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投稿レビュー(18件)ダイアナは星3つ

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慈善活動のダイアナと事故死のニュースのダイアナ (投稿日:2014/1/12)

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元英国皇太子妃ダイアナの別居から亡くなるまでの話でした。
ガキの頃、パパラッチという言葉が流行り、それとともにダイアナ妃が亡くなり、宮殿の前が花で埋め尽くされる、そんな写真を覚えています。

ガキの頃を見たニュースの行間を埋めてくれたような映画でした。

亡くなる数時間前・・・
あるホテルの一室で男性たちに付き添われてエレベーターを降りていくダイアナ・・・

<3年前>
夫と別居して、子どもたちとも離れ離れの生活。
精神的にもまいってしまう生活をしていた。
公務の際に聞かれるのは、離婚の話ばかり・・・・

そんな中、友人の夫の危篤の電話が入る。
病院に直行すると心臓外科医のハスナットが彼女の前に現れる。
彼に惹かれ、彼の病院に理由を付けては訪問をする。

ハスナットもダイアナの想いに気付き彼女に惹かれていく。

ダイアナは宮殿、王室に内緒でBBCのインタビューに応える。
離婚騒動や、自分の想いなどを・・・・
共感してくれる人物は皆自分をけなし、行き場がなくなるダイアナ。
そんなときハスケットだけは自分のことをわかってくれていた。
わかってくれる人物がいることで彼女は自分のすべき行動に自信を持って取り組めるのだった。

しかし、ハスナットの存在も世間にばれ2人の関係も危うくなってしまう。
不安定な彼女の想いはハスナットを遠ざける。
心では彼を欲していた。

ダイアナはドディとクルーズに出かけある行動に出てしまう。

ガキの頃に思っていたのは
アフリカなどで表敬訪問するダイアナ元皇太子妃

新しい恋人とともにトンネルでなくなったダイアナ。

幼心に同一人物と思えない、そんな気持ちでいたのを覚えています。
この映画をみてその隔たりが埋まった気がします。

亡くなった時の恋人がハスナットでなかったということとその理由もこの映画で知りました。

あとこの映画の作り方ですね・・・
ケータイ電話をホテルにおいて部屋を去る。
エレベーター手前でケータイが鳴っている気がし、振り返る。
ホテルを後にして、帰らぬ人となる。

自分のやりたいことを行動力として持っている反面、もろい精神。
そんな風に思いました。»ガイドライン違反報告

投稿:どすん

評価:3
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結局…? (投稿日:2013/11/20)

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試写会で『ダイアナ』を見ました。

ナオミ・ワッツの演技はとにかく素晴らしいです。
ダイアナ役にぴったりです。

レッドカーペットを歩くシーンはとても魅力的だ。


ただ。正直この映画は微妙すぎる。
真剣なシーンにあえて笑いを入れている感じがどうにもうけつけない。
わざと笑いを取りに行った感がする。

ダイアナを二時間でかたるのはむずかしいんだろうな。»ガイドライン違反報告

投稿:ともりんこ

評価:3
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真実はどこに? (投稿日:2013/11/13)

本当にダイアナは逝ってしまったのか・・・。
いろいろな噂が錯綜しているけれど、どれもこれもダイアナの魅力がなせるワザ。
孤独だったんだな~ということが伝わってきました。
最後に、本当の恋ができたのか。その恋を守るために、結末がこうなったのか・・・
ダイアナは永遠に、歴史に残るプリンセスになったんだな~カミラはこうはなれないもんね。
「愛してるなんて、世界中の人間が言ってくれる言葉なんかいらない」なんてさびしい、心から出た言葉なんだろ。»ガイドライン違反報告

投稿:ぶんぶん

評価:4
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祈る想いです。 (投稿日:2013/11/10)

13年前のあの日、地方へ向かう夜行バスの中でニュースを観ました。今回の作品は、映画というよりドキュメンタリーとして観ましたが…。共に亡くなった相手が、愛する人ではなかったことを知り、衝撃を受けました。彼女に幸福な来世が訪れますように。
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投稿:ひさえ

評価:4
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事実と真実の間 (投稿日:2013/11/6)

ナオミ・ワッツが素晴らしい。別人だから勿論「そっくり」とはいかないが、ダイアナの雰囲気を余すところなく示し、可愛らしさと健気さを同時に表現して、ダイアナ以上のダイアナにまでなっていた。彼女がいなかったらこの映画は出来なかったろう。

映画は1996年の離婚から1997年8月31日の事故死までの2年間を描いている。チャールス皇太子やカミラなど、ゴシップを賑わす人物は登場せず、彼女の生きる揺らぎに焦点があてられる。実にうまい切り取り方だと思う。

