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大相撲 日馬富士が暴行認め謝罪、休場 貴ノ岩全治2週間

朝稽古を終え、記者の質問を受ける日馬富士関=福岡県太宰府市で2017年11月14日午前9時43分、津村豊和撮影

 大相撲の東横綱・日馬富士関(33)=モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋、本名ダワーニャム・ビャンバドルジ=が、10月下旬の秋巡業中に東前頭の貴ノ岩関(27)=モンゴル出身、貴乃花部屋、本名アディヤ・バーサンドルジ=に暴行をしていたことが14日、分かった。貴ノ岩関は頭蓋(ずがい)底骨折などで、九州場所は初日から休場している。日馬富士関は同日、福岡県太宰府市の宿舎で「大変迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と暴行を認めて謝罪し、休場届を出した。

 複数の関係者によると、日馬富士関は10月26日、鳥取市で行われた秋巡業後にモンゴル出身の後輩力士と宴席を持った。その席で貴ノ岩関をビール瓶で殴打したという。貴ノ岩関は2日目の13日に「脳しんとう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏れの疑いで全治2週間」の診断書を提出した。福岡市内の病院に11月5~9日に入院したことも診断書に記していた。

 日本相撲協会は14日午前に日馬富士関の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)を呼び、八角理事長(元横綱・北勝海)ら執行部が事情を聴いた。伊勢ケ浜親方は会合前には報道陣に「今の時点で何も話すことはない」とだけ語った。一方、貴ノ岩関の師匠の貴乃花親方(元横綱)は13日に報道陣に対し、貴ノ岩関のけがについて「診断書に書いてある通り。体調が悪い。これ以上、何もない」と話した。

 日馬富士関は2001年初場所に初土俵。04年春場所に新十両、同年九州場所に新入幕。09年夏場所に大関で初優勝し、12年秋場所後に横綱に昇進した。今年9月の秋場所では通算9回目の優勝を果たしていたが、今場所は初日から2連敗している。【飯山太郎】

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