水曜瞑想会と托鉢(たくはつえ)のお知らせ
きたる11月15日(水)夜8時から、瞑想会+ミニ法話を開催します。新しい試みですが、もし好評ならWednesday Meditationとして、毎週行いたいと思います。
また11月18日(土)午前11時から托鉢会を開催します。道場の厨房で調理したり食べ物を持ち寄ったりして、みんなで分け合って托鉢形式で昼食を摂ります。私も参加します。その後瞑想修行をされてもよいでしょう。宿泊修行もできます。道場は早朝に開門しますので是非いらっしゃって下さい。
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特別メッセージ #3「修行者のためのアビダンマ講座」再開のお知らせ
11月19日(日)から「修行者のためのアビダンマ講座」を再開します。今回からいよいよ「パッターナ(二十四縁起)中伝」の講義に入ります。四年前のパッターナ総説の短い講義以来、皆さんはパッターナ中伝の理解に必要な前提知識を積み重ねてきました。界論の概論を学ばれた今、機は熟しました。
古来、パッターナを理解している修行者は非常に少なく、このダンマ(中伝)の理解の上に構築される観法(奥伝)は、解脱修行への極秘伝ともされています。いわゆるパオ・メソッドにも含まれておらず、パオ・セヤドーが修了者の中の極少数の修行者だけに開示されてきた奥伝中の奥伝です。
悦ばしい傳修院の創設を記念して、参学者のみなさんに、パッターナ観法上必須となるパッターナ中伝を開示することにいたしました。長期間の講義となります。また界論の時以上に、蓄積された知識を確認しつつ対機説法的に講義を進めていきます。
このパッターナ中伝の終了をもって、アビダンマ初伝終了となります。それ以降、条件の揃った修行者に対しては、瞑想法と不二に直結した詳細・微細なダンマの傳修を指導します。これがアビダンマ中伝であり、傳修院の目的です。(傳修とは伝え修める=PariyattiとPaṭipattiの意)
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特別メッセージ #2 Dosaの毒を避けよ!
私には一点の穢れもなく、一点の過失もないので、心は実に平安です。卑劣なDosaの毒を浴びて苦しんでいる私の親愛なる修行者たちよ、お釈迦様の正法を護持宣布するサンガがここにあります。あなた達のサンガです。一点の穢れもなく、潔白で、清らかな集いです。さあ、ここに帰っていらっしゃい。傷ついた心をダンマの光で癒やしてあげましょう。
毒をかぶったら目を閉じてブッダニミッタに専注し、仏随念を何度も必死に唱えてください。毒が消えるまで歯を食いしばってでも唱え続けるのです。心が少し平安になったら呼吸に専注します。満足するまで十分専注した後、解決すべき問題について考えます。その時あなたはダンマにそった判断をしています。どうか自分のまごころに従ってください。
彼らは卑怯で卑劣です。顔を隠して周囲にDosaの猛毒を浴びせ続けています。
部外者二名とスタッフ八名によって為された今回の暴力的な同時多発テロまがいの試みは、表面的には根拠のないパーラージカの告発という看板を掲げながら、実はサンガの破壊を意図した犯罪行為に他なりません。Saṅghaṃ Bhindatiに明確に抵触する行為です。( アビダンマ講座#71, p555.)
彼らは、嘘か本当かを自ら実証できない他人の悪意ある言説を、真実であるかのように偽って語り、人の心を支配しようとしています。それを即刻やめさせなくてはなりません。
彼らは、言葉と言葉を作為的につなげて、嘔吐をもよおすような、おぞましい虚偽のストーリーを捏造しています。それを即刻やめさせなくてはなりません。
彼らの虚言は、多くの真摯な修行者の心に燃えている清らかなSaddhāに毒を盛ろうとする、非常に強いAkusala Cetanāによって語られています。
その毒は除草剤のように、人々のSaddhāを根から腐らせていきます。
そうやって、その人の今生の人生だけではなく、これから先の何十世、何百世と続く輪廻転生を、破滅的なものにしてしまっているのです。
何十人、何百人に対して、彼らは無差別にそれを行っています。
彼らの行為によってもたらされた、そのような大惨事の責任を、彼らはどうやってとるつもりなのでしょうか?
それ故に、サンガ破壊の試み、すなわち、いかなる動機、いかなる理由に関わらず、真摯な信仰者の集団のSaddhāの破壊を試みる行為は、父母殺しや阿羅漢殺しよりさらに重篤なGaruka Kammaとなるのです。
もちろん彼らの為した行為は日本の国内法においても忌むべき犯罪行為です(威力業務妨害、窃盗、名誉毀損)。
彼らは今や犯罪者であり、Buddha-sāsanaの破壊を試みた反仏教者です。
少なくとも智慧ある者は、彼らの邪悪で粗雑な大声に踊らされるようなことがあってはなりません。
ダンマの世界には、法難とよばれるこのような事件がよくおこります。
お釈迦様に対しても、幾度もこのような試みが為されました。それを試みた者達は、当然のことながらGaruka KammaによってみなNirayaに堕ちていきました。
私はこの犯罪を首謀した複数の人物の素顔をすでに知っています。その動機も、そのCetanāをもたらした心の問題も、すべて知っています。好きなようにやればよろしい。しかし恥と怖れを知りなさい。
彼らの犯したSaṅghaṃ Bhindatiの果実は、容赦なく必ず彼らを捉えます。なんと悲しいことでしょう。
私はいま、彼らのうちのSasaṅkhārikaの諸君だけでも、何とか救ってあげたい、本当に心からそう願い、祈りを重ねています。
傳修院の参学者のみなさん、彼らはみなさんのMettāと無条件の赦しを心の底から必要としています。どうか日々の瞑想や善行の折に、彼らにMettāを送り、彼らに赦しと祝福を送り、みなさんの善行の功徳のすべてを、彼らに廻向してあげてください。この問題が解決するまで、どうか一日に三度、これを実行してください。
どうか彼らが、苦しみの生存を回避できますように。
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禅師からの特別メッセージ(20171102)
不動のアスピレーションを持つ親愛なる修行者の方々へ
悪意ある行為を為した人達へ