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千葉の時代「チバニアン」命名へ、地質時代に初の日本地名
地球の歴史の一時代が「千葉の時代」を意味する「チバニアン」と命名される見通しとなったことがわかりました。
茨城大学などの研究チームは、今年6月、千葉県市原市の養老渓谷にある地層について、およそ77万年前から12万6000年前の時代の区分を示す「基準地」にするよう国際学会に申請しました。
イタリアからも2か所が候補にあがっていましたが、関係者によりますと、先月から今月にかけて行われた1次審査で、日本の申請が認められ、千葉にある地層が「基準地」として内定したということです。これにより、およそ77万年前から12万6000年前の時代がラテン語で「千葉の時代」を意味する「チバニアン」と名付けられる見通しとなりました。
地質時代に日本の地名が付くのは初めてで、基準地となる地層には、ゴールデンスパイク=金の杭が打ち込まれることになります。