遠軽からやってきたクリスタルエクスプレス トマム&サホロ
臨時列車 - 2017年11月11日 (土)
11月3日から2泊3日のスケジュールで「道東ハイライト・感動本線 ふれあいの旅・2泊3日」が実施されました。
1日目の札幌から釧路へは、キハ283系による4両編成が充当されましたが、2日目と3日目については、クリスタルエクスプレス トマム&サホロが充当されたようです。
夏期の臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」を除き、多客臨の利用減少に伴う削減などでここ最近はほぼ遊休状態で稼働する機会が1年を通じて少なく、車両を有効活用する手段の1つと考えれば、観光による集客をねらった今回のモニターツアーは一定の評価が得られるのではないでしょうか。


題名は、札幌駅入線時の放送が「遠軽からきました・・・」とかかったので、その通りとしました。
遠軽駅で一旦降車し、サロマ湖を見学するAコースと丸瀬布いこいの森を観光するBコースに分かれていたようで、見学を終えたら、前者が遠軽駅から、後者が丸瀬布駅からそれぞれ乗車するスケジュールだったようです。
当初は、札幌駅に入線する番線が不明でしたが、1つヒントになる列車があり、特急「スーパーおおぞら11号」が同じ19時45分頃に札幌駅5番線から発車することを踏まえると、江別方面から入線できるのは1・2番線に絞られるわけです。
そこで1番線が「回送」の表示となっていたことから、待っていたら案の定やってきたという流れです。
クリスタルエクスプレスは久々の石北本線・釧網本線入線になったのではないでしょうか。

クリスタルエクスプレスの車体側面のエンブレムです。クリスタルエクスプレスの愛称で親しまれていますが、正式名称は「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」です。臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」としての使用がメインとなっていますが、導入当初は石勝線方面の観光輸送を主目的として、ニセコエクスプレス同様に苗穂工場で新製された北海道で5番目のリゾート気動車です。
編成中には、2階建車両の「キサロハ182-5101」が連結されています。これは後に登場するキハ183系「スーパーとかち」にも連結するようになります(550番台)。このことからも、導入当初は石勝線のリゾート需要に特化した車両ということがわかります。

札幌駅1番線から桑園方の引き上げ線を使って再度11番線に入線しました。入線が江別行きの249Mと被りそうになりましたが、なんとかこちらが早く入線してくれたおかげで撮影することができました。このあとに所属先の苗穂運転所(札ナホ)へと回送されました。
1日目だけキハ283系を使用するという2泊3日のツアーでした。車両を釧路を境に分けた理由は、3日間とも同じ車両を使用してしまうと、札幌駅に到着した際、編成の向きが真逆になってしまうからです。これを防ぐために、クリスタルエクスプレスも復路と同様の石北本線・釧網本線経由で回送されたようです。
今回の団体臨時列車での使用後、クリスタルエクスプレスはまたしばらく遊休状態になると思われます。まだ予告段階だと思われますが、来年の1月27日から1泊2日の日程で「氷雪のネイチャーロード 純白冬紀行・釧網本線」と題したモニターツアーが計画されており、同ツアーで使用されるかどうかといったところでしょうか。
まだまだ少ないながらも、リゾート気動車を活用する手段を見出したことについては評価でき、観光需要による地域活性化にも期待したいところです。
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1日目の札幌から釧路へは、キハ283系による4両編成が充当されましたが、2日目と3日目については、クリスタルエクスプレス トマム&サホロが充当されたようです。
夏期の臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」を除き、多客臨の利用減少に伴う削減などでここ最近はほぼ遊休状態で稼働する機会が1年を通じて少なく、車両を有効活用する手段の1つと考えれば、観光による集客をねらった今回のモニターツアーは一定の評価が得られるのではないでしょうか。
題名は、札幌駅入線時の放送が「遠軽からきました・・・」とかかったので、その通りとしました。
遠軽駅で一旦降車し、サロマ湖を見学するAコースと丸瀬布いこいの森を観光するBコースに分かれていたようで、見学を終えたら、前者が遠軽駅から、後者が丸瀬布駅からそれぞれ乗車するスケジュールだったようです。
当初は、札幌駅に入線する番線が不明でしたが、1つヒントになる列車があり、特急「スーパーおおぞら11号」が同じ19時45分頃に札幌駅5番線から発車することを踏まえると、江別方面から入線できるのは1・2番線に絞られるわけです。
そこで1番線が「回送」の表示となっていたことから、待っていたら案の定やってきたという流れです。
クリスタルエクスプレスは久々の石北本線・釧網本線入線になったのではないでしょうか。
クリスタルエクスプレスの車体側面のエンブレムです。クリスタルエクスプレスの愛称で親しまれていますが、正式名称は「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」です。臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」としての使用がメインとなっていますが、導入当初は石勝線方面の観光輸送を主目的として、ニセコエクスプレス同様に苗穂工場で新製された北海道で5番目のリゾート気動車です。
編成中には、2階建車両の「キサロハ182-5101」が連結されています。これは後に登場するキハ183系「スーパーとかち」にも連結するようになります(550番台)。このことからも、導入当初は石勝線のリゾート需要に特化した車両ということがわかります。
札幌駅1番線から桑園方の引き上げ線を使って再度11番線に入線しました。入線が江別行きの249Mと被りそうになりましたが、なんとかこちらが早く入線してくれたおかげで撮影することができました。このあとに所属先の苗穂運転所(札ナホ)へと回送されました。
1日目だけキハ283系を使用するという2泊3日のツアーでした。車両を釧路を境に分けた理由は、3日間とも同じ車両を使用してしまうと、札幌駅に到着した際、編成の向きが真逆になってしまうからです。これを防ぐために、クリスタルエクスプレスも復路と同様の石北本線・釧網本線経由で回送されたようです。
今回の団体臨時列車での使用後、クリスタルエクスプレスはまたしばらく遊休状態になると思われます。まだ予告段階だと思われますが、来年の1月27日から1泊2日の日程で「氷雪のネイチャーロード 純白冬紀行・釧網本線」と題したモニターツアーが計画されており、同ツアーで使用されるかどうかといったところでしょうか。
まだまだ少ないながらも、リゾート気動車を活用する手段を見出したことについては評価でき、観光需要による地域活性化にも期待したいところです。
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