「真実のダイアナを描く」という宣伝通り、本物のダイアナを観た思いがした。勿論これもフィクションだから、100%鵜呑みにするわけではないが、大金持のドラ息子ドディ・アルファイドとの浮名は何か彼女にそぐわないと、当時から思っていたのだ。本当の恋人はパキスタン人の外科医ハスナット・カーンで、ドディは単なる当て馬だったと言う説は、離婚後の彼女の「異常な行動」を理解するに十分である。

ハスナットはダイアナと結婚することは全世界と結婚することだという。一方ダイアナも、50億人の人が私を愛してくれるが、私の傍にいてくれる人は1人もいないという。不可能としか言いようのない関係に陥った二人の悲しみが胸を打つ。

事実と真実は違って良い。真実とは行為に与える理由付けだ。その「理由」が、その「行為」をどれだけ納得させ得るかで、真実の「当否」が決まる。この映画はまさに「真実のダイアナ」を描くことに成功している。

カメラワークも凝っている。この種の映画では、最初にヒロインの顔を見せるシーンに工夫が凝らされるが、冒頭カメラは若い女性がケータイをパウダールームに残し、男たちに囲まれてホテルの廊下を歩いてゆく姿を背後から追う。突然女性が振り返る遠景からのショットから、エレべーターの監視カメラにぼんやりと映される映像に切り替わり、次に屋外で群衆に取り巻かれる場面がでて、初めてダイアナの顔が写されるが、もう2年前のダイアナに遡っている。最初の長いショットの意味はなんだろう。

最後にこのシーンがそっくり繰り返される。だが今度はカメラは正面に回って彼女の顔を捕らえる。絶望にくれる彼女の顔の大写し。ケータイを捨てたのはハスナットとの関係が最終的に切れたことを示し、もう一度振り返る切ないシーンの意味も明らかになる。この直ぐ後で事故は起きる。

ケンジントン宮殿に花を添えるハスナットにもう誰も注意しない。ダイアナを王妃としてではなく、1人の女性としてのみ愛した、外科医の毅然とした頑固さに、男としての称賛を惜しみきれない。»ガイドライン違反報告

投稿:すすむA

評価:5
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愚かで正直なプリンセス。 (投稿日:2013/11/2)

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まったくの失礼を承知で申し上げるなら、
ダイアナってどこまで愚かで正直な女性だったのだろうと思う。
そこが一般市民から絶大な人気を得た親しみやすいプリンセス、
英国王室の印象を変えたとまで言われた所以なのだろうが、
彼女の性格(幼い頃からの家族関係)が災いしてか、一時も
平穏な安らぎを心に得られなかったんじゃないかというくらい、
彼女の表情も行動も、痛くて見ていられないシーンが多いのだ。

あの性格と大胆な行動に走らせる愚直さまでを受け止められる、
寛大な心を持ち合せる男性が現れてダイアナを救っていたなら…
などと、もはやあり得ないことまで祈ってしまった。
彼女が想い描く恋愛は立場を除きさえすれば成就しただろうか。
ハスナット医師との二年間に絞られて描かれたラブストーリーは
観る人によって様々な感情を抱かせる。
よくこんな真実を、わざわざ今になって描き出したと思うが
だからといって、20歳で王室へ嫁ぎ、王子を二人産んだ元妃への
愛情や尊厳が失われていいことにはならない。

彼女の行動を見ていると、注目を浴びること=愛されている確信が
顕著な反面、自分以外に関心が向くのを極端に恐れては傷つけると
いうことが多く、別れた相手への執着が強い。幼い頃の両親の離婚、
自身の結婚の失敗、誰も自分を愛してくれない・傍にいてくれないと、
そればかりに苦しめられては孤独感を募らせていく、という悪循環。

国民的スターが私生活も円満至極、とはあまり聞いたことがないが
これがドンと構えた性格の持ち主(あっちの夫人じゃないですが)なら、
「何が不倫だ、私は王妃よ」みたいなふてぶてしさが醸し出せたのに…
なんて(それだとおそらく人気は出ないだろうけど)、思ってしまう。
パパラッチへの対応でもあまりの酷さにブチ切れたかと思えば、
恋人の気持ちを試すために逆利用してみたりと、いかに情緒不安定
だったかが見てとれる。可哀想で仕方がないけれど、それは自身が
招いてる結果なんだよな…が見てとれるのだ。

