元銀行員ブロガーのRyoheiです。
今回は、 ブログのタイトルのつけ方 について。
「タイトルをどうしようか、いつも悩む…」
ブロガーなら、そんな悩みが必ずあると思います。
特にタイトルは、「こうすべき!このツールを使うべき!」という情報が溢れているので、初心者ブロガーはなおさら迷ってしまいますよね。
そこで、僕が実際に行っているタイトルのつけ方を、「これだけでOK!」という形で紹介します。
実践すれば迷う事なく、タイトルを決めていく事ができますよ。
それでは、さっそく始めましょう。
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1.なぜブログのタイトルは重要?
そもそもなぜ、タイトルは重要なんでしょう?
答えは単純で、「タイトル次第で、読まれるかどうかが決まるから」ですね。
タイトルは、その記事の要約と言い換えても良いと思います。
あなたも本屋に行ったときは、タイトルをまず見ていますよね。
記事も同じで、「自分が知りたい事がこの記事に書いてある!」と読者に思ってもらえないと、読んでもらう事は難しいでしょう。
また、検索流入で大事なSEO対策でも、タイトルは大事な項目としてあがってきます。
Googleが記事を上位に表示するか決めるのに、タイトルで判断している部分は大きいようですね。
なので、タイトル次第で多くの人に読まれるかが決まってくる、というわけです。
では、実際にどんなタイトルにしていけば良いのかを考えていきます。
2.【SEO対策】タイトルのキーワードを決める
まずは、 SEOの面から見た、ブログタイトル について。
検索で上位に表示されるための考え方ですね。
特にブログ初心者のうちは、この段階で失敗しがちなので、じっくりと読んでみて下さい。
難しい事は何もありません、シンプルに話していきますね。
①キーワードは2~3つに絞る
最初は、 タイトルのキーワード について。
キーワードとは、簡単に言うと「この記事にたどり着く検索ワード」だと思って下さい。
例えば、この記事なら、「ブログ タイトル つけ方」の3つでのキーワードを意識しています。
大事なのは、『自分が書きたい記事を読者が見つける際、どんなキーワードで検索するか』を考える事だと思います。
その読者になりきるイメージで、キーワードを考えてみましょう。
そして、2つ~3つの複合したキーワードを選んでいきます。
その方が、競合が減って上位を取りやすいので。
②キーワードをできるだけ最初の方に
次に、 キーワードの置き方 について。
これは、SEOという観点もありますが、僕はどちらかというと読者目線でやっています。
例えば、あなたが「美味しいパンの作り方」を知りたい時、次のどちらのタイトルを選びますか?
- 『とっても簡単で楽チン。イチから知りたい、美味しいパンの作り方』
- 『美味しいパンの作り方を、イチから簡単に説明します!』
僕が読者なら、②をパッと選びます。
なぜなら、①はタイトルを最後まで読まないと「美味しいパンの作り方」が出てこないから。
最初(左の方)からタイトルを見て、自分が知りたい情報が視界に入った時に、人は反射的にクリックをすると思うんです。
何かを検索した時に、タイトルをじっくり見る事なんてありませんよね。
パッと見の印象で決めるでしょう。
これは様々な考え方があると思いますが、僕のやり方として参考にしてみて下さい。
読者を反射的に呼び込むために、キーワードはできるだけ最初の方に入れましょう。
3.タイトルの文字数で意識する事
続いて、 タイトルの文字数 について。
「30文字前後にするのが大事だ!」と書いてある本やサイトは多いです。
確かに検索時に表示される文字数は30字前後なので、それは一理あるでしょう。
ただもっと大事なのは、『キーワードと読者の観点』を意識できているか、だと僕は思っています。
例えば、今回のブログタイトルで言うなら、前述の通り「ブログ タイトル つけ方」が想定キーワードです。
ただ、これだけだとあまりにも味気ないですよね。
『ブログタイトルのつけ方』
そう題しても、シンプルすぎて惹かれないと思います。
そこで、今度は読者の観点を入れていく。
読者がブログタイトルのつけ方を知りたいのは、例えばどんな事か。
「あまりにも情報が多すぎるので、これだけ守ればOKというのが知りたい…」と初心者ブロガーが思っているとします。
それなら、このタイトルがきっとグッと来るでしょう。
『これだけ!ブログのタイトルのつけ方【初心者ブロガー向け】』
「ひとまず、これだけ守れば大丈夫ですよ」と、「初心者ブロガー向けですよ」という2つの印象を含めてみました。
このように、タイトルにまずキーワードを入れてみて、その次に読者を意識してアレンジする。
その結果、文字数が30字前後になるのが良いかなと思っています。
4.タイトルをつける例
タイトルについてのイメージが、ずいぶん湧いてきましたか?
