災害時の大きな助けになりそう。
Googleの親会社であるAlphabetが運営するプロジェクト「Loon」が、プエルトリコにて、約10万人にインターネットを供給しました。
これは、ハリケーン「マリア」で甚大な被害がでたプエルトリコへの支援の一環。連邦通信委員会より緊急時ライセンスを取得、観測気球を利用して被害地域にネットを供給しました。プロジェクトにはAT&TやT-Mobileが協力しています。
LoonのプロジェクトリーダーAlastair Westgarth氏は、米Gizmodoの取材に対し「災害時は、愛する人や救急隊との連絡、緊急情報取得など、コミュニケーションをとれるということが大きな鍵となる」と語りました。
ネタ元のMediumブログにて、Westgarth氏は、Loonはまだ実験的な段階にあること、どう使うべきか明確にはなっていないとも述べていますが、今回プエルトリコにてネットを供給できたことは、プロジェクトとしての大きな成功であり、今後の指針となるでしょう。
Image: Flickr, Medium
Source: Medium
Jennings Brown - Gizmodo US[原文]
(そうこ)