微細振動でザクザク切れる。バッテリー式の超音波カッター『WONDERCUTTER』が小物作りに最適?
どんなに鋭利なカッターであっても、硬いプラスチックや分厚い素材が相手だと途端に刃が通りづらくなってしまう。そんな時に活躍してくれるのが「超音波カッター」。あまり聞き慣れないかもしれないが、その名のとおり超音波で刃を振動させることで、通常のカッターでは切断しにくいモノでも簡単に切断できてしまう工具なのだ。そんな超音波カッターがクラウドファンディングサイトのKickstarterに登場しているので取り上げてみたい。バッテリー式で持ち運びも容易な『WONDERCUTTER』だ。
秒間4万回の微細振動
バッテリーを内蔵する本体と、カッター刃を備えたハンドル部分とで構成される『WONDERCUTTER』。バッテリー式のため、電源が近くになくても利用できるのが大きな特徴だ。バッテリー駆動時間は最大約3時間。刃部分は1秒間に4万回振動する仕様とのこと。ちなみにバッテリー部分はベルトに固定できるので、立った状態で使うこともできるだろう。
あらゆる素材に対応。でもガラスや金属はNG
高速振動する刃は、ダンボールはもちろんプラスチックやアクリル、レザー、ABS、PCB、MDFなど、さまざまな素材を切断する。木製のインテリアや革小物の加工にも使えそうだが、ガラスや金属素材の加工には適さないのだという。
日曜大工のお供にいかが?
すでに『WONDERCUTTER』のプロジェクトは資金調達を達成済み。現状、248ドル(約2万8000円)以上の支援で製品を入手できる。日本からの支援も可能で、出荷予定時期は2018年5月だ。