先週の木曜日は、また書籍の本文入校で水道橋まで納品に走っておりましたが、担当のフネさんに手渡してしまえば自由の身です(笑)。納品後、ふと時間を確認すると、すでに時計は午後一時半を回っておりました。そこで、昼食にフネさんを誘ってみることにしましたが……。
フネさんはどうしても「うどんが食べたい!」そうです。では、あとにつき従うことにしましょう。……で、ブラブラとついていきますと、神田小川町界隈まで来てしまいました(汗)。すると、目の前に「豊前うどん」の提灯を掲げるお店が……たしかここのお店は、以前二回ほど来た記憶がありますね(笑)!!!
このお店の屋号は『九州豊前うどん専門店 武膳』。住所は千代田区神田小川町三丁目十一番地二号、インペリアル御茶ノ水ビルの一階になります。
さっそく店内に入り、メニュー表を確認……フネさんは『秋の天ぷら御膳』千円を注文。セットのうどんは熱々の「かけうどん」にしましたね。僕も迷った末に、同じものに……ただ、僕は猫舌なので、冷たい「ざるうどん」にしましたが(笑)。
テーブルの上には、揚げ玉の入った壺に……。
三種の一味唐辛子、塩などが常備してあります。この一味……右から「おしどり」→「激辛三昧」→「黄金」の順に辛味が増しますが、今回は「ざるうどん」なので出番はありませんね(汗)。
そして、待つこと十分ほどでコチラが配膳されてきました!
木の盆の上には「ざるうどん」「薬味」「炊き込みご飯」「秋の天ぷら盛り合わせ」「わらび餅」が載せられています。なかなか豪華なお昼ご飯ですよね(嬉)!!!
炊き込みご飯は少量ですが、しっかり色が付いていて白ごまが振られていますね。分量的にはひと口で食べきってしまいそうですが、味付けがしっかりしていてほどよい甘みも感じられ、少量でも満足度はかなりありますよ。
そして、見た感じからして透明感のある、とっても美味しそうなうどん……。
では麺つゆに、添えられた刻み葱・大根おろし・おろし生姜の薬味を全部投入して、よく混ぜましょう。うーん、爽やかな生姜の風味が食欲をそそります(笑)!!!
このつゆに、うどんをどっぷりと浸して……うーん、うどんはトゥルットゥルの食感で喉ごしも最高、歯応えはモチモチしていてとっても美味ですよ(嬉)。添え付けの麺つゆは、ちょっと甘めなのが特徴的なのですが、このうどんにとってもよく合います。薬味の香味も相俟って、食べ出したらあっという間になくなってしまいました(汗)。
天ぷらは五種類、サツマ芋・レンコン・人参・舞茸・海老がカラッと揚がっておりますね。大好きな根菜類が三つもあるのも、嬉しく思います!!!
この天ぷらは、お塩でいただくのが美味しいとのこと、ではさっそく……サックリ揚っていて、海老はプリップリ! 独特の旨味がしっかりと伝わってきてとても美味。人参はとっても甘く、レンコンのモッチリながらシャキッとした歯応えも楽しいですね。ホクホクしたサツマ芋も、この時期は甘味が増してコチラもたまりません(笑)。舞茸も揚げたためか、旨味が凝縮されているように感じます!!!
そして、これらを堪能したあとのお楽しみは、〆のわらび餅。香りの強い良質なきなこがタップリかかっていて、その中には、ほどよい甘さのプルプルのわらび餅がふたつ、もう大満足な昼食会となりました。……で、納品も終わってお腹も満腹。結局このあとは解放感から浅草田原町の仕事場までウォーキング、束の間の自由を満喫することができましたが、今週は別の書籍の組版が入るので、またしばらく仕事場に缶詰なのです(汗)!!!!!