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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1551/1551

1551話

「思ったよりも簡単に吐いたわね」

 研究者の男の部屋から三つとなりの部屋……倉庫として使われている部屋の前で、ヴィヘラは短くそう呟く。
 簡単にと言ってはいるのだが、実際には研究者の男は最初レイの質問……黒水晶がどこにあるのかといったことを喋らず、何とか他の情報で誤魔化そうとしていた。
 それは、両腕に幾つもの長針による貫通痕が出来ても同様であり……それでも研究者の男は黒水晶がどこにあるのかを言わなかったのだ。
 見るからに痛々しげな様子ではあったが、その研究者の言動を考えれば同情出来る余地もなく……部屋の中には薄らと血臭がただよってすらいた。
 そこまでされても、どうでもいい情報はともかく、大事な情報については決して口にしなかった辺り、男は研究者としては優秀だったのだろう。
 単純に、自分の研究している黒水晶に対して強い執着を抱いていただけとも言えるが。
 ともあれ、そのような理由から黙り込んでいた男が最終的に黒水晶がどこにあるのかを口にしたのは、レイが男の両手の生爪を剥ぎ、指を刻んでいき、それが終われば掌を刻み、次に腕を刻むと口にしたからだ。
 いや、口にしただけではなく、実際に男の小指の生爪をナイフで剥いだ。
 それが、男の口を割らせる最大の致命的な一撃となった。
 勿論両腕を長針で貫通されても情報を口にしなかったのだから、痛みに負けたという訳ではない。
 単純に、もし両手を使えないようになれば、研究者として致命的なまでのダメージを受けてしまうというのが、その理由だった。
 研究者として実験も出来なければ、当然のようにレポートを書いたりといったことも出来ない。
 勿論マジックアイテムの義手があれば何とかなることもあるのだが、それはあくまでも非常に高性能なマジックアイテムの義手であればの話だ。
 ジャーヤがそのような高価なマジックアイテムの義手を男に渡すかと言われれば……恐らく否だろう。
 男は研究者としては有能だったが、それでも他に代わりがいない程に有能という訳ではない。
 いざとなれば、他にも同じような実力を持つ研究者はいるし、男は元からジャーヤに所属していた訳ではなく、強引に連れて来られた存在だ。
 そうである以上、どうしても完全に信用するという訳にはいかなかった。
 男も、それが分かっているからこそ、本当に渋々……本人としては、それこそ血の涙を流してもおかしくないだろう思いで、黒水晶がどこにあるのかを教えたのだろう。

(地下五階の最下層。……まぁ、お約束だったり、パターンだったりはするよな)

 扉の鍵を開けようとしているビューネの姿を見ながら、レイは黒水晶が置かれている場所について思いを馳せる。
 尚、男の部屋からこの研究室まではそこまで距離はなかったのだが、それでも緊急事態ということもあってか、罠が作動していた。
 もっとも、その罠も殆どをビューネが解除し、解除出来なかった罠もレイ達であれば容易に破ることが出来たのだが。
 基本的に戦闘に特化した盗賊となっているビューネだが、純粋に盗賊としての技量も決して低い訳ではなく、平均的な技量は持っている。
 現に今も、ビューネは倉庫として使われている部屋の鍵を開けようとしていた。
 ……先程の男の部屋はつっかえ棒で戸締まりをしていたのだが、ここは消耗品を置いてる場所であっても倉庫ということなのだろう。
 簡単なものではあるが、しっかりと鍵が掛かっていたのだ。

「あの男は、良くも悪くも研究者だったってことだろうな。……正直、研究している物が物だから好きにはなれなかったが、恐らく何かもっと……それこそポーションの研究みたいに、人に害を与えないような物を研究してれば、あそこまで嫌悪感を抱くことはなかったんだろうけどな」
「ポーションだって、場合によっては命に関わってくるのよ?」
「そうだな。過剰摂取すると身体に悪いというのは、聞いたこともある。それに連続して使い続けて、ポーションに対する免疫が出来たという者の話も聞いたことがあるな」
「……何? 免疫? それは、ポーションが効かなくなるってことか?」

