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情報処理技術者試験のお勉強ブログ


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あいぱすくえすと2期 (1)ビットとバイト

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あいぱすに関わる、情報処理の基礎の基礎を面白く
お話します。あ!もっと知りたい!を引き出したい。
そんな、新連載です。

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今回はビットとバイト

ビットもバイトもコンピュータ上での情報量を表す単
位です。聞いたことはあるけど、詳しくはちょっと。
なので、ここで詳しくなってしまいましょう。

ビットって?

スイッチを切り、電気が流れない状態を「0」スイッ
チを入れ、電気が流れている状態を「1」とし、その
状態を表すと・・・。

となります。この1桁の表示を1bitといいます。
この1桁で、2通りの情報(ONとOFF)を表現
きます。

たとえばスイッチが増えて・・・

10 (1個目のスイッチがON、2個めはOFF)
11 (両方のスイッチがON)


などと、桁数を増やすことで、多くのスイッチの状態
を表現することができます。

ちなみに、2桁では4通りの情報を表現できます。


ITパスポートの勉強では2進数などが出てきますが、
基本的にはこの考え方を踏襲すると良いと思います。

バイトって?

このような8個のスイッチがあります。値は適当。

10100110


これをヒトカタマリとして「byte(バイト)」と
いう単位で表します。そもそも、なぜそれが必要だっ
たかというと。


スイッチが8個(8桁の2進数)があれば、コンピュ
ータ上では「1文字」を表すことができるからです。

※スイッチ8個で256通りの情報を表現できます。
 決めた当時、基本的な文字や記号はそれで足りたか
 らです。もちろん現在では足りませんが。

つまり、1文字の情報量を表すのに「byte」とい
うのはなかなか便利だということなんです。

オクテット

ただ、このバイト。昔は5bitをひとまとまりにし
たり、12bitをひとまとまりにした経緯があり。

1byteといったときに、厳密にイコール8bit
かというと、実はそうとはいえないのです。(まあ、
大概そうなんですけどね・・・)


なので、正確に8bitをひとまとまりの単位として
厳密に数える場合「オクテット」という単位を使いま
す。

同じことといえばそうなんですけど、面白いですよね。

まとめ

・2進数の1桁(0か1)を1bitという。
・8bitで1byteという。理由は1byteが
 1文字の情報量を表すから。
・byteは必ずしも8bitとは限らないという恐
 れがあり、厳密に言いたい時はオクテットを使う。

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