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1548話
外でセトが戦っている頃、レイ達は地下施設の中を進んでいた。
時々思い出したように罠が発動し、矢が飛んできたり、天井から槍が降ってきたりといったことはあったが、罠があると知っていれば、レイ達にとってその程度どうということもない。
また、先頭を進んでいるビューネも罠を見つけては解除したりとしている。
まさに、順調と言ってもいいだろう。
しかし、順調なのはいいのだが……
「問題は、どこに行けばいいのかだよな」
本来なら案内役として連れてきた男は、罠による矢で既に死んでしまっている。
結果として、レイ達は案内役もいないままに地下施設の中を歩き回っていた。
「取りあえず、どこかその辺の部屋に入って、情報を集めてみるか?」
「そうするしかないでしょうね。……誰か人がいれば、手っ取り早いんだけど」
ヴィヘラが面倒そうに溜息を吐く。
実際、どの部屋にこの地下施設についての情報があるのかは分からない。
いや、そもそもじょうほうがあるかどうかすら分からないのだ。
「マリーナの精霊魔法でどうにか出来ないのか?」
ヴィヘラと同じく部屋を一つずつ調べていくのは面倒だと考えたのか、エレーナはマリーナにそう尋ねる。
「うーん、そうね。ここは地下施設だけどそれなりに風の精霊はいるけど……それでもここはやっぱり地下だから、風の精霊はあまり言うことを聞いてくれないのよね」
「かなり高い応用力を持ってる精霊魔法だったが、意外なところで弱点が出てきたな。いや、弱点と呼ぶ程のものじゃないだろうが」
水中で火の精霊を使うといったことや、砂漠で水の精霊を使うというのは、やはり難しい。
……ただ、それは難しいだけで、絶対に無理だと言わない辺り、マリーナの実力を示しているのだが。
「取りあえず、部屋の中には誰かがいるかもしれないし……行ってみましょう。ビューネ、どこか人がいそうな部屋はない?」
「ん!」
ヴィヘラの言葉に、ビューネは即座に一つの部屋を指さす。
そこから人の気配を感じたのか、もしくはそれ以外の何か別の理由でその部屋に誰か人がいると判断したのか。
その辺りの事情は分からなかったが、ともあれ人がいるというのはレイ達にとって嬉しい出来事だった。
(さっきの男と違って、今回はこの施設の中にいる奴だ。男か女かは分からないが、この施設について詳しい事情とかそういうのを知ってるのは間違いない。罠よけとして使うのは、無理だな)
レイにとっては、正直なところジャーヤに協力している者であれば基本的に死んでも構わないという考えだ。
それでもこの地下施設の情報を得る為というのであれば、その人物に死んで貰っては困るという思いもある。
その為、次はもう少し慎重に接するべきかという思いを抱きながら、レイはビューネの示した扉の前に移動する。
(地下施設を出歩いてる奴……少なくても今この現状で出歩いている奴がいないのは、やっぱり罠が作動してるからだよな。……実は、日常的に罠が作動してるなんてことはないと思うんだが)
もしそうであれば、この地下施設にいる者は全て一定以上の盗賊の実力を持っている筈だった。
ジャーヤという組織が非合法の闇の組織である以上、そうであってもおかしくはないのだが……それでも、全員が全員となると違和感がある。
となれば、やはりレイ達が入ってきた時点で急いで退避したか、もしくは今レイの目の前にある扉以外にも、それぞれの部屋に脱出路のようなものがある可能性といったところか。
(さて、どっちだ?)
