レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『チャーリー』という曲の存在については先日このブログで触れました。
チャーリーは僕を揺さぶるんだ
そして僕の話を語るんだそしてチャーリーは僕をそしてチャーリーは僕を笑顔にする
今年の夏、7月20日に、リンキン・パークのチェスター・ベニントンは自殺して亡き者になった。
正直わたしはレッチリもリンキン・パークもたいして聞いたことがない。どうもすみません。
チャーリーというのは、コ█インの俗語です。
なんのことだかわからない人があの記事を読んで何名かいたかと思います。女の子とか?チャーリー…子供の名前?あの歌詞も誰か素人が和訳したやつですからね。
しかしいい曲ですね、元々は「コ█イン 俗語」とググったら、あの曲にたどり着いたのです。いい曲です。
芸術というのは弱者が社会に苦しみと願いを訴えるものなのかもしれない、と最近思い始めました。
そういえば私も最近描こうとしている絵。
その絵は渋谷のある道端で、コ█インを楽しそうに吸い交わしている子供たちの姿、引き語りをしている青年(曲はもちろん『チャーリー』)、そしてその横で毛布にくるまって寝ているホームレスの絵です。
これは今週末とある場所で絵の発表会みたいなものをするために、今描いてる途中の絵なんですが、絵でも音楽でも多分なんでもそうだと思うんですけど、何か一つ大きなテーマが必ず必要だと思うんですね。
で、この絵はなんですかと聞かれたら、自分はこう答えようと考えていて。
「うーん、そうですね、50年後の渋谷ですかね?w」
東京はいつか富裕層しか住めないまち、貧乏人しか住めないスラムみたいなまちができて、今すでに港区が憧れの対象となって足立区が笑い物の対象になっているので、もうそれに関しては今更って感じなんですが。
でも、きっと貧乏人がヴィトンの財布を持っていたらすぐにどこで買ったかバレるし、あるいは偽物だとすぐにバレる時代がくる。(もう来てるのかな?なんせ東京に住んでいないからねぇ)
軽自動車を持ってるだけで笑われたり。
痩せていることが金持ちである象徴。タバコを吸わないことが経営者の常識。
太っていることが貧乏人である象徴。タバコを吸うことが下働きの常識。
スラム街ではブランド物の財布やカバンのレプリカが売り出されていて、ドラッグの売買が普通にタバコ感覚でショップで売られていたりして。
まぁすでにそういう光景はあると思いますけどね。というか、あるでしょ。
lainでは小学生が普通にクラブに出入りしている。電子ドラッグの売買がされている。女と男が抱き合っている目の前のビルの屋上から女子高生が笑顔で飛び降り自殺をする。そういうシーンがある。
そしてその街の舞台は渋谷だ。
ああ、未来の渋谷だ。リアルタイムで最近またlainを見返しているけれども、見るたびに違う感情を抱く。
自分は神だと名乗る男が生まれて。その神はアイドルを創り出して子供たちに偶像崇拝をさせて。街がどんどん狂っていく。
あれはワイヤード(インターネット)とリアルワールド(現実世界)の境界線がなくなっておかしな現象が起きてしまって、それを主人公がもとどおりにするっていう内容なんだけど、そのサブ的な物語として渋谷への歪んだ愛というか…この街に対する自暴自棄なセンチメンタルさというか。
そういうものが、大人になって、まちというもの・国というものについてよく考えるようになってから感じるようになった。
別にlainについて話したいわけじゃないんでこの話はもうやめるんですが、よーは"dis"ですよね。disrespect。
きったねぇ言葉ですよ。ラッパーがミュージシャンを侮辱する言葉なんですから。
fuckは意外と良い意味でも使われるらしーですからね。もちろん未成年がいるような場所、未成年が耳にしてしまうような場所では使ってはいけないと思いますが。(だから軽々しく使っちゃいけない言葉なんですよ)
そんなわけでdisってもしかしたらfuckよりもひどい言葉かもしれませんね。
ぶっちゃけ私はあんま英語詳しくないし、そもそも通信制高校卒なんで、ほんと調べながらでやっと文章書けてるくらいなんですけど。
まぁもう要するに50年後の渋谷っていうのはdisですよ。dis。渋谷へのdisだし、それと同時に日本へのdisでもある。
今私が考えている熱海計画も「市がやってることは間違っているぞ」というdisです。(この話はきちんと専用のブログなりを解説してやってこーと思ってます。新納翔さんもカメラ貸してくれたし、やんなきゃ怒られちゃう〜)
道端で、コ█インを楽しそうに吸い交わしている子供たちの姿、引き語りをしている青年(曲はもちろん『チャーリー』)、そしてその横で毛布にくるまって寝ているホームレスの絵。
私はそれが救いになってしまう未来がきっとあるし、多分絶対このままだとなると思ってます。
50年後の日本は間違いなく絶望的なことになってると思います。
