広島の若き左腕・高橋昂也が来季飛躍誓う そして欅坂46への思いも…
【核心直撃】広島・高橋昂也投手(19)が、来季の飛躍を誓った。ドラフト2位で入団した1年目の今季は「高校ビッグ4」として注目を集めながらも、腰の違和感から開幕は二軍スタート。それでも、ファーム日本選手権では先発を任されVに貢献するなど、貴重な若手左腕として期待されている。そんな19歳が同世代に対する思いや、意外な目標を本紙に打ち明けた。
――腰の違和感から迎えたシーズンだった
高橋昂:1年目から活躍したいという思いもあったので焦りはありました。スタートは遅れましたが、そこからやっていくぞという気持ちになりました。
――ウエスタン初先発となった7月27日の阪神戦は3回3失点。一方で中6日で登板した8月3日のオリックス戦は5回無失点。何か変化があったのか
高橋昂:(阪神戦は)久しぶりの登板だったというのが原因です。悪いときは力んで打者のタイミングが取りやすい投げ方になってしまうんです。良くなったときは体の力が抜けていてリリースのときだけ力を入れられる。そこの違いですね。打者に投げないと感覚のズレが分からないので、間隔が空いてもいい投球ができるようになるのが課題の一つです。
――ファーム日本選手権では先発を任された
高橋昂:ルーキーなのに貴重な経験をさせてもらえて光栄なこと(6回2失点で勝ち投手)。今は早く一軍に上がってチームに貢献したい気持ちが強いです。やっぱり先発として。
――一軍で活躍するため秋季キャンプやオフにやっておきたいことは
高橋昂:簡単に四球を出してしまうところがあるので、周囲が安心できるような落ち着いたピッチングができるようになりたい。そのためには、いつでもカウントを稼げる変化球や制球力を磨いていかないといけないと思っています。
――体力強化も必要
高橋昂:投げる体力には自信があるんですけど、走る体力に自信がなくて…。高校時代から長距離走は野球部の中で「中の下」くらいの順位でした。プロに入ってからはもっとひどくて最下位を争ってます。
――母校の花咲徳栄が甲子園で優勝。後輩の西川愛也が西武に2位指名、清水達也が中日に4位指名を受けた
高橋昂:甲子園優勝は本当に誇らしいことですよね。自分のときは3回戦で作新学院に負けました。今井(西武)から打てる気がしなかったですよ。1歳下とは仲が良かったので2人に「おめでとう」と連絡しました。
――自身も藤平尚真(楽天)、寺島成輝(ヤクルト)、今井を含めた「高校ビッグ4」として話題となった
高橋昂:彼らは何をやってもすごい人たちなので、比べたりとかはないです。先に活躍したいとかも考えていないし、気にしていませんね。
――アイドル好きな一面もあるとか
高橋昂:最近は欅坂46にハマっていますね。平手友梨奈ちゃんとか推しメンが何人かいます。高校のとき握手会に行きたかったけど、行けないままでした。だからこそ、このオフには握手会に行きたいと思っています!
――一軍で登板する際には登場曲にも…
高橋昂:ぜひ使用したいですね。「サイレントマジョリティー」という有名な曲があるんですけど、ほかにもたくさん好きな曲があるので。考えておきます(笑い)。
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