので聞き取りしながら「見える化」してみた
- 「悪い子ばっかり」「男の子グループに意地悪される」
- 「しっかり話を聞いてもらえた」ことに満足し、翌日は登園に成功
- 「いい勉強」「いい機会」にしようと思った
- 次の日も笑顔で登園。「これで良かった」はずなのに…
- 第三者「たいしたことない」。本人の気持ちは?
- でも、「怒り」はどこで爆発させたらいい?
- 子育ては「自分育て」
娘が「優しい子」に育ってくれていることが嬉しかった
旦那とふたりで「優しく、あったかい子に育って欲しい」と願って育ててきました。自分のことだけじゃなく、人の痛みも分かる子に育ってくれたと、親ばかだなぁと思いつつも、感涙してしまいました。
ただ、同時に嫌な予感も。
人の痛みに敏感ということは、それだけ自分も傷ついてしまうことにもなり、アンパンマンのように、理不尽や孤独に耐えることも増えるのではないかという心配もありました。
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また、「いい子」に育っていることを嬉しく思いつつも、人の顔色を伺う「都合のいい子」にしてしまっていないかという懸念も、常にありました。
年長の娘が「幼稚園に行きたくない」と言った
嫌な予感は早くも的中。ある朝、娘が大泣きをして登園を拒否。
普段は聞き分けのいい娘ですが、こうと決めたらテコでも動かない、絶対にあきらめない、鉄の意思の持ち主でもあります。
幼稚園に連絡し、その日は休ませて娘から事情を聴くことにしました。
ヒアリングが苦手なので聞き取りしながら「見える化」してみた
娘も私と似て、「聞き取り」が苦手。
私は素早くメモを取ったり、恥ずかしがらずに細目に確認することで、聞き逃しがないようにカバーをしていますが、5歳の娘には、まだそれができません。
「行きたくない」と感じる大きな2つの理由のうちの一つは、この聞き取り能力の弱さからくるもので、「先生の話をちゃんと聞けない、聞いているつもりなのに覚えていられない」ことが原因で、困っていることが分かりました。
「このメモを先生にも見せて、ママからちゃんと説明するからね」と伝えると、ほっとした表情を見せました。
そしてもう一つは。
「悪い子ばっかり」「男の子グループに意地悪される」
よくないよ!!!!!!!!!!!!!
娘同様、私も「強い調子で抗議する」ことが壊滅的に下手くそだったりします…。
「しっかり話を聞いてもらえた」ことに満足し、翌日は登園に成功
外で頑張っているぶん、家で甘えてたからだと悟りました。
先生曰く、お兄ちゃんやお姉ちゃんなど、口が達者な兄弟がいたり、激しい兄弟喧嘩がたえなかったりする子もいるとのこと。そういう「激しさに慣れている」子と、一人っ子でおっとりしたうちの子では、ノリが合わない部分があるのでしょうね。
もうすぐ小学校。敏感過ぎても生きづらいですし、娘も慣れないといけない部分もあるだろうとも思います。
ただ。
適切な加減がわからず、怒り過ぎたりしてしまうため、ブレーキをかける癖がついた。
「いい勉強」「いい機会」にしようと思った
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次の日も笑顔で登園。「これで良かった」はずなのに…
第三者「たいしたことない」。本人の気持ちは?
でも、「怒り」はどこで爆発させたらいい?
何度も言うようですが、わたしは怒るのが苦手です。
怒っている女性も苦手です。
怒られるのも、苦手です。
本当に、苦手です。
めっちゃ怖い。
とにかく怖い。
相手の気持ちを考えず、合理的に考えず、感情的に喚くタイプの人間が、とても苦手です。
そういう母との関係に悩み、トラウマを抱えてしまい、カウンセリングに通ったこともありますが、「怒りを無理に抑え込もうとする」のが、もう性格の一部になっています。
もちろん、母に感謝している部分もたくさんありますし、過去があっての私なので、それはもういいのですが、「娘には哀しみを連鎖させたくない」という気持ちが強いあまり、「怒り」や、「感情の爆発」や、「激しい自己主張」を、「イヤなもの」として、知らず知らずのうちに抑え込むような躾をしていたんじゃないだろうか?と考えだしたら、止まらなくなってしまいました。
事実、2~3歳くらいまでの娘は自己主張が激しく、思ったことをハッキリ言うタイプの子で、そんな娘を「優しくしないとダメだよ」と、たくさん諫めてきてしまったことを思い出しました。
子育ては「自分育て」
親は子どもに育てられる、とか。
子どもと一緒に成長する、とか。
子どもと一緒にインナーチャイルドを育て直すとか。
よく言われることですが、本当にそうですね。
子育てをしていると、自分のトラウマに向き合ったり、認知のゆがみに気づくことが多いです。
意識したことも、意識してなかったことも、子どもは吸収して大きくなる。
似てほしかったところも、似て欲しくなかったところも、きっちり影響されてしまう。
子育ての怖いところでもあり、醍醐味なんでしょうね。
今日、もう少しして娘が幼稚園から帰ってきたら、娘をひざにのせて、「怒りたい時は怒っていいんだよ、それも大事なことなんだよ」って、何度でも伝えようと思います。
現場からは、以上です。
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