そんな風に思いながら、レイは扉をノックする。
木で出来た扉は、周囲に軽いノックの音を響かせるが……中から誰かが出てくる様子はない。
一瞬中で息を潜めているのか? と疑問を抱いたレイだったが、それにしては中にある人の気配が緊張している様子もなかった。
「どうなっている?」
「さぁ? それを私に聞かれても困るけど」
「……まぁ、それもそうか」
中から返事がないのを疑問に思って呟いたレイの言葉だったが、レイの隣にいたマリーナは自分が話し掛けられたのかと思ったのだろう。
自分に聞かれても分からないと告げるマリーナに、レイは取りあえず頷きを返してから扉を開こうとする。
ドアノブの類ではなく、横開きの扉だったのはレイにとっては幸運でもあったのだろう。
だが、少し開いたところで扉の動きは止まり、それ以上動かなくなる。
「鍵じゃなくて、棒か何かで扉が開かないようにしてるのか。……厄介だな」
当然レイがそのつもりになれば、扉を破るのはそう難しい話ではない。
だが、これだけ罠が大量に仕掛けられている以上、部屋の扉を強引に開けるのは少し警戒してしまう。
どうするのかレイが迷った時間は十秒足らずだったが、それを見ていたエレーナが口を開く。
「イエロ、頼む」
「キュ!」
幸いと言うべきか、レイが開けた扉は人が通れる程の隙間ではないが、それでもイエロが通るには全く問題ないだけの隙間がある。
であれば、イエロを中に入れて扉を開かないようしている原因を取り除けばいいというのが、エレーナの考えだった。
また、イエロは非常に高い防御力を持っており、この地下施設に入ってから仕掛けられていた罠程度では傷を付けることが出来ないという確信もあった。
そんなエレーナの期待を背負ったイエロは、扉の隙間から部屋の中に入っていく。
大丈夫だと思っても、やはり色々と心配はあるのだろう。
息を呑みながら、扉が開くのを待っていると……やがて木が床に落ちる、ゴトンという音が周囲に響く。
その音を聞いてからレイが扉を開くと、次の瞬間には何の抵抗もなく扉が開く。
そして、やがて扉の隙間からイエロが小さな羽根を羽ばたかせながら姿を現す。
どう? 出来たよ? 凄いでしょ。そんな風に態度で示してくるイエロ。
人がやれば、あざとい仕草と判断し、苛立ちを覚える者もいるだろう。
だが、イエロの場合は元々の愛らしさとがある為か、特に問題なくその仕草は皆に受けいれられた。
イエロの主のエレーナが、キュウキュウと鳴いているイエロを撫で、そのまま一行は部屋の中に入っていく。
通路はそれなりの広さがあり、レイのデスサイズでも十分に振るえるだけの空間的な余裕があった。
だが、部屋の中でもそのよう真似が出来る筈もなく、レイが握っていたデスサイズは既にミスティリングに収納しており、現在は素手となっている。
……もっとも、レイの場合はその人外と呼ぶに相応しい身体能力がある以上、素手だからといって致命的なまでに弱体化されるという訳ではないのだが。
いや、寧ろ素早く繰り出した拳は、素手である分だけ並の武器の攻撃速度を上回る。
そんな物騒な凶器を宿したまま、レイ達は部屋の中に入る。
部屋そのものはそこまで広い訳ではなく、玄関の他に幾つか部屋がある程度だ。
(アパートかマンション的な感じか?)
レイはそんな風に思いながら、部屋の中を確認する。
日本にいた時のレイの家は一軒家であったし、レイの家の周囲にある家も全てが一軒家だった。
だが、街中に行けば当然アパートやマンションの類も存在し、友人の中にはそのような場所に住んでいる者もいた。
また、漫画やアニメといった代物でもアパートやマンションが出てくるのは珍しくないし、TVで頻繁に映る。
だからこそ、レイが部屋の中を見てそんな印象を抱いたのだ。
「誰かいるか?」
部屋の中に入ってから声を掛けるというのは、明らかに常識の行動とは言えないだろう。
だが、そもそもの話、レイはこの地下施設そのものに強引に侵入してきているのだ。
それこそ、礼儀知らず云々というのは今更の話だろう。
「……返事がないわね。中の様子を見てみた方がいいわね。人の気配がある以上、ここで私達から隠れるというのは不可能に近いと、向こうも分かってる筈なんだけど」
ヴィヘラが呟き、そのまま部屋の奥に進み……やがてその動きを止めると、どこか呆れた表情を後ろにいるレイ達に向けてくる。
何があった? と疑問を感じつつ、ヴィヘラの様子から考えて危険はないだろうと判断し、ヴィヘラのいる場所まで移動する。
すると……それを見たレイは、何故ヴィヘラが呆れた表情を浮かべていたのかを理解する。
何故なら机に上半身を倒してぐっすりと眠っている男の姿がそこにあった為だ。
部屋の中には少し離れた場所にベッドも置かれているのだが、にも関わらず男は机の上で眠ってしまっていたのだ。
(寝落ちって奴か?)
