NNNドキュメント

番組詳細説明（内容）

【見どころ】
松山大学女子駅伝部。高校から名をはせたエリート選手はいない、雑草集団。
それでも、目指したのは「駅伝日本一」。
夏には５０日間にもおよぶ「日本一長い合宿」、
ただ、ひたすらに、まっすぐに、カッコ悪く頑張る田舎の女子大生。
「こつこつ、丁寧に練習すれば、名門校に負けずに戦える。」
ときに涙し、ときに笑い、自分を信じ、
仲間を信じて…　そして2016年、ついに…。
青春の４年間をかける「駅伝ガールズ」、１０年の物語。

【内容】
学生数５９００人、愛媛県松山市にある私学、松山大学。「女子駅伝部」が誕生したのは２００８年。監督の大西さんが教員として赴任したのが始まりでした。集まった部員は２人。それでも大西監督は「駅伝日本一」を目標に掲げます。
「日本一になることが目的ではなく、日本一という目標を持って、やれることは全てやる。それが、彼女たちのその後の人生の糧になる。」
照明がないと手作りし、グラウンドには小さな畑も。寮の食事にでる野菜が植えられています。
２０１７年の部員は１６人。中央の有名大学とは違い、高校時代に陸上で名をはせた選手はいません。
「高校でやめようと思った」「自分のどこが良いのかわからない」
そんな雑草集団を大西監督は鍛え上げます。
1年のヤマとなるのは、５０日におよぶ「日本一長い合宿」。
折れそうなこころを抱えながら、自分を信じ、仲間を信じて、走る。
厳しい日々の中、監督と選手をつなぐのが「日誌」。選手たちは体調はもちろん、日々のできごと、思いを日誌に綴ります。それに監督が答える…創部以来、続いているこころの交流です。
そして２０１６年。松山大学女子駅伝部はついに日本一に！
２０１７年、注目が集まる中、雑草集団はふたたびの栄冠に挑みます。
はたして…　　　　　　　　　　　　　　
　（全日本大学女子駅伝　今年の大会日は10月29日）