飲食チェーン店でのいわゆる「ブラックバイト」をめぐる裁判は、千葉地裁で和解が成立した。
全文を読む
飲食チェーン店でのいわゆる「ブラックバイト」をめぐる裁判は、千葉地裁で和解が成立した。
この裁判は、「しゃぶしゃぶ温野菜」のすでに閉店した千葉県内の店舗で、2015年、アルバイトをしていた男子大学生が、長時間労働で大学の単位を落としたなどとして、損害賠償と未払い賃金あわせて800万円を支払うよう店舗を運営していた「DWE Japan」に求めたもの。
男子学生が所属する労働組合「ブラックバイトユニオン」によると、会社側が、男子学生に対し、長時間労働や店長らによる暴力などについて謝罪し、未払い賃金を含む解決金を支払うことで、9日に和解が成立したという。
男子学生は、「いい形で和解できてよかった。これを機にブラックバイトがなくなるといいと思う」と話している。
組合は、ブラックバイトをめぐる裁判の終結は全国初だとしている。
要約に戻る