男の様子を見てそんな風に思うも、恐らくこの寝落ちのおかげでこの一帯に唯一この男が残ったのだろうと判断すると、それを責める訳にもいかない。
「部屋も随分と散らかってるけど。……まさに熱心な研究者の見本ってところかしら?」
こちらも追いついてきたマリーナが、部屋の様子を眺めながら呟く。
部屋のいたる場所に書類――もしくはレポートか――が幾つも置かれており、レイから見れば何に使うのか全く分からない実験器具の数々。
「だな。まぁ、研究している内容を考えると、とてもじゃないが褒めることは出来ないだろうが」
ジャーヤで行われている研究の中で、最初に思いつくのは当然のように巨人だった。
勿論それ以外にもマジックアイテムの類は研究しているのだろうが、一番インパクトの強い存在となると、やはり巨人になってしまう。
それだけに、傍から見て幾ら研究熱心な研究者であっても、それを許容出来るかと言えば……レイは首を横に振る。
「取りあえず、事情を聞く為にも起こす必要があるか」
所狭しと床に置かれている実験器具や書類、もしくはレポートと思われる物を踏まないようにしながら、レイは机で眠っている男に近づいていく。
(床がこの有様だと、こいつはどうやって部屋の中を移動してるんだ? 取りあえずベッドの上に何も置かれていないってのは、いつもはベッドで眠ってるからなんだろうが)
そんな疑問を抱きつつ、レイは机の側まで到着する。
だが、ここまで近づかれたにも関わらず、眠っている研究者が起きる様子はない。
もっとも、扉を開かないようにしていたつっかえ棒を落とした音でも起きなかったのだから、人の気配を感じて起きるといった真似がこの研究者に出来るとも思えなかったが。
(そう言えば、高校で授業中に眠る時はこういう風に寝たこともあったな。……すぐ見つかったけど)
上半身を完全に机の上に倒して眠っているのだから、当然のように教師にはすぐに見つかる。
なので、テストで書き終わってもうやることがなくなった後に寝る時くらいでなければ、この体勢はとれなかった。
普段授業中に眠る時は、頬杖をして教科書を見ている振りをしながら寝るのが一般的だった。
そんな、日本で高校生をやっていた時のことを懐かしく思いながら、レイは目の前で眠っている男の頭部を軽く叩く。
ゴンではなく、コンといった音が周囲に響くも、男が起きる様子は一切ない。
(どれだけ疲れ切って寝てたんだ? いやまぁ、だからこそ他の部屋の連中みたいに避難したりはしなかったんだろうけど)
レイのイメージとして、研究者というのは昼夜逆転生活を送っているというイメージがある。
また、メジョウゴも娼館が中心――正確にはほぼ全てが娼館なのだが――だけあって、昼夜逆転している。
そのような下地があることもあり、その上で寝落ちをしていると思われる研究者がいるのだから、今の時間にぐっすりと眠っていてもおかしくはない。
これが普段であれば、それこそゆっくりと眠らせておいてやったり、もしくはベッドまで運んだりといったことをしても構わないのだが、生憎と今はそのような真似をしている場合ではない。
この地下施設についての情報……特に巨人についての情報を聞く為には、どうしても情報源が必要だった。
「ほら、起きろ!」
先程よりも力を入れ、男の頭を叩く。
ただし、拳ではなく掌でだが。
ゴンではなく、パァンッという音が部屋の中に響く。
「ぬおっ! 何、何!?」
眠っていた男も、今の一撃は眠りよりも強かったのか、やがて慌てたように起き上がる。
そして慌てたように周囲を見回し……当然そのような真似をすれば、何故か部屋の中にいるレイ達の姿を発見する。
レイだけではなく、エレーナ、マリーナ、ヴィヘラ、ビューネ。
イエロはエレーナに抱かれているので、そこまで場所を取っている訳ではなかったが、それでもこの部屋の中に六人もがいれば狭く感じるのは当然だった。
「誰?」
レイの姿を見て、何が起きてるのか理解出来ないといった様子で尋ねてくる男に、レイは満面の笑みを浮かべて口を開く。
「ちょっとした侵入者だ。話を聞かせて貰おうか」
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