 エレーナの口から出たのは、レイにとっても初めて聞く話だった。

「それは本当よ。もっとも、数本程度でどうにかなるって訳じゃないわ。それこそ何日も続けてポーションを使っていれば、といった話だから、普通なら考えなくてもいいわ」
「何日も続けてポーションって、いったいどんな相手と戦えばそうなるんだ?」
「私が聞いた話だと、古代魔法文明の遺跡から発掘された巨大な……それこそメジョウゴの建物だと三つ分くらいの高さがあるゴーレムを相手にしての戦いね。何でも倒すのに五日以上掛かったとか。勿論、一人で戦い続けていたわけじゃなくて、何組ものパーティで交代しながら戦っていたらしいわ」
「……ちょっと興味あるな」
「そうね。私も興味あるわ」

 レイの言葉にヴィヘラも同意する。
 だが、レイとヴィヘラでは、その興味のある部分が微妙に違っていた。
 レイが興味あると言ったのは、単純にそのゴーレムを見てみたいと思った為だ。
 それこそ、スーパーロボットのような存在なのでは? と考えたのだが……ヴィヘラの場合は、そのような強大な敵と戦ってみたいという戦闘欲から出てきた言葉だ。
 基本的に相手が強ければそれで問題ないというヴィヘラだけに、家より巨大なゴーレムというのは戦闘欲を刺激する相手だったのだろう。
 そんな二人の言葉を受け流しながら、マリーナは言葉を続ける。

「とにかく、そのゴーレムとの戦闘でポーションを使いすぎた冒険者は、その後暫くの間ポーションを使っても殆ど回復出来なかったらしいわ」
「うわぁ……」

 マリーナの口から、哀れみを込めた呟きが漏れる。
 レイも、その気持ちは分かる。
 魔法使いというのは、ただでさえかなり希少な存在なのだ。
 その中でも回復魔法を使える者は更に少なくなり、回復魔法を使える相手とパーティを組めるというのは、非常に幸運なことだ。
 そして幸運に恵まれなかった者は、当然回復の為にはポーションを使うしかない。
 そのポーションを使っても怪我が治らない、もしくは治りにくくなるのでは、冒険者として活動するのは難しいだろう。
 尚、紅蓮の翼で現在回復魔法を使っているは、マリーナとなる。
 水の精霊魔法に怪我を回復させるものがある為だ。
 レイがソロで活動している時は、ポーションが主な回復手段だったのだが。
 もっとも、レイの場合はドラゴンローブという強力な防具や本人の高い運動神経もあり、敵と戦って怪我をするということは殆どなかったのだが。

「ん!」

 レイ達がポーションについて話していると、不意にビューネが呟く。
 その声に扉の方に視線を向けたレイが見たのは、開いている扉だった。

(いっそ、強引に扉を壊して中に入ってもよかったけど……罠があったら中にあるのが手に入れられなくなるって止められたしな)

 もっとも、この倉庫として使われている部屋の中にあるのは、あくまでも消耗品の類だと聞いている以上、そこまで欲しかったという訳でもないのだが。
 しかし、当初レイが予想していたよりマジックアイテムの数が少ないかもしれないとなれば、どこかで稼いでおく必要がある。
 ……実際にはレイはもう普通の人なら何度か生まれ変わっても一生遊んで暮らせるだけの財産を持っているので、別にどうしても欲しいという訳ではないのだが……この辺りは、貰える物は貰っておこうという、レイの性格が出た形だろう。
 ましてや、この地下施設が数時間後にどうなるかを予想すれば、倉庫の中にある物全てが炭と化す可能性もあるのだ。
 そんな訳でこうしてビューネに鍵を開けて貰っていたのだが……

「そうね、これは消耗品と言ってもいいでしょうね。まさか、布の山があるとは思わなかったけど」

 そう、倉庫の中にあったのは、大量の布。
 実験に使うのか、普段の生活に使うのか、それはレイにも分からないが、それなりに品質のいい布が、それこそ部屋の中一杯に詰め込まれていたのだ。

