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「もう消えたいっていう自分と毎日闘ってる」 最上もが、でんぱ組脱退後初のロングインタビュー

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アイドルグループ「でんぱ組.inc」からの脱退を8月に発表し、一時的に活動を休止していた最上もが。11月16日にLINE公式アカウントおよびLINE BLOGを開設し、新たなスタートを切ることとなった。活動休止中に何があったのか、そしてでんぱ組脱退の真相とは。プロインタビュアーの吉田豪がその内面に迫る。【取材執筆:吉田豪 撮影:駒井夕香】

――かなり久しぶりですよね。

今日は何を聞かれるのかビクビクしています。(笑)。ちゃんと話したのって前のインタビュー以来ですか?

――『W.W.D.』発売のタイミング(2013年1月)で全員のインタビューをやったのが最後で、それも5年近く前なんですよ。その後はイベントで軽く挨拶するぐらいで。

ホントにチョロッとですよね。

――それからいろんなことがあったとは思いますけど、いまは話せないことが多いんですか?

ぼくは全然話してもいいんですけど……。

――脱退の理由を聞いてもいいですか?

大丈夫ですよ。理由は体調不良です。

――体調不良なのはちゃんと伝わってますよ。もともと体調は悪い人ですもんね。

そうですね、ずっと悪くて。でも、個人的には抜けたくなかったですけどね、でんぱ自体は……。いまでも写真を見るたびに切なくなって、たまに泣きます。

――なんで私がここにいないんだろう、みたいな?

6人でやっていきたかったな、という気持ちが。ライブもずっとやりたいと思ってたので、「はぁーっ、戻れないなーっ……」みたいな。

――体調不良でライブとかも休まざるを得なくなっちゃったわけですよね。

そうですね、何度か休んでしまって。でも、精神的なものも大きかったので。体調って精神と直結するじゃないですか。精神が落ちてしまうと体調もホントに悪くなっちゃうので、そのコントロールが非常に難しかったのと、精神的なものって周りに理解されにくいので甘えだと思われちゃいますし、これ以上そこで迷惑かけるわけにはいかないなっていう決断でした。

コメントへの返信に心が折れた

――精神面での危うさも伝わりやすいタイプじゃないですか。

そうですね。ぼくけっこうダダ漏れですね。

――そこがいいとはずっと思ってます。

……いいんですかね?

――あまり更新しないですけどブログはすごい読み応えあるじゃないですか。すごくいいブログを書くタイプだと思っていて。

つい長いブログを書いちゃって。

――コメントへの返信もちゃんとしてるし。

ツイッターとかインスタで返信しちゃいけないってルールがあったんですが、ブログだったらいいってこともあって、ファンの人のコメントに対して普段思ってることをぶちまけるじゃないですけど、そういうブログにしたいなと思ってやってきて。

――誤解があったらちゃんと説明するし。

ホントに誤解されるんですよね……。文字だけっていうのは非常に難しいので。でも、本当はどこかで割り切らないといけなかったと思うんですよ。ほかのメンバーは割り切れるタイプが多くて、「そんなの気にしないほうがいいよ」と言ってる子が多かったんですけど、ぼくはけっこう気にしちゃってましたね。ファンをファンとして見てるわけじゃなくてひとりの人間として見てるから、勘違いして嫌な気持ちになるよりは誤解をすべて解きたいと思っちゃって。それがひとりふたりならまだしも、規模が大きくなるとたくさんの人に対応しなきゃいけないので、みんなが思ってることを総合してこうだろうなっていう返信を書いたりはしてたんですけど……。

――たいへんそうだと思って見てましたよ。

ホントはツイッターで返信できればよかったんですけど、禁止されていたのでたとえを書いてごまかしたりはしてたんですけど、「おまえに言ってんだよ!」みたいなことがあって。だから本当は直接会って1対1で話せたらいいんですけど、そういうわけにはいかないので途中からちょっと心が折れましたね。

器用に生きたいと思っていたけれど

――不器用な人だとは思ってましたけど、不器用なままちゃんと向き合い続けて心が折れた、と。

器用に生きたいと思ってたんですけど、なんかダメでしたね。それは今年一番実感しました。でんぱに加入した当初はがむしゃらにやっていて、世間のことも何ひとつ知らないし業界のことも何も知らないし、とりあえず言われた仕事を精一杯こなすっていうことしか考えてなかったので。途中から欲がどんどん出てきて、どうやったらがむしゃらにやるだけじゃなくて高みに上れるのかを考えながらやっていて、そうするとこだわりも出てくる。でも最近、初心に帰りたいと思ってて。ピュアな気持ちを取り戻したい(笑)。

――もうなくなっちゃったんですか?

なくなりましたね〜。昔だったら素直に受け止めて素直に返してたと思うんですけど、いまは裏があるんだなってすぐ思っちゃうから、すごい切ない気持ちになるというか。

――何があったんだろうなー(笑)。

フフフフ(笑)。

――ちなみにボクは、こっちがフレンドリーに接してるぶんには向こうは嫌わないだろうなっていう考えで生きてたりします。

ああ、それができてればよかったんですけど、もともとフレンドリーなタイプじゃないので(笑)。

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