今、彼女が存命だったら、どんな人生を歩んでいたかと想像する。
息子である王子が結婚、孫ができて、実母として喜びの境地だろう。
きっと未だあの美貌と人気は衰えず、追い回され、それでもどこか
安らぎを得られる新境地を、自身で見つけ出していたかもしれない。
そうであって欲しいとどこかで願っている。

N・ワッツもハスナットを演じた俳優も大健闘な分、虚しさが残る。

(36歳は早過ぎた。もっとたくさんの感動と経験が味わえたはずなのに)»ガイドライン違反報告

投稿:ひゃん

評価:3
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淡々と描かれる一人の女性の満たされない半生 (投稿日:2013/10/31)

王室(日本で言えば、皇室)というのはよく考えると不思議な存在だ。民主国家になった現在において、多くの主権国家にとって、もはや王室というのは象徴でしかない。そこに求めるのは憧れという感情ではなくて、むしろそこに安定的に存在しているという安心感だろう。不幸な事件や自然災害、政治的動揺などがあっても既にそこにある存在。だからこそ、多くの人が敬られるのだ。

この王室にあって、自分らしさを貫き、別居・離婚というスキャンダルにもまみれた女性ダイアナ。悲劇的かつ不可解な死で36歳という若さでなくなった彼女の、別居後から亡くなるまでの短い半生を描いたのが本作。自由奔放に生きたいと思っている自分と、パパラッチなど世間の目から逃れることができない現実の間で苦しむ姿を淡々と描いていくが、ちょっと淡々とし過ぎていて、何も心に留まることがないのが欠点。ナオミ・ワッツの化けっぷりも凄いとは思うけど、作品としては少し盛り上がりに欠けるかなという感じがします。

本作の監督は、「ヒトラー 最期の12日間」のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。「ヒトラー 最期の12日間」も同じようにヒトラーが自殺するまでの12日間を描いているのだけど、周りの人間たちとの世界の中で狂言回しのように悲しく最期を迎える姿を描いているのが印象的だった。本作では周りの人間というよりは、ダイアナの目線から主観的に描くのみなので、物語に共感できない要素が多いのかな、、、と、そんな気がしました。»ガイドライン違反報告

投稿:yendou

評価:3
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ダイアナ・・ (投稿日:2013/10/29)

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ナオミ・ワッツ頑張ってた。表情が、時々すごく似ていたわ。
ボロボロの姿で、一人ベンチで泣いている姿とか、可哀想・・恋に下手だね。
ハスナットは人間としては立派なんだけど、怒っている時の手の付けられ無さが嫌だな・・そりゃあ、災難だし、動揺するだろうけど、そう言う人と付き合っているんだから・・
それに、ドクターを止められないのは解るけど、一族や、ママを一度も説得しようとはしないんだね‥
そりゃあ、そういうお国柄なのかもしれないけど、本気がうかがえない。
ダイアナとの温度差を感じるわ。
素敵な人だった。愛されていた。でも自分が手に入れた普通じゃ無さと引き換えに失った物も多かった。それを受け入れきれて無かったかもね。

深夜、彼の家だけじゃなく、あちこちの家にもたらされた訃報。家々の電気が点いて行くのが印象的でした。
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投稿:

評価:3
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日本人にはわからなぃ感覚。 (投稿日:2013/10/24)


英国国民に絶大に指示され
世界的に有名なダイアナ。

でも、
この映画のようにパパラッチにおわれ
私生活のプライベートと無縁な彼女の人生は
かけがえのない存在である王妃をもたなぃ
日本人にはわからなぃ感覚。


内容、ストーリー展開は
だらだらし
あまり、良いものとは
言えなかったが
彼女がいかに
英国に愛されていたか。
その事実は感じられる
まさに
英国のロイヤルベビー誕生の
祝い事にぴったりの映画だと感じました…

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投稿:S

評価:3
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すれ違う女と男 (投稿日:2013/10/24)

本人がこの映画を見たら「大体この通りよ」と言うのでしょうか、それとも「全然違うわよ!」と言うのでしょうか・・。

超有名人ダイアナの話という事を除けば、内容はよくあるすれ違う男女の物語。
いくら携帯が普及して、いつでも連絡が取れる世の中になっても、男と女はすれ違うもの。
そして一度すれ違ってしまうとその溝はなかなか埋まらない・・。

本人の映像が残ってるシーンでは仕草を似せようと努力してる様子がうかがえました。

警護の人はさすがプロ!ですね。

 ・王子様と結婚してめでたしめでたしの続きを見たい方
 ・最初の恋が上手くいかなかった方
 ・故人に興味のある方
  にお勧めです»ガイドライン違反報告

投稿:2006年から映画

評価:4
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