国っていうのは、ブームがあって、ローマがブームで輝いていた時代、イランがブームで輝いていた時代、イギリスヨーロッパがブームで輝いていた時代、NYがブームで輝いていた時代、インドがブームで輝いていた時代、中国がブームで輝いていた時代、北朝鮮がブームで輝いていた時代(あれはやばかったですけどねぇ)、年代はどれも世紀にわたってかなりばらけていますが。
しかし南米がブームになってた時代ってあったのかなぁ。まあそれはいいや。全然知らないことを推測で語っても意味がない。
日本のブームは多分2020年で完全に終わるんじゃないかなと思うし、終わらなくても昭和に生まれた上の年代の人たちから順に大幅に人口はきっと減って、政府がマジにならない限り過労死や自殺は減らないだろうし。ああまた推測で語っちゃった。でも、ありえない話じゃないと思うよ。きっと。
こないだ友達と「海外にマジで住みたいよね。」なんて話をしてた。
「住むならどこです?」
「えーどこだろう、NY意外と良い街だなぁと思うけどなかなかなぁ(家賃と物価が!)韓国がいいかな〜」
「南フランスはバカンス的にも芸術に対する理解的にも超良いですよ」
「ほんと!?」
「本当です本当です、この写真とか見てくださいよ、こういう一場で色々売っててー」
男友達とラインで話してたな。「マジで海外に移住したい」って。
最近人によく「今韓国がマジでアツい。イラストレーションも良いし、建築デザインもイカしてるし、映画もいいし。あ、中国もドラマが今かなりすごい。とりあえず今は韓国で自分の絵が認知されるようになりたいなぁ。韓国語勉強しないとなぁ。」なんて話をする。
政治参加せよ!なんて選挙のシーズンだけ偉そうに言う大人たち、金払って芸能人に言わせてる大人たちよ、私のような若者たちがこんなことを言っているのをお前らは知ってるのか?
市民ってなんなんだろうなあ。ウィキによると「政治的共同体である市及び都市においての構成員。個々の人間を指す場合と、人間集団をまとめて指す場合とがある。」って意味らしいけど。
参政権があるっつったって、自民党が公明党と組んで票を稼いだり、民進党は共産党と組むことを拒んだようですが。これ何が言いたいかっていうと、自民党が公明党と組むと自民党は公明党の言うことを聞かなきゃいけない権利が生まれるんですよ〜〜〜だから分裂とか起きるじゃないですか〜〜〜あ〜眠い〜〜〜政治のことよくわかんないけど詳しい人がこう言う話しょっちゅうするもんで(うちの母なんだけど)
だからもう本当クソなんですわ、いっそのこと一度日本滅んでしまえばいいと思うんです。
そして0からやり直せばいいんです。大切な人が死んで初めてその存在の大切さに気づくのと同じです。
まちづくりで全然人口増えない熱海を見りゃわかるでしょう、一回観光都市なんかやめちまえばいいんですよ、温泉も全部埋めちまえ。リゾートホテルもぶっ壊して、あの駅ビルも破壊しちまえ。新幹線も止まらないようにしちまえ。海には観光客がポイ捨てしたゴミをみんなで集めて海に流しちまえ。
こんなこと書いて「俺かっけ〜!!!!!!みんなと違うこと言ってる〜〜〜!!!!」って陶酔してると思うか?
かっけ〜〜〜〜!!どころかボロボロですよ。涙が止まらない。
ハイアーとかいう雑誌が
メンバーの中でも常日頃「政治」や「ジェンダー」、「フェミニズム」
などのテーマが話題になりますが、これらについて当たり前のように話せる場
は今まであまりありませんでした。私たちが自由にこのようなのテーマについて
知り、勉強し、話し合い、考えることが
いかに私たちの未来を変えるきっかけ
になるだろう。
学生によるインディペンデントマガジンHIGH(er)を定期的に発行していきたい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
なんてことをクラウドファンディングのサイトで書いていますが、かっこよくなくたっていいじゃないと言ってる人がつける雑誌の名前ではない。
あとフェミニズムの本来の思想は日本人には多分理解できない。できないというか追いつかないというか、キリスト教が全然根付いていない日本でフェミなんて単語だされても……それより他にもっと大事なことありません?
日本を本当に変えたいならダサくあれ。
武器持って国会の壁を殴るぐらいのダサさと過激さがないと、でもそれですら変えられない、社会を変えるってめちゃくちゃ大変で反社会的なんですよ。以前にも書きましたが…
酔っ払ってだんだんわけわかんなくなってきた。
とにかく、ダサくて過激で強く生きること。グローバル化したこの世界で必要なのはその3つ。
以上!!!!!!!!!!!!(涙はもう止みました)
みなさん、サガンの『愛と同じくらい孤独』を読みましょう。
- 作者: フランソワーズサガン,朝吹由起子,Francoise Sagan
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/05
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (11件) を見る