こんにちは、画家のみやもです。
本日で絵を始めてちょうど1ヶ月半なのですが、ビッグニュースがあります。
なんと絵を始めたばかりのぼくの作品が...
10万39円で売れたんです!!!!!
これには当の本人である、ぼく自身が一番驚いています。
本当にビックリです。
10万39円で売れた作品「自分の内側と葛藤するヤギ」
10万39円の評価を頂いたのが、こちらの「自分の内側と葛藤するヤギ」という作品。
F10サイズ(縦45.5センチ、横53センチ)という大きなキャンバスに描きました。
この絵はのちほど紹介しますが、ある人から依頼を頂いて描いた作品なのです。
その方はネットの最前線で活躍されていて大きな影響力があり、常に自分の内側の葛藤と闘い続けながら生きています。
その禍々しい葛藤をぼくのイメージするままに率直に絵で表現しました。
すると、このような激しくも鮮やかで今にも爆発するようなアートとなったのです。
依頼者はブロガーの八木仁平さん
この作品の依頼者はブロガーの八木仁平さんでした。
八木さんは若手ブロガーの先頭を走ってる方で、ブロガーであればほとんどの方がご存知だと思います。
ぼくは八木さんとブログを始めた当初からもう2年以上親しくさせて頂いています。
その間、何度もサシで呑んでは色んなことを語り明かしてきました。
そんな八木さんから絵の依頼を頂けて本当にぼくは嬉しかったですし、10万円以上の評価を頂けるなんて夢にも思わなかったので、とても感動しました。
親しいからこそのプレッシャー、親しき仲こそ礼儀あり
八木さんとぼくが親しくしているのは、ブロガーという界隈ではよく知られてると思うし、読者の方でも知ってる方が多いと思います。
「仲が良いおかげで八木さんのような大物が依頼者になって美味しいな!」と思った人もいるかもしれません。
しかし、現実は全くの逆です。
たしかに八木さんから依頼を頂けたことは前述したように本当に嬉しい気持ちでした。
ですがその反面、物凄く大きなプレッシャーに襲われたというのが事実です。
八木さんと良い人間関係を築き続けてきた自負があるからこそ、「八木さんの期待に果たして応えられるだろうか?」と恐怖を感じました。
「親しき仲にも礼儀あり」という人間関係に警笛を鳴らす言葉があるように、親しい関係が持続するとついつい甘えが生じやすいのが人間です。
ですが、ことアートの世界では「親しい相手に甘えは許されない」とぼくは思っています。
むしろ、親しい仲だからこそ相手のことをよく理解しているわけですから、その分、全力で創作に打ち込まねばならないのです。
ぼくは「親しき仲こそ礼儀ありだ」と自分に何度も言い聞かせ続け、「八木さんがぼくの作品を飾ることによって、これからもっともっとステップアップできるように」と願いを込めながら創作に集中しました。
今まで散々呑みながら語ってきて、八木さんが抱えている孤独や葛藤をぼくはひしひしと感じていたので、「ぼくは八木仁平だ」と思い込めるほど世界に入り込めましたし、そのおかげで創作に没頭できました。
そして、その結果として完成したのが、「自分の内側と葛藤するヤギ」という作品です。
八木さんに大きな賛辞をいただけました。
作品を描き上げた瞬間、ぼくは「物凄くイイ作品ができた!」と直感的に思いました。
ですが、依頼者である八木さん自身がどう感じるかは全く別問題です。
ぼくは緊張しながら、八木さんに作品の写真を送りました。
すると、八木さんから以下のような賛辞を頂けたのです。
えぐい、すごい、怖いです!
なんと言うか、えぐさが一番に来ていて目を背けたくなりました。
感想を書いてる今もちょっとドキドキしてます。 書いてる時宮森さんの心もザワザワしたんじゃないかと。
ぜひ僕の仕事部屋に飾らせて欲しいです。
(中省略)
この絵があればいつまでも社会に迎合することなく格闘していけそうです。
ぼくはこの言葉を聴けてホッと肩を撫で下ろしました。
そして、今まで抱えていただプレッシャーから解放され、大きな充実感が生まれたのです。
あの八木さんに「ぜひ仕事部屋に飾らせてほしい」と言って頂けて本当に光栄でしたし、「この絵があればいつまでも社会に迎合することなく格闘していけそうです」と言ってもらえたことはクリエイター冥利に尽きるほど最大級の賛辞だと思いました。
このメールを見た時、小さくガッツポーズしたことを今も覚えています。
10万39円の評価をいただき、八木さん本当にありがとうございます
八木さんが10万39円というとても高い評価をしてくださったことにぼくは本当に感動したし、「これから画家としてもっと突き進んで行こう」という活力になりました。
今まで絵を買っていただく毎につくづく感じていることですが人に感動してもらい、その感動がお金に変換されることは物凄く充実感があることです。
もう喜びの純度が違います。
八木さんが10万円ちょうどにせず、10万39円という額にして「サンキュー」というメッセージをくれたことに優しさを感じましたし、それが余計心に沁みました。
八木さん、芸大も出ておらず、絵を始めたばかりのぼくにこのような評価をくださって本当にありがとうございます。
これからもっと大きな価値を生み出せる画家になる
もちろん、この10万39円の中には八木さんのぼくに対する応援の気持ちが含まれていることは理解しています。
なので、画家としてもっと大きな価値を生み出せるような人間になって、この気持ちに応えていきたいと思います。
本当に今回は自分史上に残るほど嬉しい出来事でした。
これからも地道に画家活動を続けていきますぞ。
こんなぼくを応援していただける方が一人でも増えましたら感激です。
それでは今日はこのへんで。
わっしょい!