うれしいような、おせっかいのような…。
一家に一台どころか、ひと部屋に一台を目標にしている(?)スマートスピーカー。そしてこのたびGoogle(グーグル)は、スマートスピーカー「Google Home」とAIアシスタント「Google アシスタント」との組み合わせで、ブロードキャスト放送ができる機能を追加しました。ただし、現時点では英語でのみ利用できます。
「ブロードキャスト放送」とは、Google アシスタントが搭載されたスマートフォンやGoogle Homeに対して「OK Google、ブロードキャストで『学校に行く時間よ!』」と呟けば、各部屋のGoogle Homeからメッセージが流れるんです。これでお子さんもびっくりして、部屋から飛び出してくれる…と。
もちろんこの機能は学校に行く時間だけでなく、夕食の時間や寝る時間を伝えることもできます。また「Ok Google, broadcast it’s dinner time(夕食の時間だよ!)」と言うと、Google Homeからベルのサウンドが流れるそうですよ。さらに出先からスマートフォンに向けて「OK Google、ブロードキャストで『いま家に帰ってるよ!』」と呟けば、お家のGoogle Homeでもメッセージが流れます。これはむしろ、メッセージを流しなさいと命令されるお父さんの姿が目に浮かびますね。
ブロードキャスト放送は現時点では、アメリカやイギリス、オーストラリア、カナダなどでGoogle アシスタントを英語設定にした場合にのみ利用できます。ただし他言語への対応も近いうちに行なわれるとのことなので、日本語対応も楽しみに待ちたいですね。あるいはスマートスピーカーのある生活が便利になりすぎて、逆にちょっと窮屈かも?