2017-11-13

先生立場にいた者です(小学校ではないけど)

小学校ではないけれど、発達障害学生対応をしないといけない立場にあった。日々どう対応したらよいか同僚と悩んでいた。結構ストレスだった。

なので、増田さんのお子さんのクラス先生もかなり悩んでいてストレスを抱えていると思う。発達障害学生対応は本当に大変だし、親が怒鳴り込んでくるタイプだとさらに大変になる。

親が「いつもうちの子がいろいろやってすみません」という対応をする場合もあるので、その場合はかろうじて我慢できるし、その生徒への対応も「ただ甘やかすだけ」にはならなくなる。ただ、親が怒鳴り込んでくるタイプとか、親も発達障害があるようなタイプだと話が通じないので、腫れ物に触るような対応をするしかなくなる。何か自分不都合があれば「障碍者差別だ」と騒ぐタイプであれば、やくざ相手をしているのとあまり変わらない。

なので、先生増田さんのクラスの親、子供何人かで協力して状況を説明しに行って、先生を味方につけたらよいのではないかと思う。発達障害学生とそうでない学生が両方いる場合発達障害学生のほうがどうしても手がかかり、他の学生なおざりになることがある。他の学生からクレームが来れば、先生はほかの学生のほうに行く大義名分ができる(実際そういうことがあった)。それで人手が足りないということになれば、何かしらの形で人員を増やすとかできる場合もある。私がいたところではカウンセラー対応をお願いするとか、人員を増やすとか、発達障害の人への対応の仕方を専門家から勉強するとかやっていた。あとは、こういう対応をすると問題が大きくなる、こうするとうまくいく、というのを同僚と共有していた。完全に問題解決されることはなかったけれど、少し状況がましになることもあった。

子供は「発達障害を持つ人というのが世の中に一定数いる」ということを理解することと、そういうタイプ人達とどうやって対応していけばいいかを学ぶことができる。世の中には発達障害の人に接したことがなく、「育て方が悪い」「我慢が足りない」で障害を片付けようとする人たちがいる。こういう人たちは「発達障害まで障害に入れてしまったら世の中すべての人が障碍者になってしまう、だからもっと厳しく接すべきだ」と平気で言う。実際に発達障害の人と接した経験があればこういう発言は出ない。あと、発達障害の人に接したことがないと、「実は天才なのだから自由にさせればいいのだ」とひたすらポジティブにとらえ、実際に回りにいる人の大変さを理解できないということも生じうる。個性から寛容に接せよと言えるレベルであればそもそも障害とは言わない。日常生活にたくさんに支障が出ているレベルなのだ増田さんのお子さんのクラスメイトはこういう想像力のかけた人間にはならない。ただ、日々ストレスを抱えた結果として「発達障害の人と対応するのはとても難しい、正直避けたい」となってしま可能性もある。でもそれが現実だと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20171112152306

記事への反応 -
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    娘の小学校で、トラブル(小学校6年) もともと、娘のクラスには、発達障害の女の子がいた ・見た目は普通 ・相手に何か言われると、馬鹿にされたと思って、フンと怒って会話がで...

    • 先生の立場にいた者です(小学校ではないけど)

      小学校ではないけれど、発達障害の学生の対応をしないといけない立場にあった。日々ストレスとどう対応したらよいか同僚と悩んでいた。 なので、増田さんのお子さんのクラスの先生...

    • anond:20171112152306

      よく話す娘さんだこと

    • anond:20171112152306

      まずは何年生なの? 話の内容が大人の言葉で脚色されすぎてるような気がする。

    • anond:20171112152306

      毎日が参観日か あまりに詳細で断定的すぎる 報告を文章化でなくその場で見ていたかのようだ

      • anond:20171112153430

        二、三日のヒアリングの結果をまとめてます。脚色はなし

        • anond:20171112171045

          で、その発達障害認定は何を根拠にしてんの? 医者の診断以外の根拠が無いなら完全にアウト それはいじめだ 死んだほうがいいぞ

          • anond:20171112171615

            発達障害というのは、観察結果からで、それでバカにしているわけではありません。 特別扱いしているのは先生の方なんです。 他の子がやったら、ものすごく怒るのに、その子が何をや...

    • anond:20171112152306

      ペンの力ってやっぱりあるんだと そこはかとなく滲む嫌悪感が胸に刺さる

    • ゲーム理論の活用

      発達障害を盾に取り、発達障害の子が何をやっても許されるといういう言い訳にはならない。 教師の役割は、精神科医やカウンセラーと連携を取り、発達障害の子が起こすトラブルにつ...

      • anond:20171112154458

         しっぺ返し戦略は「攻撃している」という自覚がある場合にのみ有効。  この場合たぶん女の子は「私は何も悪いことはしていないのに、周囲が突然攻撃してくる」と認識しているで...

      • anond:20171112154458

        ちなみに、ここで問題なのは、その女の子ではなくて、その女の子が特別だからと、 ちゃんと、その女の子に、普通の子に対するような指導をしない先生に娘は不満があるようなのです...

    • anond:20171112152306

      小学6年生ですね。

    • anond:20171112152306

      総合の授業のときに、女の子が、その男の子の席に勝手に座った。 男の子が勝手に、ここは俺の席と決めつけてるだけなら、女の子に非は無い。 男の子の名札のついている席に女の...

      • https://anond.hatelabo.jp/20171112174305

        この意見に賛成。 とりあえず、その子が発達障害があるかないかは脇において、 事実をあげていく必要があるのを先生に伝えるしかないんじゃないかしら。 椅子がきっかけで、それが...

    • anond:20171112152306

      発達障害(ASD/ADHD/LD)に対する理解がもう少し必要。定型か非定型かにかかわらず、相手を理解しようとすることは大切。 コミュニケーションにコツがある。 例えばだけど、注意されると...

      • anond:20171112190258

        距離感ちかすぎてキモい

      • anond:20171112190258

        そういう指導を先生にしてほしいんですけどね。 その女の子が、表面上は普通の子のような扱いをしつつ、その女の子に対する指導をしなくて、子供に対応を押し付けているので、 子供...

    • anond:20171112152306

      読点多すぎの法則。

    • anond:20171112152306

      追記読んだけど、男児が椅子を蹴ったのは明確なイジメ行為。 これを問題なしとしてはいけない。 そのいじめ問題対応とは別問題として、教師の発達障害児への対応の問題を追及しな...

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