2017-11-13

子連れ客のマナーが悪い

観光地試食販売仕事をしている。

もちろん試食したお客様が購入してくださるに越したことはない。

はいえ買う気が全くないいわゆる試食魔がいることも計算のうちだし、ある程度仕方のないことだと思っている。

しかし、だ。

少し離れた場所で「"ください"って言っておいで」と子どもだけで試食を取りに来させる親がけっこういる。

見た目にいかにも地雷そうな親ではなくそこそこ普通に見える親が多い。

子ども試食を渡した後、親にも手渡そうとするとそういう親は大抵微妙な顔で断る。

子どものやったことですから・・・」みたいな顔をしながら。

それ子どもにやられた側のセリフからな!

大人試食を断るというのは、理由はともかく購入する気がほぼないという意味だ。

そして子どもだけで試食に来させるのは、子どもには購入決定権がないのでセールスされずに済むから

購入する気がないのにあわよくば子どもおやつをタダで済ませようと思っているのか。

しか子どもに食べさせて自分は遠慮するというのが、若干罪の意識があるようで余計イライラする。

大人試食はいずれ全部本人に返ってくると思うことにしているのでどうでもいいが、

子ども無料であることが善のように躾け、「子どもから」が免罪符になることを教え込むのはちょっとどうかと思う。

試食商売のためにやっている」ということを教えないといずれ「タダでホームページ作ってよ!」とか言い出しかねない。というか親がすでに言ってそう。

商品によっては「子どもが喜んだから買う」ということもあり得るが、

私の扱っている商品は味覚的に子どもが喜ぶ類のものではなく、価格帯的にも子どもが喜んだからとホイホイ買えるものでもない。

そもそもお土産を想定した食品なので子どもに決定権はほぼない。

こちらは人様の子どもにおやつ無償であげるサンタクロースではない。

試食の個数にも限りがあるし、できるだけ購入の可能性がある人に渡したい。

平たく言えば財布を握っている人に食べてもらいたいし、そうでないならせめて財布を開く影響力を持つ人に食べてもらいたい。

「その子大人になったら買うかもしれない」と言われそうだが、たぶんその前に商品が入れ替わっているだろうし第一子どもも覚えてないだろう。

何というか腹が立つのもあるが、タダでおやつ食べておいで!と親はどういう気持ちで言ってるのか知りたい。

純粋子どもに美味しいものを食べさせてやりたいのだろうか。だったら商品買って食べてください。

あるいは子どもに知らない人に話しかける経験を積ませたいのだろうか。

試食を貰いにとてとて歩いてくるうちの子可愛いでしょ?断れるわけないよね!という親バカなら帰ってどうぞ。

あと試食を見ると「ししょくだー!ほしい!たべたい!」と叫び回るお子様もいる。

こういうお子様には「無料食事=善」という図式があるように感じる。

試食を見たら必ず食べなければならないと躾けられているのだろうか。

子どもは親を選べないし、子どもに罪はないのでただただ可哀想だな、と思う。

もちろんちゃんとしたお客様が大多数で、すべての子連れ客のマナーが悪いわけではないことは書いておきたい。

「ありがとう」がきちんとと言える子はそれだけでこちらも嬉しくなる。

何が言いたいかというと「タダより高いものはない」ということです。

それとアレルギー等あるので頼むから子どもだけで試食に来させないでください。責任は取れません。

カッとなって深夜に書きなぐってしまった。

落ち着いたら消します。

  • anond:20171113021735

    乞食用の試食品と金持ち用の試食品を分けておき、本物の見込み客が来たら、隠しておいたほうの本物の試食品をだせばいいんじゃないの? 乞食には味が分かる程度の小片で十分でしょ

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