財布

これ、もう何年使ってるんだろ?

 

うん、もう10年以上は軽く使ってるなぁ・・・。

そう、昨日、削除したエントリーで紹介した財布です。

 

財布って、よく言うでしょう?

 

「財布というのは、お金持ちの人からプレゼントしてもら

 うと、お金が貯まる」

 

早速、ある人に電話しましたね。

ちょうど、誕生日前でしたので。

 

で、僕のところにやって来たのが、この財布なんです。

高質な「GUCCI」の小箱を開いて、現れたこの財布。

一瞬で、気に入りましたねぇ。

 

それからの付き合いですが、この財布、もう4度ほど、落としてるんです。

でも、必ず戻ってくるんですよ。

 

その4度目の時は、大阪でした。

ホテルの部屋で、無くしたことに気づきました。

夜、10時ぐらいだったかな。

 

またまた、お金がたくさん入ってる日でした。

そうなんです。いつも財布を落とす時は、

たまたま、お金を使わなくてならない日で、その日も、それなりに入っていました。

 

でも、前日に寝てなかったこともあり、

睡魔の方が強く、届出は、明日でいいやと。

 

ほら、絶対に戻ってくるという自信がありましたので。

 

翌朝、警察に電話をしたら、やはりホテルの近くの派出所に届いていました。

 

日本ってすごいよね。

 

しかし、初めて、この財布を落とした時の出来事は、納得できないなぁ・・・。

 

渋谷から自宅まで、タクシーに乗り、

料金を支払うときに、財布がないことに気がついたのです。

 

ああいう時って、何度も何度も、同じ行為を繰り返しますよね。

カバンの中や、ポケットの中を、手が行ったり来たり。

 

部屋に戻り、500円玉の入ったインスタントコーヒーの瓶から、

数枚掴んで、タクシーの精算をしました。

 

その日は、翌日に現金の支払が、9万円ほどありましたので、

コンビニで12万円下ろしました。、

 

珍しく15万円近く入っていたのです。

いつもは3万円ほどしか、入っていません。

 

「よりによって、こんな日に・・・。」

 

すぐに110番をし、落し物として連絡を済ませました。

以前も、財布を落としたことがあるのですが、戻って来たことはありませんでしたので、

半ば、諦めていました。

 

翌日、昼前でしたね。

 

渋谷署から電話がありました。

僕が伝えた特徴に似ている財布が届けられていると。

 

すぐに、向かいました。

 

警察官は、すぐに僕であることに気がついてくれました。

 

「これですか?」

 

くたびれて病気のようになった財布を見せられました。

一瞬、別のものに見えるほどでしたが、間違いなく僕の財布です。

 

お金は、入っていませんでした。

小銭だけを残し、お札は全て無くなっていました。

 

その財布に入っていたカードの種類、枚数、

そして免許証の顔写真と僕を照らし合わせ、引き取りができたのです。

 

発見場所は、僕がタクシーに乗ったところから、

数百メートル離れたとこにある陸橋だったと。

 

拾い主は、

 

「財布は空っぽでしたが、財布の中の名刺に、そうそうたる人物の名前が数枚入っていたので、届けなければならないと思ったのです。」

 

と、答えたのこと。

 

警察官は言いました。

 

「我々は、ここまでが仕事ですので、あとは、拾い主に謝礼をしてください。」

 

一枚の紙を手渡されました。

氏名、住所、電話番号が書かれていました。

 

お金を落とし、それを発見してくれた人には、1割から3割の謝礼をしなくてはならないというのは知ってましたが、財布は空っぽで拾われたので、謝礼金額がわからないのです。

 

まぁ、とりあえず、お礼だけは言わなくてはならないでしょう。

家に戻り、拾い主に電話をかけました。

 

「〇〇さんですか?」

「そうです。」

 

声から、相手が25〜35歳くらいかなと感じました。

 

「財布を届けてもらったものです。この度は、助かりました。本当にありがとうございました。」

「そんなことは、いいんです。いくらくれるんです?」

 

驚きました。普通の会話とは思えませんでしたので。

 

「そうですね。どのくらいを設定すれば良いか、迷っているのです。」

「俺が見つけた時には、空っぽだったけど、カードやら考えると、それなりにもらわないとね。」

「・・・そうですね。」

「10万くらい入ってたんじゃないの?」

「それに近い金額は入ってたと思います。」

「名刺に〇〇さんとか〇〇さんとかがあったから、空っぽでも届けようかと思ったんですよ。」

「それは、お世話になりました。」

「で、いくらもらえんの?大切な財布でしょう?」

「さぁて、今、正直お伝えしますと、お礼額がわからなくなっています。どのくらいを望まれますか?」

「そうねぇ・・。最低でも10万はもらわないとねぇ。口座番号言うから書いてくれる?振り込んで。」

 

ほんと、世の中には、いろんな人がいるものです。

 

そんなこともありましたが、

この財布、必ず戻って来てくれます。

 

きっと、皆さんにも、そういうものってありますよね?

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ASKA

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  • id:fiku05

    アスカー、なに?この拾い主、馬鹿じゃないの?でも、きっとアスカは、多少なりとも、払ったよね。まあ、でも 戻って来たから、よしとするしかないね。けど、変なやつ。頭おかしいね。
    それよりいつになったら、Fellows始まるのー?まだ?まだ?まだ?

  • GOLDUST (id:hiroki1055kun)

    これ中身もその人がガメてますね

    よく分かりませんが中に入っていた金はすでになくなっていて、その他のカードや名刺などはいくら価値があると言ってもそれは見た人によって変化する価値なので、そう考えると謝礼って必要なくないですか?

  • id:FinchleyG

    タッチウッド!(と小さく)

    > でも、必ず戻ってくるんですよ

    ↑これからも失くしても必ずお手元に戻ってくるように(^^)



    イギリスでは

    「この子体が強くて風邪引かないのよー ...タッチウッド」

    「僕、今まで女の子に振られた事ないんだよー タッチウッド」


    というように、今まで幸運続きだったことを口に出した時には、身近にある木や木でできた机に触れ


    Touch wood


    と唱えてこれからも幸運が続くことを願うおまじないのようなものがあります(周りに木がなければ、唱えるだけでもいいという認識)


    これからもASKAさんとお財布さんとの素敵なご縁がずーっと続いて欲しいから、


    タッチウッド🖤



    London -38 East End Road-

    近いんです。


    昔飛鳥涼論かな?

    ロンドン時代のAskaさんに思いを馳せ、お住いだった地名が出ていたので思いを馳せましたがその後長いイギリス生活の中で偶然ご縁があり、住むことになりました。

    この辺に住まれていたんだな〜〜 と時折ふと考えて

    といってもASKAさんが実際どこにお住まいだったかなんて知る由もなかったのですが


    London -38 East End Road

    偶然この曲の存在により、知ることとなりました。


    まだいったことのない道だったので、いつか通れればいいなぁと思っていたところなんとその数日後今五ヶ月になる下の息子のベビーグループ参加のために初めて訪れることになり...

    しかも、その日は霧雨で、素敵な偶然に嬉しくなりました。


    小学校の頃から大好きなASKAさんが今の私と同じくらいの年齢の時、このあたりで過ごされていた事、

    London -38 East End Road

    を聴き、当時のAskaさんと少しだけ繋がれるような気がして(だってこのあたりの雰囲気、今も歌から感じる空気感そのままなんです。まさに、遠い昨日のままなのではないか、と)


    改めて感慨深かったです(^^)


    素敵な曲、大切な思い出のシェアをありがとうございます。

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