「何に使ってたのかしら? ……もしかして、さっきの男が自分で服を縫ってたとか?」

 ヴィヘラの、あまりに似合わない予想にレイはその光景を予想し……思わずといった様子で吹き出してしまう。
 だが、すぐにそれを否定する言葉を口にする。

「いや、それはないんじゃないか? 見た感じかなりだらしないやつだったし。服装だって何日着たままだったのか」

 もしかして、汚くなるまで服を着て、それを洗うのではなく捨てているのでは? と、思ったレイだったが、取りあえずそれは口に出さずに、近くにある布を手に取ってミスティリングに収納する。
 取りあえず収納出来る物は収納しておこうと。
 次々に倉庫の中にあった布を収納していき、やがて部屋の中には棚くらいしかなくなる。
 これだけの布を何にどう使うのかはレイにも思いつかないが、取りあえず何かに使えるだろうし、最悪どこかの店にそのまま売り払ってもいい。
 普通であれば布はかなり嵩張って持ち運びはしにくいのだが、ミスティリングを持つレイにとって、それは何の問題にもならなかった。

「さて、じゃあ次はここから五つ離れた部屋だったが。……出来ればそっちは鍵を開けるんじゃなく、手っ取り早く扉を壊さないか? この倉庫も、罠とかなかったみたいだし」
「ん!」

 レイの言葉に、ビューネが自分の仕事を取るな! と不満を口にする。
 盗賊としての自覚があるビューネだが、このパーティでその盗賊の技能が役に立つということは、あまりない。
 それこそ、レイ達の場合は力でどうとでもなるのだから、わざわざ罠を解除する必要はないというのが、正直なところだろう。
 ビューネが戦闘力に特化した盗賊になったのも、その辺が影響している可能性は否定出来ない。
 珍しくビューネが自分の言葉に不満を抱いているのだと理解したレイだったが、そんなビューネに言い聞かせるように口を開く。

「忘れてるかもしれないが、俺達はこの地下施設に奇襲を仕掛けてるんだ。この地下施設に入ってから、まだそれ程時間が経っていないから、問題はないと思うが……それでも、なるべく早くどうにかした方がいいのは分かるだろ?」
「ん」

 レイの言葉に、少しだけ語気を弱めてビューネが呟く。
 もっとも、実際はレイは言葉程に心配している訳ではない。
 この地下施設に続く最も大きな出入り口は、セトが守っているのだ。
 このレーブルリナ国に、そしてジャーヤに、セトと互角に戦えるような相手がいるとは到底思えない。
 先程の男は知らなかったが、この地下施設には他にも出入り口があるのは確実である以上、どこか他の場所から援軍が来る可能性は否定出来ない。
 ……それでも、レイは問題ないと言い張るだろう。
 実際、この地下施設で戦った相手で脅威を覚えた相手は、今のところいないのだから。
 それこそ、最精鋭と言われていた門番達ですら、ヴィヘラ達に蹂躙されるという結果しか残せなかった。
 唯一の心配は、やはり巨人だろう。
 具体的にどれくらいの強さを持つのか。そして、どれだけの数がいるのか。
 その辺りの事情が分からない以上、不確定要素として数えるしかない。

「ともあれ、少しでも急いで……巨人の件もそうだが、黒水晶をどうにかしないとな」

 本来であれば、巨人を妊娠している娼婦も何とかしたいと思わないでもないレイだったが、それをどうにか出来る手段はない。
 巨人が産まれた時点で、娼婦はその命を失ってしまうのだ。
 もしくは、まだ妊娠したばかりであれば強引に流産させるという手段があるのかもしれないが……レイには、そのような手段は思いも付かない。

(出来るとすれば、それこそ苦しみもないまま、自分が死んだと気が付かせずに殺してやるくらいか)

 そんなレイの考えを読み取った訳ではないだろうが、ビューネもそれ以上は文句を言う様子はない。
 部屋の中にあった布が全てなくなったのを確認し、レイ達は部屋の外に出る。
 そのまま道を進み、やがてもう一つの倉庫に到着した。

「ん? これは……なるほど」

 扉を壊した瞬間、その中から漂ってきた香りから、そこがどのような部屋であるのかは容易に想像出来た。
 レイ程嗅覚が鋭くなくても、壊れた扉から漂ってくる匂いを嗅ぎ分けるのは難しい話ではなく、他の者達もその倉庫の中に何が入っているのかに気が付く。

「そうよね、研究者って言ったって人間なんだから、何も食べないなんてことが出来る訳もないわよね」

 マリーナがしみじみと呟いたように、その倉庫の中になあるのは全てが食料だ。
 そして、レイは取りあえず食料なら幾らあっても困ることはないだろうと、手当たり次第にミスティリングに収納するのだった。

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