体重も姿勢もこれだけで理...

2016年12月05日

"信心利用"はダメって話②

学生時代に1カ月だけ未来部の子の
家庭教師をしたことがある。

なんで、1ヵ月だけだったかって言うと、
それこそ“それ、信心利用ですよ!”って
多方面からNGが出たからだ。


ちょっと長くなるけどまず前置きから。m( _ _)m

その組織に限らず、全国どこでもそうだと思うけど、
男子部も女子部も10代、20代の活動家は
絶滅危惧種に指定される動物並みに希少な存在だ。

だから、ただでさえ貴重な20代の若い活動家な上に、
その地域があまり学業盛んな地域ではないド田舎だったので、
当時、“大学生&活動家”っていうスペックは、
その地域では目立って目立って仕方なかった。


そんで、本題。m( _ _)m

そんなたいしたスペックでもない私に
中3の受験生の親を持つ婦人部から
ぜひうちの子の家庭教師になってほしい!!」
と、熱烈ラブコールを受けたのだ。

まずその母親は、家庭教師の依頼をしたいからと、
女子部の本部長に私の連絡先を聞こうとした。

が、女子部の本部長。
私の断りなく、勝手に連絡先を漏らすようなことは
しなかった。

ただし、

個人情報だから

という至ってまっとうな理由じゃなかった。

ケロリちゃんは地区リーダーとして忙しくなるから
家庭教師なんてする時間ないんです


と言って断ったらしい。


えー...(((((((´д`;)

電話番号を勝手に教えなかったのはありがたいけど、
人がバイトをするかどうかを勝手に決めるのは
いかがなものかと...。

しかも、勝手に
「地区リーダーとして頑張るから」という
断る理由まで捏造されたし...。

これって、どうなんだろう...。(´_`)


と、軽くカルチャーショックを受けていたが、
婦人部の勢いはそんなもんじゃ済まなかった。

是が非でも直接私と交渉したい婦人部は、
支部の統監の名簿で勝手に私の個人情報を
覗き見し、私の携帯に電話してきた。


本部長からもう聞いてると思うけど、
うちの子のね、家庭教師お願いしたいんだわ!

あなたが忙しいのはわかってるから!
無理は言わないから!!

週に1度、1時間くらいでいいんだから!!
試しに1ヵ月だけやってみてよ!
どう?(´∀`)グイッ

ね、どう???(´∀`)グイグイッ


って感じ。
すさまじい勢いだった。

例えて言うなら、バーゲンセールでおばちゃん達を
制止しようとするが、まったく歯が立たず
混雑に巻き込まれてしまう新人店員に似てると思う。


いえ、出来ません

の、最初の「い」の字も言えないくらいの勢い。

うっかり、
「じゃあ試しに1ヵ月だけ...」
と言ってしまった。


...とは言え、婦人部のおばちゃんは、
「無理を聞いてくれたから」と、
時給も良くしてくれたし、バイトが終わって帰る前に
夕飯のおかずをおすそ分けしてくれた。

「一緒に夕飯食べましょ!!」とかじゃなくて、
私の時間を拘束しないように配慮してくれたのが
嬉しかった。(´ー`*)

女子部の本部長からは、
「断りきれなくてごめん」
と、謎の謝罪をされたけど
(勝手に理由付けて断るな)
そこそこうまくやってると聞いて
何も言わなくなった。

鬼圏女には、「私の出る幕じゃないわ」
と言わんばかりに、珍しく何も言われなかった。


そんなこんなで1ヵ月経過。

上手く言ってるはずの私たち(未来部と私)に
水を差すような存在が現れた。

母親だ。

最初、「数学と英語を教えてあげて」
という約束で始めた家庭教師だったのに、
急に、

来月、この子任用試験なの。
数学はいいから、御書一緒に読んであげて


と言い出した。

どうやらその未来部の子。
任用試験を受けたくなかったらしい。
(よくある話)

だから、任用試験の勉強会に参加したくないから
会館にも行きたくない、
と言ったらしい。

しかし、何が何でも任用を受けさせたい母。
(よくある話)

悩みに悩んだ結果、

家庭教師の女子部の子が来てくれるなら
会館行かせなくても任用試験の勉強させて
あげられるじゃないか!!(゜∀゜)


ってお母ちゃん、閃いちゃったらしい。

何このおばさん。(´・ω・)

そう思って、本部長を通り越して
鬼圏女に告げ口してやった。

さすが横綱、鬼圏女。
白鳳も朝青竜もビックリの
ツッパリっぷりだった。


任用試験の合格責任者は
もう決められてるんじゃ!
( ゚Д゚)ドルァ!!

勝手に任命するな!
地区リーダーに合格責任者なんて
任せられないんじゃ!!
( ゚Д゚)ヴォケ!!

てか子供、会館に来させろ!!
それでもお前、親かーーー!!
((((((((((ノ`^´)ノオラオラー


・・・って感じ。

たった数秒で寄り切り。
(もしくは押し出し)

怒りの方向とか、怒る理由とか、
色々と疑問に思うことはあったけど...。

その後、すぐに私はアルバイトを辞めることになり、
母親は婦人部の幹部から
「信心利用して女子部を好き勝手使うな」
ってきつく絞られたらしいよ(・・;)
と、女子部の本部長が教えてくれた。


今思い返せば、色々と謎だ。

なんであの母親は、受験勉強で忙しい子供に
任用試験を受けさせたがったのか。

なんで圏女はそこを問題視するのではなく、
「自分で子供を会館に連れて来させろ」
と言ったのか。
子供の意思は無視なの?

なんで本部長は勝手に
「今はバイトより地区リーダーの任務が大事だ」
と言って、勝手にバイトを断ったのだろうか?

そもそも自分の子供の家庭教師を女子部に頼んだ
あの婦人部の行いは“信心利用”だったのかしら?


ってことより、だいぶ謎だ。(--;)


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posted by ケロリ at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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