楽しくなってきたら、もうこっちのものですね。
もっとタイトルについて試行錯誤してみましょう。
タイトルを最終決定するために、候補をいくつか出していきます。
ここは慎重に選びましょう。
タイトルはなかなか後で変えられません。
大事なのは、『キーワードと読者の観点』です。
この2つを上手く取り入れて、初めて良いタイトルが出来上がります。
キーワードをできるだけ最初の方にいれつつ、読者を惹きこむようにする。
ここが少し頭を悩ませますよね。
以下は例として、僕が今回の記事で候補にしたタイトルを紹介します。
- 『これで十分!イチから分かる、ブログタイトルのつけ方』
- 『ブログのタイトルのつけ方を、初心者ブロガー向けにまとめておく』
- 『100記事書いて分かった、効果的なブログタイトルのつけ方』
最終的に、キーワードの位置と読者観点を考え、今のタイトルにしました。
「これが正解!」という絶対的なものはないので、最後は自分で考え、決めて行きましょう。
参考までに、効果的のタイトルのつけ方もざっと載せておきます。
テクニックの一つとして眺めておいてください。
<基本編>
- 数字を入れる(100回やってわかった!)
- 簡単さをアピール(たったこれだけ!、素人でも分かる!)
- 最初から理解できる(ゼロから学べる!、〜の始め方)
- 全部知れる(〜まとめ)
- 肩書きを使う(銀行員が教える〜)
<応用編>
- プレミア感を出す(本当は話したくない〜、厳選●個)
- ターゲット像で刺す(〜しがちなあなたへ)
- 強めの言葉を入れる(究極の〜、劇的に〜、圧倒的〜)
- 画像で引き寄せる(【●●画像あり】)
- 変化を想像させる(あなたを〜に変える方法)
5.タイトルは変更してもOK?
基本的に、タイトルの変更はリスクが伴うと言われています。
タイトルが変わる=記事の内容・評価が変わる事に繋がってしまいますしね。
基本的には、タイトルは一度決めたらしばらくは変えない方が良いでしょう。
最低でも一か月は様子を見た方が良いかなと思います。
ただ、ずっと以前に書いた記事に全然アクセスが集まっていないなら、思い切って変えるのはアリです。
最初の頃に書いた記事は、大抵タイトルがズタボロになっているものが多いと思うので。
(特にキーワードがめちゃくちゃになりがち)
僕も過去のタイトルはだいぶ変えて、今では上位に表示される記事もでてきました。
なので、公開した後しばらく経って、あまり読まれていない記事ならタイトルの変更を考えて行けば良いと思います。
6.タイトルをつけるのにツールは必要?
これはあくまで僕の考えで、初心者ブロガー向けの話だという前提で進めます。
「キーワードプランナー(キープラ)などのツールが大事だ!」とは、あなたも聞いた事があると思いますが、ブログ初心者には要らないと思います。
キープラは、キーワードの検索数や競合の強さなどを知るためのツールですが、そもそもキーワードを2~3つに絞れば、検索数は自然とそこまで多くなりません。
つまり、それだけで検索では比較的、上位になりやすくなります。
また競合が強いかは、実際にキーワードでGoogle検索してみれば良いでしょう。
上位(1ページ目)にブログがあるなら、チャレンジする価値はあると思います。
アフィリエイターならいざ知らず、ブロガー(特に色んなジャンルを書く人)は、結果的に上位表示されている事って結構あると思うんです。
「あれ、この記事が結構読まれてる…なんで?」と思って調べてみると、意外なワードで上位がとれていたり。
ラフに言ってしまえば、そんなものだと思います。
ツールに頼るより、「自分ならこんなタイトルに惹かれる」というものを練りに練って行った方が有意義です。
なので、ガチガチのキーワード検索や競合調査は、最初の頃は特に不要でしょう。
せいぜい、ヤフー知恵袋程度があれば思います。
質問者の悩みから、タイトルを考えるイメージですね。
最初の内はツールに頼るより、自分なりに考えてタイトルを決めて行きましょう。
7.ブログのタイトルのつけ方まとめ
- まずは、タイトルのキーワードを2~3つで
- キーワードはできるだけ最初の方に
- 文字数の前に、読者の観点を第一に
- 最終決定は、いくつか候補例を上げてから
- しばらく経っても読まれていない記事は、タイトル変更を検討
- ツールは基本不要でOK
いかがだったでしょう?
「これだけなら、自分にもできる!」と思ってもらえたと思います。
最初にお話しした通り、タイトルのつけ方にはいろんな情報ややり方が溢れています。
初心者は特に迷いがちですが、最初はシンプルにやっていきましょう。
本記事で紹介した内容だけ踏まえれば、とりあえずはOKだと思います。
タイトルについて悩むより、「これなら読まれるかな」と楽しく考えて行きましょう!
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