衆院文部科学委員会 質問時間で合意せずあすの開催見送り
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学校法人「加計学園」の獣医学部認可をめぐり、衆議院文部科学委員会の理事懇談会で、与党側はあす委員会を開き、与党と野党が同じ時間質疑することを提案しましたが、野党側は応じられないとして折り合わず、14日の委員会開催は見送られることになりました。
学校法人「加計学園」の獣医学部について、文部科学省の審議会は、先週、来年4月の開学を認めるとする結論をまとめて、林文部科学大臣に答申し、14日にも、正式に認可される見通しとなっています。
これを受けて、13日、開かれた衆議院文部科学委員会の理事懇談会で、与党側は、獣医学部の認可をめぐって、14日午後、委員会を開き、与党と野党が同じ1時間半ずつ、質疑することを提案しました。
これに対し、野党側は、質問時間を、従来どおり、野党側に多く配分したうえで、15日、およそ7時間質疑を行うよう求め、折り合いませんでした。
このため衆議院文部科学委員会は、14日午後、改めて理事懇談会を開いて協議することになり、14日の委員会開催は、見送られることになりました。
これを受けて、13日、開かれた衆議院文部科学委員会の理事懇談会で、与党側は、獣医学部の認可をめぐって、14日午後、委員会を開き、与党と野党が同じ1時間半ずつ、質疑することを提案しました。
これに対し、野党側は、質問時間を、従来どおり、野党側に多く配分したうえで、15日、およそ7時間質疑を行うよう求め、折り合いませんでした。
このため衆議院文部科学委員会は、14日午後、改めて理事懇談会を開いて協議することになり、14日の委員会開催は、見送られることになりました。
自民 鈴木氏「わが党としては譲歩」
衆議院文部科学委員会の与党側の筆頭理事を務める、自民党の鈴木淳司衆議院議員は、記者団に対し、「今回は、法案の審議ではなく、文部科学省の審議会の答申を受けた、大臣の判断の是非などについての質疑なので、全党フラットな話だ。本来、議員数に応じれば7対3の質問時間を、5対5にすると提案しているので、わが党としては譲歩だ。これがすべての委員会の前例ではない」と述べました。
立民 川内氏「とんでもない提案」
野党側の筆頭理事を務めることになっている立憲民主党の川内博史衆議院議員は、国会内で記者団に対し、「受け入れられる訳がない、とんでもない提案だ。国民の興味や関心、疑問が大変、強い問題なので、与野党とも十分に準備をして、きちんとした時間を取って質疑に臨むべきだ」と述べました。
共産 小池氏「逃げ回っている」
共産党の小池書記局長は記者会見で、「『質疑から逃げ回っている』としか言いようがない。3時間の質疑で与野党の時間配分を5対5とすれば、共産党の質問時間は、7、8分になり、社民党は1分くらいで、国会の質疑が成り立たない。『森友・加計疑惑』が今国会の最大の任務であることは間違いなく、解明するだけの時間設定にすべきだ」と述べました。
衆院文部科学委員会 質問時間で合意せずあすの開催見送り
学校法人「加計学園」の獣医学部認可をめぐり、衆議院文部科学委員会の理事懇談会で、与党側はあす委員会を開き、与党と野党が同じ時間質疑することを提案しましたが、野党側は応じられないとして折り合わず、14日の委員会開催は見送られることになりました。
学校法人「加計学園」の獣医学部について、文部科学省の審議会は、先週、来年4月の開学を認めるとする結論をまとめて、林文部科学大臣に答申し、14日にも、正式に認可される見通しとなっています。
これを受けて、13日、開かれた衆議院文部科学委員会の理事懇談会で、与党側は、獣医学部の認可をめぐって、14日午後、委員会を開き、与党と野党が同じ1時間半ずつ、質疑することを提案しました。
これに対し、野党側は、質問時間を、従来どおり、野党側に多く配分したうえで、15日、およそ7時間質疑を行うよう求め、折り合いませんでした。
このため衆議院文部科学委員会は、14日午後、改めて理事懇談会を開いて協議することになり、14日の委員会開催は、見送られることになりました。
自民 鈴木氏「わが党としては譲歩」
衆議院文部科学委員会の与党側の筆頭理事を務める、自民党の鈴木淳司衆議院議員は、記者団に対し、「今回は、法案の審議ではなく、文部科学省の審議会の答申を受けた、大臣の判断の是非などについての質疑なので、全党フラットな話だ。本来、議員数に応じれば7対3の質問時間を、5対5にすると提案しているので、わが党としては譲歩だ。これがすべての委員会の前例ではない」と述べました。
立民 川内氏「とんでもない提案」
野党側の筆頭理事を務めることになっている立憲民主党の川内博史衆議院議員は、国会内で記者団に対し、「受け入れられる訳がない、とんでもない提案だ。国民の興味や関心、疑問が大変、強い問題なので、与野党とも十分に準備をして、きちんとした時間を取って質疑に臨むべきだ」と述べました。
共産 小池氏「逃げ回っている」
共産党の小池書記局長は記者会見で、「『質疑から逃げ回っている』としか言いようがない。3時間の質疑で与野党の時間配分を5対5とすれば、共産党の質問時間は、7、8分になり、社民党は1分くらいで、国会の質疑が成り立たない。『森友・加計疑惑』が今国会の最大の任務であることは間違いなく、解明するだけの時間設定にすべきだ」と述べました。