「苦しめられた」の言い回し
本日、以下のような文章を読んだ
> I was suffered from ~
~の部分には遭遇した諸問題について書いてあったので、この文章は「苦しめられた」と言いたいのだと推察できた。ただ、残念な事に、be suffered というのは多分現在ではほとんど使わないし、意味が若干違ってくると思う(詳しくは検索してきて!)
sufferと言う言葉は「苦しむ・被る」という意味なので、受け身にすれば「苦し『められる』」という意味になるのではないか、というつもりだったのはないかと推察するが、sufferはすでに受け身の意味なので、I sufferですでに何かに苦しめられているのであり、これをさらに受け身にする必要はない。
> I had to suffer from having to deal with spaghetti code
とかなら、「スパゲッティコードに立ち向かわなくてはいけなかった(立ち向かわざるを得ず、苦しむこととなった)」という感じになる。
受動態はあくまで一般的なルールであって、全ての動詞や状況で使えるわけではないので、ケースバイケースで考えると良いと思う。