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2013年10月18日(金)公開
投稿レビュー(18件)ダイアナは星3つ
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真実はどこに? (投稿日:2013/11/13)
本当にダイアナは逝ってしまったのか・・・。
いろいろな噂が錯綜しているけれど、どれもこれもダイアナの魅力がなせるワザ。
孤独だったんだな~ということが伝わってきました。
最後に、本当の恋ができたのか。その恋を守るために、結末がこうなったのか・・・
ダイアナは永遠に、歴史に残るプリンセスになったんだな~カミラはこうはなれないもんね。
「愛してるなんて、世界中の人間が言ってくれる言葉なんかいらない」なんてさびしい、心から出た言葉なんだろ。»ガイドライン違反報告
祈る想いです。 (投稿日:2013/11/10)
13年前のあの日、地方へ向かう夜行バスの中でニュースを観ました。今回の作品は、映画というよりドキュメンタリーとして観ましたが…。共に亡くなった相手が、愛する人ではなかったことを知り、衝撃を受けました。彼女に幸福な来世が訪れますように。
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事実と真実の間 (投稿日:2013/11/6)
ナオミ・ワッツが素晴らしい。別人だから勿論「そっくり」とはいかないが、ダイアナの雰囲気を余すところなく示し、可愛らしさと健気さを同時に表現して、ダイアナ以上のダイアナにまでなっていた。彼女がいなかったらこの映画は出来なかったろう。
映画は1996年の離婚から1997年8月31日の事故死までの2年間を描いている。チャールス皇太子やカミラなど、ゴシップを賑わす人物は登場せず、彼女の生きる揺らぎに焦点があてられる。実にうまい切り取り方だと思う。
「真実のダイアナを描く」という宣伝通り、本物のダイアナを観た思いがした。勿論これもフィクションだから、100%鵜呑みにするわけではないが、大金持のドラ息子ドディ・アルファイドとの浮名は何か彼女にそぐわないと、当時から思っていたのだ。本当の恋人はパキスタン人の外科医ハスナット・カーンで、ドディは単なる当て馬だったと言う説は、離婚後の彼女の「異常な行動」を理解するに十分である。
ハスナットはダイアナと結婚することは全世界と結婚することだという。一方ダイアナも、50億人の人が私を愛してくれるが、私の傍にいてくれる人は1人もいないという。不可能としか言いようのない関係に陥った二人の悲しみが胸を打つ。
事実と真実は違って良い。真実とは行為に与える理由付けだ。その「理由」が、その「行為」をどれだけ納得させ得るかで、真実の「当否」が決まる。この映画はまさに「真実のダイアナ」を描くことに成功している。
カメラワークも凝っている。この種の映画では、最初にヒロインの顔を見せるシーンに工夫が凝らされるが、冒頭カメラは若い女性がケータイをパウダールームに残し、男たちに囲まれてホテルの廊下を歩いてゆく姿を背後から追う。突然女性が振り返る遠景からのショットから、エレべーターの監視カメラにぼんやりと映される映像に切り替わり、次に屋外で群衆に取り巻かれる場面がでて、初めてダイアナの顔が写されるが、もう2年前のダイアナに遡っている。最初の長いショットの意味はなんだろう。
最後にこのシーンがそっくり繰り返される。だが今度はカメラは正面に回って彼女の顔を捕らえる。絶望にくれる彼女の顔の大写し。ケータイを捨てたのはハスナットとの関係が最終的に切れたことを示し、もう一度振り返る切ないシーンの意味も明らかになる。この直ぐ後で事故は起きる。
ケンジントン宮殿に花を添えるハスナットにもう誰も注意しない。ダイアナを王妃としてではなく、1人の女性としてのみ愛した、外科医の毅然とした頑固さに、男としての称賛を惜しみきれない。»ガイドライン違反報告
淡々と描かれる一人の女性の満たされない半生 (投稿日:2013/10/31)
王室(日本で言えば、皇室)というのはよく考えると不思議な存在だ。民主国家になった現在において、多くの主権国家にとって、もはや王室というのは象徴でしかない。そこに求めるのは憧れという感情ではなくて、むしろそこに安定的に存在しているという安心感だろう。不幸な事件や自然災害、政治的動揺などがあっても既にそこにある存在。だからこそ、多くの人が敬られるのだ。
この王室にあって、自分らしさを貫き、別居・離婚というスキャンダルにもまみれた女性ダイアナ。悲劇的かつ不可解な死で36歳という若さでなくなった彼女の、別居後から亡くなるまでの短い半生を描いたのが本作。自由奔放に生きたいと思っている自分と、パパラッチなど世間の目から逃れることができない現実の間で苦しむ姿を淡々と描いていくが、ちょっと淡々とし過ぎていて、何も心に留まることがないのが欠点。ナオミ・ワッツの化けっぷりも凄いとは思うけど、作品としては少し盛り上がりに欠けるかなという感じがします。
本作の監督は、「ヒトラー 最期の12日間」のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。「ヒトラー 最期の12日間」も同じようにヒトラーが自殺するまでの12日間を描いているのだけど、周りの人間たちとの世界の中で狂言回しのように悲しく最期を迎える姿を描いているのが印象的だった。本作では周りの人間というよりは、ダイアナの目線から主観的に描くのみなので、物語に共感できない要素が多いのかな、、、と、そんな気がしました。»ガイドライン違反報告
日本人にはわからなぃ感覚。 (投稿日:2013/10/24)
英国国民に絶大に指示され
世界的に有名なダイアナ。
でも、
この映画のようにパパラッチにおわれ
私生活のプライベートと無縁な彼女の人生は
かけがえのない存在である王妃をもたなぃ
日本人にはわからなぃ感覚。
内容、ストーリー展開は
だらだらし
あまり、良いものとは
言えなかったが
彼女がいかに
英国に愛されていたか。
その事実は感じられる
まさに
英国のロイヤルベビー誕生の
祝い事にぴったりの映画だと感じました…
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すれ違う女と男 (投稿日:2013/10/24)
本人がこの映画を見たら「大体この通りよ」と言うのでしょうか、それとも「全然違うわよ!」と言うのでしょうか・・。
超有名人ダイアナの話という事を除けば、内容はよくあるすれ違う男女の物語。
いくら携帯が普及して、いつでも連絡が取れる世の中になっても、男と女はすれ違うもの。
そして一度すれ違ってしまうとその溝はなかなか埋まらない・・。
本人の映像が残ってるシーンでは仕草を似せようと努力してる様子がうかがえました。
警護の人はさすがプロ!ですね。
・王子様と結婚してめでたしめでたしの続きを見たい方
・最初の恋が上手くいかなかった方
・故人に興味のある方
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